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月刊OPTRONICS

月刊オプトロニクス表紙 光技術関連業界の最新情報が満載の月刊OPTRONICS。
技術者,研究者の方はもちろん,光に携わる方は是非ご購読ください!
 
2004.11 vol.23 No.275
11月号 特集

テラフォトニクスとその応用

総論−テラフォトニクスの歩みとこれから−

東北大学 伊藤弘昌

リング共振型広帯域波長可変THz波パラメトリック光源

(独)理化学研究所 南出泰亜,東北大学 伊藤弘昌

半導体によるテラヘルツ波の発生

(財)半導体研究振興会 田邉 匡生,佐々木 哲朗,須藤 建

有機DAST結晶を用いた広帯域波長可変テラヘルツ波光源

東北大学 谷内哲夫,中西八郎,伊藤弘昌

テラヘルツ時間領域分光法の基礎

京都大学 永井正也,田中耕一郎

生体関連分子のテラヘルツ時間領域分光

大阪大学 谷 正彦,山口真理子,山本晃司,萩行正憲

THz分光イメージング

(独)理化学研究所 川瀬晃道,渡部裕輝,小川雄一

米国におけるテラヘルツ波研究の動向

Photonics Physical Sciences Inc. Mark G. Allen

HUMAN INTERVIEW

光通信ビジネスに必要なのは,新しいサービスと共に増大するスパイラル的なメカニズム

(株)富士通研究所 桑原秀夫 氏

光学部品のABC 第8回

球面レンズ

昭和オプトロニクス(株) 藤江大二郎

光物性の基礎と応用 第11回

測定法(8)顕微分光

大阪市立大学 杉崎 満

シリーズ

IT市場ウォッチング 第44回

家庭用ゲーム機市場

(株)野村総合研究所 小林孝嗣

技術者・研究者のためのマネジメント学入門 第16回

モチベーション理論を見直す

横浜国立大学 鈴木邦雄,周佐喜和

ワン・ポイント結像光学 第20回

レンズと写真

朝枝 剛

光の研究コミュニティ ―技術進展を支える光関連研究会/グループ― 第20回

電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティ 電子ディスプレイ研究専門委員会(EID)

メルク(株) 苗村省平

光技術の研究開発・特許動向II/技術別に見る最新情報 第87回

干渉フィルタ

嶋本国際特許事務所 嶋本久寿弥太

BUSINESS & MARKET

▼ガラス製光ファイバ・ケーブル輸出の対前年比は13カ月連続のプラス
▼液晶テレビ生産の対前年比は12カ月連続のプラス
▼FTTHサービス加入の対前月純増数が3カ月ぶりに9万台に
▼光ファイバ出荷実績の対前年比は2カ月連続のマイナス
▼光通信用フィルタの世界市場,PONスプリッタ用が拡大傾向
▼米国のFTTP市場,2009年には32億ドルに
▼ソフトバンクBBとヤフー,FTTHサービス『Yahoo!BB光』を12月1日より開始へ
▼住友電気工業,汎用光ファイバ生産を子会社に移管へ
▼HDD内蔵型DVDビデオレコーダ,2004年8月国内出荷は前年比431.1%の23万1,000台
▼Blu-ray Disc Association,20世紀フォックスが参加と発表
▼『HD DVD プロモーショングループ』設立
▼日亜化学工業,来春に次世代光ディスク向け青紫色レーザを量産へ
▼SED,2005年中に量産開始―キヤノンと東芝が合弁会社設立へ―
▼ローム,有機ELディスプレイモジュールの量産を開始へ
▼東芝とソニー,フルカラー有機ELディスプレイパネルを量産へ
▼半導体製造装置世界販売の対前年比は13カ月連続のプラスに
▼ニコン,半導体露光装置特許係争で和解金獲得へ
▼凸版印刷,DuPont Photomasks を買収へ

