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(株)オプトロニクス社

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 月刊オプトロニクス2017年11月号特集では、テラヘルツ波の利用応用に焦点を当てました。電波と赤外線との間に位置するテラヘルツ光の利用で、特に注目されているのはセンシングと無線通信です。研究トピックではセンシングについて,電力設備の非破壊検査,半導体材料・デバイス評価,高分子材料への検査を取り上げています。
 好評をいただいたテラヘルツ波利用応用特集号ですが,2018年2月26日に本特集と連動したセミナーを開催いたします。テラヘルツ波の発生と検出の動向から,利活用が期待されているセンシング応用技術について解説します。ぜひご参加をお願い申し上げます。

会期・会場

2018年2月26日(月) 10:15〜17:00(受付9:45〜)
飯田橋レインボービル1階A会議室(東京・神楽坂)

プログラム

10:15〜11:15 テラヘルツ波利用応用への期待
理化学研究所 大谷 知行 先生
11:20〜12:20 テラヘルツ波による電力設備の非破壊検査
電力中央研究所 布施 則一 先生
<講演要旨>
光波・電磁波による非破壊検査は,評価対象機器に接触せずにその内部を評価する。テラヘルツ波は,各種プラスチックやセラミックのコーティングに対し良好な透過特性を持つ。当所では,この特性を利用し,火力発電所のガスタービン翼に施される遮熱コーティングの健全性評価,および,鋼材の塗膜下発錆検出に関する技術開発を行っている。本講演では,この2例について概要を紹介する。
送・変電設備で用いられる構造材やタンクは防食が施されているが,経年とともに塗装に亀裂などが入り,塗膜下腐食が誘発される。防食樹脂塗料材料は中赤外から遠赤外領域にかけて吸収バンドを示すが,THz帯に対しては高い透過性を示す。一方,このTHz波は,鉄錆には強く吸収される。そのため,反射THz波の強度分布計測により,塗膜下での腐食を2次元的に「透視」できる。
火力発電用ガスタービンに使用される各種動翼・静翼には,耐熱合金を保護する遮熱コーティング(TBC)が施される。このTBCによる遮熱機能(熱抵抗)の維持・管理はタービンの運用に重要である。しかし,プラズマ溶射により形成されるTBC膜は,超音波測定時にカプラントを浸透してしまう。電磁波の利用においても,その高い遮熱性能から,遠赤外領域までに対して透過性が見込めない。一方,THz波はこのTBC素材に対し高い透過性を示し,その膜厚の非破壊検査応用が期待される。
12:20〜13:20 昼休み
13:20〜14:20 レーザーテラヘルツ放射顕微鏡を利用した半導体材料・デバイス評価
(株)SCREENホールディングス 中西 英俊 先生
<講演要旨>
レーザーテラヘルツ放射顕微鏡(Laser Terahertz Emission Microscope:LTEM)は,フェムト秒レーザーパルスを分析対象材料に照射し,放射されるTHz波を検出・イメージ化する技術である。LTEM技術によって半導体材料から放射されるTHz波には,光励起キャリアの生成,電荷分離,電荷輸送,および再結合という一連の現象に関する情報が含まれている。半導体材料・デバイスの場合,材料界面(表面含む)に電界が存在し、その電界が存在する領域からTHz波が放射される。すなわち、LTEM技術により,半導体材料・デバイスの界面情報を選択的に取得することが可能となる。フェムト秒レーザーパルスを照射する領域からTHz波が放射されるため,THz波を材料に照射するTHz-TDSに比べて高い空間分解能が得られることも特長の一つである。弊社は,大阪大学レーザー科学研究所斗内研究室と共同で,LTEM技術の太陽電池局所特性評価への可能性を示し,LTEM太陽電池評価実証機を開発した。産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所(FREA)に同実証機を設置し,同研究所と結晶Si太陽電池の高効率化,長寿命化を目指した研究を行っている。本講演では、LTEM技術を利用した太陽電池、Siパッシベーション膜、GaNウエハ、SiCウエハ/エピ膜の各評価事例を紹介する。
14:25〜15:25 テラヘルツ波電力モジュール
静岡大学 蔦木 邦夫 先生
<講演要旨>
近年、無線インターネットやスマートホン等の普及に伴い、無線通信分野においては高速・大容量化の要求が益々強くなっている。これらの要求に応えるため、テラヘルツ帯等のより高い周波数領域への利用拡大の活動が、各国で活発に進められている。テラヘルツ帯の利用を拡大する上での大きな課題の一つは送信デバイスにある。また、センサー・イメージングの分野でもより高精細な画像を得るために短波長化つまり高周波数化が進められている。さらには分析の分野ではあらゆる周波数帯の電磁波を必要としており、テラヘルツ帯は最後に残された周波数領域と言われ、電磁波源としてのデバイス実現の基本的な要求がある。しかしながら、高周波数化とともにデバイスの構造が微細化し、これに伴い大きな電力を扱うことが難しくなり、到達出力は低下する。テラヘルツ帯の電磁波を発生するデバイスとして、半導体デバイスによるものとTWTやEIK, BWO等の真空管があり、現在両者とも活発な研究開発が進められているが、高出力を発生する目的のためには、真空管が有利である。とりわけ高速・大容量無線通信の送信器としては、広帯域でかつ小型化が可能な進行波管(TWT:Traveling Wave Tube)が有望な候補の一つである。
本セミナーでは、一般的なTWTの動作原理や構造を紹介した後、テラヘルツ帯TWTの開発動向や設計手法及び試作結果を中心に開発の現状を報告する。さらに、TWTを実際に使用する上で重要となる電力モジュールの技術について紹介する。
15:25〜15:35 休憩
15:35〜16:35 テラヘルツ光を用いた複屈折計測による高分子材料のひずみ検査
慶應義塾大学 渡邉 紳一 先生
16:35〜 【質疑応答・名刺交換会】
配布資料 月刊オプトロニクス2017年11月号(紙版+PDF版)+ご講演資料
※上記プログラムは2017年11月13日時点のものです。予告なく変更される場合もございますので、予めご了承下さい。

受講料・申込方法 他

受講料 ■月刊OPTRONICS 定期購読者:\32,000(税込)
 お申込みの際に読者番号(雑誌送付の宛名ラベルに記載)をご記入下さい。
 注)団体でご購読の場合は、団体内で2名様に限ります。
■定期購読(1年)と一緒に申し込み:\32,000 + \11,880(税込)
 ※購読期間は2017年12月号から1年間です。
 ※購読料(\11,880)は別途請求書をお送りいたします。
 ※雑誌送付先やご希望の開始号等、ご要望がございましたら備考欄にご記入ください。
■一般:\35,000(税込)
−−−早期割引−−−
2018年2月16日(金)までにお申し込み
いただくと下記割引価格にて受講いただけます。
・月刊OPTRONICS 定期購読者:\32,000\30,000 (税込)
・一般:\35,000\33,000 (税込)
定員 50名(定員になり次第締切、ただし開催1週間前までに最少催行人数10名に達しない場合は開催中止にすることがあります。)
申込方法 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。
受付が完了しましたら、受講票と請求書を郵送致します。お支払いは指定の金融機関にセミナー開催前までに受講料をお振込み下さい。
受講票は当日ご持参下さい。
キャンセル
規程
お客様のご都合による受講解約の場合、2018年1月26日(金)までは受講料の50%、27日(土)以降につきましては受講料の全額を解約金として申し受けます。
主催 月刊 OPTRONICS
お問合せ (株)オプトロニクス社 担当:三島
Tel:(03)3269-3550 E-mail:mishima@optronics.co.jp
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