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レンズ技術特別セミナー 講演内容詳細

 

【LS-1】 レンズ設計・評価のための光学基礎(1)

レンズ入門

初歩的幾何光学の範囲で、レンズの結像作用を説明する。まず、単レンズによる結像公式を示し、顕微鏡や望遠鏡など様々な光学器械の基本的骨組みは単レンズの組み合わせで記述できることを示す。複数のレンズからなる光学系の主点、焦点距離や倍率、像の明るさなど光学器械の基本仕様の理解に必要な概念を解説する。
 (株)ニコン
 青野 康廣 氏


収差入門

市販のテキスト松居吉哉著「結像光学入門」や「収差論」に準じる内容で、
 (1)絞りと瞳、
 (2)収差とは何か、
 (3)ザイデルの5収差と2つの色収差の説明、
 (4)3次収差論概要、
 (5)収差図の表わし方・見
方となる予定である。
なお、講義資料は上記テキスト等市販資料をもとにパワーポイントで作成したものを用いる予定。
 キヤノン(株)
 荒木 敬介 氏

波動光学入門

レンズの詳細な性能評価には波動光学的評価が不可欠となる。本講演では,レンズ評価に必要となる回折を中心とした波動光学的基礎知識や,波面収差と回折像を基にするレンズの評価法について解説する。
 KMオプトラボ
 山本 公明 氏

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【LS-2】 レンズ設計・評価のための光学基礎(2)

フーリエ光学

フーリエ光学は,画像を空間周波数成分に分解し(画像を格子縞の集まりと考えること),各空間周波数成分の結像特性(OTFあるいはMTF)から,像形成を議論する光学の一分野である。フーリエ光学を成り立たせる根拠は二つある。
(1)線形システム理論。この理論は,線形性やシフト不変性など,いくつかの一般的な条件を仮定するだけで,システムの動作特性を解析する強力な道具を与えてくれる。フーリエ光学はこの線形システム理論を,光学系による像形成に応用した理論である。
(2)レンズのフーリエ変換作用。平面状の物体をコヒーレントな光で照明すると,レンズの焦点面(フーリエ面)上に物体のスペクトルが形成される。線形システム理論では「周波数空間」は仮想の空間であるが,光学系では,物体面=実空間と,フーリエ面=周波数空間を実際に見ることができる。
セミナーでは,フーリエ光学の基礎と,その中心概念であるOTFについて述べる。
 東京大学
 黒田 和男 氏

回折型レンズの設計

回折光学素子を収差補正を目的としてレンズ系に導入する際の基本的な設計方法を解説します。回折レンズの性質と光線追跡、分散と回折効率、回折形状への変換、結像性能の評価計算などを分かりやすく説明します。
 (株)トプコン
 鈴木 等 氏

干渉計測の基礎

レンズ製造過程で用いる干渉計測評価法に必要な基礎知識として、レーザー光源の性質、半導体検出器と雑音、位相の変調法と計測法、各種の干渉計、物理量(波面収差、表面形状、厚さ、段差高、非球面量等)測定の原理と精度、現状の問題点について解説する。
 産業技術総合研究所
 日比野 謙一 氏

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【LS-3】 レンズの材料・加工・計測技術(1)

光学ガラスの基礎知識-新しいガラス材料が新しい光学を拓く-

光学系の発展は、その材料であるガラスの進歩無くしては考えられない。新ガラスの開発が、新しい応用分野を拓き、応用分野が新しいガラスの開発を刺激するというガラス開発の順サイクルが進んでいる。液晶パネルなどの高性能電子産業向けガラスとともに、ミクロ構造を制御するナノガラスの発展も著しい。
ガラスの基礎理論を述べると共に、最新のフェムトレーザを応用した3次元制御可能なガラスの開発までを解説したい。
 諏訪東京理科大学
 西澤 紘一 氏

光学薄膜の設計・成膜・評価の基礎

光学薄膜が使われる分野は年々広まっており、光学機器以外にも応用されている。光学薄膜を製品化する上で、必須な設計・成膜・評価の一連の工程を、AR(反射防止)コートを中心に最新技術及び今後の展望をおり込みながら紹介する。
 オプトグリーン「環境光学研究所」
 生水 利明 氏