NEWS FLASH

▼産業技術総合研究所と東京大学,偏光を考慮した新幾何光学方程式を立証
▼日本電気と情報通信研究機構,40kmの量子暗号光ファイバ伝送で100kb/sの暗号鍵生成レートを達成
▼情報通信研究機構,40Gb/sレートの光パケットネットワーク特性評価装置を開発
▼物質・材料研究機構,ファイバヒューズの超高速写真撮影に成功
▼フェムト秒テクノロジー研究機構,160Gb/s信号光の波長変換を実証
▼日本電気,PLC技術を用いた広帯域チューナブルレーザを開発
▼東陶機器と日本電気硝子,特殊ガラス製のレセプタクルを開発
▼日本電気,出力300mW以上の次世代光ディスク用青色レーザ素子を開発
▼シャープ,世界最大65V型の液晶テレビを開発
▼Lumileds Lighting,カメラ付き携帯電話向け高輝度LEDを開発
▼神奈川科学技術アカデミー,高輝度・低電圧駆動の高分子型有機EL素子を開発
▼三菱電機,両面表示の液晶ディスプレイを開発
▼東京農工大学と米国ケント州立大学,TLO連携で液晶関連技術を相互流通へ
▼科学技術振興機構,東北大学,大阪大学の共同研究グループ,半導体を用いて「量子もつれ光子」の発生に成功
▼古河電気工業と東京都下水道サービス,光ファイバセンサを用いた越流水発生検知システムを開発
▼日本光学会光設計研究グループ『第7回光設計賞』受賞者を決定

PHOTONICS SPECTRA


EVENT INFORMATION


Zoom in USA

40 Gシステム再来?

TriQuint Optoelectronics 水原 修

光のARPEGGIO

子どもたちに明るい未来を

(社)応用物理学会 伊藤香代子

PRODUCTS INFORMATION

今月のコメント

 電波と光波の中間に位置するテラヘルツ帯電磁波の開拓研究は,一部研究者を除いて長い間あまり行なわれてこなかったと言えよう。ところが近年になって,光波技術を用いてテラヘルツ帯にアプローチしようという「テラフォトニクス」が注目を集め,その研究が活発化している。注目すべきは,このテラヘルツ帯に関する研究では,1960年代の初頭より我が国の研究者が先駆的な役割を果たしてきたということだ。今月号の特集ではライフサイエンスや農学,食品,化学,通信,計測,天文,セキュリティなど,様々な科学技術分野での応用が期待されるテラフォトニクス研究の最新動向を取り上げてみた。

 今から5年前の1999年9月30日,茨城県東海村のジェー・シー・オー(JCO)東海事業所の転換試験棟でウラン溶液を製造中,バケツで大量の溶液を一度に沈殿槽へ投入したため臨界状態が発生,放出された中性子で作業員二人が死亡するという事故が発生した。我が国原子力史上最悪とも言うべき,この事故を鮮明に覚えている方も多いと思う。事故は何故おきたのだろう。技術開発などに伴う事故に関する研究を行なっている失敗学会の分析によると(10月14日付・日経産業新聞),JCOでは1980年半ばから1990年にかけ生産工程が複雑になったにも関わらず,現場社員の数が半分になり,その結果作業量が増えていったという。また,長年現場責任者を務めたベテラン社員が事故前年に配置転換になって,知識不足の社員が増えたことも原因の一つのようだ。技術要員の安易なリストラは見直すべきだとして,リストラの影響で研究開発要員にもしわ寄せが及んでいる産業界の現状に警鐘を鳴らしている。

 外国人研修・技能実習制度を利用して働く外国人実習生への賃金未払い等のトラブルが後を絶たないという(10月14日付・朝日新聞)。この制度は,日本の技術を開発途上国に移転して国づくりに役立ててもらおうと1993年にスタート。1年目に研修生として日本語を学びながら受け入れ企業で働き,2年目から企業と雇用契約を結んで最長3年まで働けるというもの。2003年度に実習生は2万7,000人に達し,受け入れ企業数も9,000社を超えた。実習生にとっては母国では得られない高収入が手にできるし,企業側,特に人材不足に悩む企業にとっては労働力が確保できるというメリットがある。ところが,一部では給与が最低賃金を下回っていたり,賃金未払いなどのトラブルも増えているという。不法滞在外国人の犯罪増加が問題になっているが,一方でこのようなフェアでない行為が行なわれているとは何とも嘆かわしい。労働力は「もの」ではないだろう。

 ダボス会議の主催で知られる世界経済フォーラムが発表した「2004年世界競争力報告」の中で,日本が前年の11位から9位にランクアップした。同フォーラムが調査を開始した1996年以降で日本がベストテンに入ったのは今回が初めて。2000年と2001年が21位であったことを考えると,日本経済は確実に復活しつつあるという印象を受ける。もちろん競争力の源泉の一つが「人」であることも忘れてはならない。

編集長 川尻 多加志

次号(12月号)の特集予定

特集「有機光デバイスの最新動向(仮題)」

▼総論
▼有機ELディスプレイ
▼有機光導波路
▼フィルム型カラフル太陽電池“レインボーセル”の開発
▼フォトポリマーシートを用いたBDタイプ多層ROMディスク
▼有機半導体レーザ

(都合により,内容に変更のある場合があります。)

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