光学設計セミナー
<2016年度>
第3回 スケジュール

午前 (9:30〜12:30)

波面収差・収差論1

コニカミノルタ(株) 開発統括本部
宮前 博 氏

収差とは何かを理想結像との違い,光束の対称性の観点から分類する。光線収差と波面収差の関係について述べる。これらは瞳座標と像高で展開することができ,最低次が5種類の3次収差である。近軸色収差を含めこれらの特徴を解説する。

カリキュラム

■ はじめに
■ 波面収差
・波面収差の定義
・波面収差と光線収差の関係
・参照球面の中心移動
■ 収差の近似と収差係数
・波面収差の級数展開
・3次収差の横収差
・3次収差の性質
  (1) 3次の球面収差
  (2) 3次のコマ収差
  (3) 3次の非点収差と像面湾曲
  (4) 3次の歪曲収差
・近軸色収差とその性質
  (1) 軸上色収差
  (2) 倍率色収差
  (3) 色収差の表示

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午後 (13:30〜16:30)

波面収差・収差論2

コニカミノルタ(株) 開発統括本部
宮前 博 氏

光学系の構成(RDN)から収差係数を導出する公式を紹介し,簡単な具体例につき演習を行う。非球面の影響や収差係数の規格化の意味について述べる。球面収差,コマ収差,ペッツバール和などの収差の補正法の基礎的事項に触れる。

カリキュラム

■ 収差係数
・収差係数の計算
・収差係数の正規化
・絞りを密着させた薄肉単レンズの収差
■ 収差の補正
・近軸色収差の補正
・ペッツバ−ル和の補正
・コマ収差と正弦条件

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