ようこそゲストさん
[新規登録はこちら]
<用語解説>

クラウンガラス Crown Glass

 基本的(古典的)な二つの光学ガラスのうちの一つで(他方はフリントガラス)、低屈折率で低分散な特徴をもつ。このガラスは、屈折率(nd)が1.6以上でアッベ数が50以上、および屈折率(nd)が1.6以下でアッベ数が55以上のガラスを指す。無水珪酸(SiO2)を主材料に、炭酸カリウム(K2CO3)と炭酸カルシウム(CaCO3)を加えて合成される。二枚構成の色消しレンズの正エレメント(凸レンズ)は、多くはクラウンガラスで作成され、負エレメント(凹レンズ)にはフリントガラスが用いられる。クラウンガラスの名称は、溶融状態では粘度が高く、カットグラスなどの型に流し込む際に王冠(クラウン)のように膨れることから名づけられたと言われている。

※ 『レンズ辞典』用語は、どなたでもご覧頂けます。
※ 『レンズ事典』用語は、弊社出版書籍『レンズ辞典&事典』をご購入された方のみの特典となります。
 ご購入者で閲覧をご希望の方は 新規登録フォームよりユーザ登録をしてください。

レンズ辞典&事典とは?

レンズ辞典・事典

Webと密接にリンクさせた新世代の辞典&事典です。初心者の方には懇切丁寧に、専門家には困った時の頼みとして役立つ、わかりやすく詳細な内容です。本の内容をすべてWebで見ることができます。Web版には多くのリンクが張ってあり、説明を読んでわからないキーワードは、他の辞典項目や事典項目へジャンプして、その中身を理解することができます。

辞典項目は約800、最低限の数式や図表を含み、簡潔にキーワードが説明されています。事典項目は約150、重要なキーワードを1〜2ページ割いて丁寧に説明しています。辞典項目はどなたでも見ることができますが、事典項目は、本を購入した方のみ見ることができます。

(株)オプトロニクス社

〒162-0814 東京都新宿区新小川町5-5 SANKENビル
TEL(03)3269-3550 / FAX(03)3269-2551

※間違い電話が多くなっております。番号をよくご確認の上ダイヤルをお願いいたします。