微細構造による反射防止

従来の蒸着などによるコーティングに代わって、光学素子の表面に微細な構造を形成することで反射防止機能を持たせる方法が提案されている。
性能向上、工程の簡素化、コストダウンが期待される新しい製造方法を紹介する。
 コニカミノルタテクノロジーセンター(株)
 西田 直樹 氏


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【LS-4】 レンズの材料・加工・計測技術(2)

マイクロレンズの作製・評価

近年ではウエハレベル実装された撮像デバイスが発表されるなど、マイクロレンズの応用技術が注目されている。本講演では主に作製技術の観点からマイクロレンズの特徴、実装、評価等について紹介する。
 (株)リコー
 佐藤 康弘 氏

プラスチック光学レンズの成形加工

1. 最近のプラスチック光学レンズについて
2. 金型の特徴
3. 成形加工
4. 射出圧縮成形
5. 射出成形機
6. 成形システム
 住友重機械工業(株)
 小西 俊朗 氏、今冨 芳幸 氏

マイクロ非球面金型の精密加工と計測

ガラスレンズは,超硬合金などのセラミックス型を非球面形状に超精密研削・研磨し,その型を用いてガラス成形法により量産されている.本講演では,後者の非球面レンズと成形型の高精度・高能率加工を実現するために以下の周辺技術について述べる.
(1)微細フレネルレンズ成形用金型の超精密研削加工
(2)マイクロアレイレンズ成形用金型の超精密研削
(3)PCD工具によるマイクロアレイの切削加工
(4)超音波振動援用研磨によるマイクロ非球面の研磨加工
(5)接触角一定走査法による非球面形状のオンマシン計測システムの開発
 中部大学
 鈴木 浩文 氏


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【LS-5】 照明光学系の基礎と応用

照明光学の基礎

最初に、照明に固有な光学素子(集光ミラーや照度均一化素子)の構成・機能等について幾何光学に基づき解説する。さらに、光をエネルギー流束と見なす測光学の立場からの考察も加える。最後に半導体露光装置(ステッパー)を例に採り、照明系の具体的な構成について示す。
 (株)ニコン
 松本 宏一 氏

顕微鏡の照明系

光学顕微鏡というと古典的なイメージを持たれがちですが、照明光学系を工夫することにより、非侵襲で多くの光情報を取り出すことが出来る最先端の光学機器に進化しています。本講演ではこのことをご理解頂くため、以下の内容を説明致します。
・明視野観察、暗視野観察とケーラー照明
・位相差・微分干渉観察・蛍光観察における照明系
・レーザー走査型顕微鏡の照明系
 オリンパス(株)
 阿部 勝行 氏

液晶プロジェクターにおける照明系設計

プレゼンテーションツールとして、広く使われるようになったプロジェクターは、教育市場、ホーム市場へと更に市場規模を拡大している。市場の広がりに伴い、利用されるシーンも幅広くなり、求められる性能も製品ジャンルにより変化してきている。
ここでは、当社の得意とする3板式液晶プロジェクターの基本構成を説明し、この照明系に求められる機能を、ランプやパネルなど使用する光学部品の特性と合わせて解説し、課題と今後の展望を述べる。
 セイコーエプソン(株)
 柳澤 博隆 氏

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【LS-6】 デジタルカメラの技術

一眼レフ用高倍率ズームレンズの設計研究

レンズ1本で広角から望遠、更にマクロまで撮影出来る万能レンズが、高倍率ズームのメリットです。その高倍率ズームレンズのパイオニアと呼ばれるタムロンの開発の歴史と光学設計技術のトレンドについて概観する。
 (株)タムロン
 桜庭 省吾 氏

デジタルカメラ画像入門

デジタルスチルカメラ(DSC)の画像処理の中身とは何か。補間と解像、ISO感度とノイズ、色空間と色再現、階調処理、光学収差の影響など画質向上への原理的問題を解説する。また、感覚量である色をどうやって数式化するのかとか、目と脳の関係にも触れたい。
 (株)ニコン
 歌川 健 氏

デジタルカメラの手振れ補正技術

手ブレによる画像劣化を抑える「手ブレ補正技術」は最近ではビデオカメラや一眼レフカメラ、デジタルコンパクトカメラ等に広く展開されてきている。
本講演ではデジタルカメラにおける手ブレ補正システムの基礎を説明すると共に現在主流となっている技術の紹介を行なう。
 キヤノン(株)
 鷲巣 晃一 氏

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