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 月刊オプトロニクス2017年7月では「中赤外レーザー光源技術とその応用」を特集し、好評をいただきました。特集では,1.5μmより長波長域において進展している光源技術とその応用展開を解説しています。今回、2017年7月特集号と連動したセミナーを開催します。中赤外レーザー光源技術への期待と応用の可能性を示すもので、参加者との議論を期待しています。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

会期・会場

2017年10月27日(金) 10:00〜17:00(受付9:30〜)
飯田橋レインボービル 2階A会議室(東京・神楽坂)

プログラム

10:00〜11:00 中赤外光源技術への期待と応用の可能性
東海大学 山口 滋 先生
<講演要旨>
赤外の光源技術は従来からいろいろな発生方式が試みられ、現在も盛んに研究開発が行われてます。講演者はこれまで、中赤外の光源技術を環境計測や微量物質計測への応用を念頭に分光計測の技術と必要な赤外光源の研究を中心に据えてきたので、まず、これらの用途の光源について、概要を紹介します。さらに、ここでは、従来のガスレーザーや波長変換の原理も簡単に紹介し、現在進展しつつある赤外線高出力レーザー光源の応用分野をより広く加工用の光源についても触れます。
中赤外光源の研究開発は、半導体レーザーの進展で波長範囲が拡大してきたとも言えます。半導体レーザーの開発初期には、6μmより長波長の鉛塩を利用したレーザーが提案されていましたが、現在では、このような領域は量子カスケードレーザー等が高出力で線幅や波長の制御も安定してきて、入手もしやすくなってきました。5μmより短い波長領域では、レーザー波長の混合を利用した発生技術も十分に実用に耐えうる状況と言えます。特に光通信波長に用いられる半導体レーザーやファイバーレーザーを利用した赤外光源は出力安定性や信頼性が高く様々な用途に向いていると言えます。
一方、赤外線の光源による検知や制御には、半導体光センサーが用いられますが、多くの場合、冷却が必要で本質的に背景光の影響を受けやすいです。講演者らが最近、研究している赤外光吸収検知手法についても紹介します。
11:00〜12:00 産業・医療用途向け次世代メタルシールドCOレーザー
コヒレント・ジャパン(株) 東谷 明郎 先生
昼休み(12:00〜13:00)
13:00〜14:00 中赤外レーザーの医療応用
大阪大学 間 久直 先生
<講演要旨>
これまでレーザー光源の種類が非常に限られていた中赤外線領域では,分子固有の吸収に対応した波長のレーザーを利用することにより低エネルギーで高い治療効果を与えることができ,安全なレーザー治療を実現することができます。また,使用する波長や照射エネルギーが治療対象(疾患部位)の正常組織に低侵襲であれば,疾患選択的な治療も夢ではありません。そして,これら応用技術の実用化を目指して光パラメトリック発振や差周波発生などの波長変換技術を用いた小型・高出力な波長可変レーザー,および量子カスケードレーザーのような小型光源などが開発され,高出力化が進められてきています。これらに加え,中赤外レーザーを伝送可能な中空光ファイバーが開発されたことで,今後,中赤外レーザーの医療応用がさらに拡大していくと予想されます。
14:00〜15:00 量子カスケードレーザーの進展とその応用
浜松ホトニクス(株) 秋草 直大 先生
<講演要旨>
量子カスケードレーザー(Quantum Cascade Laser; QCL)は、4μm〜10μmに発振波長をもつ中赤外帯の半導体レーザーです。いわゆる「分子の指紋領域」と呼ばれる様々な分子の基本振動に由来する強い吸収線に一致した発振波長を有するため、高感度・高分解能なガス計測用のレーザー光源として実用化が進んでいます。量子カスケードレーザーの極めて高い波長分解能、および波長制御性により、グローランプと光学フィルタを組み合わせた非分散赤外吸収方式のガス分析計 (Non-dispersive Infrared absorption, NDIR) では不可能であった干渉ガス雰囲気中のリアルタイム計測や、ppb (parts per billion) より希薄な濃度の極微量検出など、次世代のガス計測用・赤外分析用光源として普及しています。量子カスケードレーザーはデバイス研究においても大変興味深く、テラヘルツ帯での発振が実現されるなど、これまでの半導体レーザーの常識を覆す特性が得られております。
本セミナーでは、量子カスケードレーザーの原理と特徴を、具体的な応用例と将来展望を織り交ぜながら概説します。
休憩(15:00〜15:10)
15:10〜16:10 擬似位相整合LiNbO3導波路による広帯域中赤外レーザーの発生と分光応用
東海大学 遊部 雅生 先生
<講演要旨>
様々なガスは分子構造に特有の吸収スペクトル、所謂指紋スペクトルを示すことが知られています。特に中赤外波長域では分子の基本振動に基づく強い吸収が得られるため、この波長域において指紋スペクトルの分光を行うことができれば、各種ガスの同定などを高感度、かつ高速に行うことが可能になると期待できます。
一方で近年、近赤外波長域においてはモード同期ファイバレーザ等の技術の進展により広帯域光発生を容易に発生することが可能となっています。広帯域近赤外光を一括して中赤外波長域へ変換することができれば、各種ガスの指紋スペクトルの分光用光源として有望です。
本講演では近年我々が取り組んでいる、擬似位相整合LiNbO3導波路を用いた差周波発生による、広帯域中赤外光の発生について紹介します。具体的には擬似位相整合技術を用いた波長変換技術について解説するとともに、近年の導波路形成技術の進展による変換効率の向上について述べます。さらに、LiNbO3の周期分極反転構造の周期をチャーピングさせるとともに、変換帯域中の変換効率のリップルを低減するため、サンプリング構造を導入したアポダイゼーションを施し、平坦な波長変換特性を得る技術を解説します。また中赤外光源を用いた炭化水素系ガスの分光やセンシング応用の例についても紹介します。
16:10〜17:00 名刺交換会
配布資料 月刊オプトロニクス2017年7月号(紙版+PDF)および講演資料
※上記プログラムは2017年9月11日時点のものです。予告なく変更される場合もございますので、予めご了承下さい。

受講料・申込方法 他

受講料 ■月刊OPTRONICS 定期購読者:\32,000(税込)
 お申込みの際に読者番号(雑誌送付の宛名ラベルに記載)をご記入下さい。
 注)団体でご購読の場合は、団体内で2名様に限ります。
■定期購読(1年)と一緒に申し込み:\32,000 + \11,880(税込)
 ※購読期間は2017年10月号から1年間です。
 ※購読料(\11,880)は別途請求書をお送りいたします。
 ※雑誌送付先やご希望の開始号等、ご要望がございましたら備考欄にご記入ください。
■一般:\35,000(税込)
定員 50名(定員になり次第締切、ただし開催1週間前までに最少催行人数10名に達しない場合は開催中止にすることがあります。)
申込方法 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。
受付が完了しましたら、受講票と請求書を郵送致します。お支払いは指定の金融機関にセミナー開催前までに受講料をお振込み下さい。
受講票は当日ご持参下さい。
キャンセル
規程
お客様のご都合による受講解約の場合、10/13(金)までは受講料の50%、10/14(土)以降につきましては受講料の全額を解約金として申し受けます。
主催 月刊 OPTRONICS
お問合せ (株)オプトロニクス社 担当:三島
Tel:(03)3269-3550 E-mail:mishima@optronics.co.jp
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