◆ マイクロエレクトロニクス製造技術の国際展示会 《SEMICON Japan 2016》
◆ 地図はここにある。さぁビジネスの新大陸へ! ◆ 同時開催 WORLD OF IOT
◆ 12月14日(水)〜16日(金) | 東京ビッグサイト東展示棟・会議棟
◆ 展示会入場登録・セミナー申込 ⇒ http://www.semiconjapan.org/jp/
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冬の客人
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いよいよ朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。寝室の窓の外に結露を拭
くための雑巾を干しているのですが,いつの間にかそれを布団代わりにカメム
シが冬眠を始めていました。刺激すると悪臭を放つ短気な客人ですが,追い出
すこともあるまいと,毎朝挨拶を交わしています。
一般的にはその匂いだけでなく,大量発生したり農業害虫となる種もいるこ
とから嫌われることの多いカメムシですが,国によっては食べる習慣があるそ
うです。なんと生食をする地域もあるというのですから,やはり世界は広いと
感じます。
カメムシには植食性と肉食性の両方がおり,肉食性の種類を利用して害虫を
駆除しようとする試みがあります。先日はその研究を取材をしてきました。も
ちろん,そこには光が上手く利用されていることは言うまでもありません。月
刊OPTRONICSのインタビューに掲載予定ですのでお楽しみに。
ちなみに東南アジアを中心によく食べられているタガメや,美味しい虫とし
て注目が上がっている(?)セミもカメムシの近縁種だそうです。そう考える
とカメムシを食べる人達がいるのもうなずけます。とは言え,寝床の客人を叩
き起こして朝食に…という気にはなれそうにありませんが。【杉】
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OPTRONICS ONLINE 「オススメ記事/動画」
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■東洋の製薬王(発明・特許のこぼれ話)
http://www.optronics-media.com/publication/publication03/20161121/44802/
ショートショートの名手,星新一の父である星一(ほしはじめ)の話です。
タイトル通り,製薬で財を成しただけでなく,世界で政界でと八面六臂の活躍
を見せた人物で,さらには発明家でもあったようです。才能に溢れる家系とい
うのは果たして遺伝なのでしょうか。
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【OPTRONICS Twitter/facebookのつぶやき】
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今週の気になるニュース/製品情報
※【Webで注目の光技術】はネット上で見つけた話題です。ソースを確認し
ていませんので,内容についてはご自身で判断をお願いします。
【光技術】
■東北大ら,新しい深紫外線〜緑色偏光光源を開発
http://www.optronics-media.com/news/20161125/44835/
■横国大ら,テラヘルツ波を高速に測定する手法を開発
http://www.optronics-media.com/news/20161125/44840/
■NEDO,熱電ハイブリッド太陽電池を実証試験
http://www.optronics-media.com/news/20161124/44831/
■JASRIら,不思議なCNT内の水の状態を解明
http://www.optronics-media.com/news/20161124/44826/
■NIMSとパナ,先端材料研究センターを設立
http://www.optronics-media.com/news/20161125/44837/
【市場・ビジネス】
■富士通,フィンランドに植物工場による農産企業を設立
http://www.optronics-media.com/news/20161130/44871/
■三菱化学,五ツ星レストランに植物工場を設置
http://www.optronics-media.com/news/20161130/44867/
■アイリスオーヤマ,LED照明工場を新設
http://www.optronics-media.com/news/20161124/44822/
■シチズン,LED新工場を山梨に設立
http://www.optronics-media.com/news/20161124/44820/
■市光工業,仏ヴァレオ子会社に
http://www.optronics-media.com/news/20161130/44877/
■NEC,TOBにより日本航空電子工業を子会社化
http://www.optronics-media.com/news/20161129/44860/
【医療・バイオ】
■浜ホトら,レーザー血栓溶解治療システムを開発
http://www.optronics-media.com/news/20161129/44855/
■京大,近赤外域で残光を示す蛍光材料を開発
http://www.optronics-media.com/news/20161129/44852/
■AMED,8K内視鏡開発の委託先を決定
http://www.optronics-media.com/news/20161125/44844/
■農工大ら,赤色光による遺伝子発現センサーを開発
http://www.optronics-media.com/news/20161125/44842/
■北大,新奇な出来事が記憶を強化する仕組みを発見
http://www.optronics-media.com/news/20161124/44824/
【宇宙・天文】
■天文台ら,太陽系外惑星の「影」の観測に成功
http://www.optronics-media.com/news/20161129/44847/
【新製品】
■ソニー,3D対応医療用ディスプレーを発売
http://www.optronics-media.com/news/20161130/44879/
■パナ,コントラスト比100万:1以上の液晶パネル開発
http://www.optronics-media.com/news/20161129/44850/
■ローム,センサーレスで高精度なモータードライバを発売
http://www.optronics-media.com/news/20161130/44875/
■オリンパス,コンタミネーション解析システムを発売
http://www.optronics-media.com/news/20161130/44873/
■ショット,フレキブルな高強度薄板ガラスを発売
http://www.optronics-media.com/news/20161124/44833/
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【Webで話題の光技術】
■遠い昔,光は今より速かった? - ICLが光速度不変の原理を覆す仮説を検証
http://news.mynavi.jp/news/2016/11/29/058/
■低照度イメージングの新基準を確立-インターライントランスファEMCCD技術
http://news.mynavi.jp/special/2016/it_emccd/
■高速マシンビジョンなどに適した,48Mピクセル35ミリCMOSセンサー
http://techfactory.itmedia.co.jp/tf/articles/1611/17/news012.html
■車載HUDで拡張現実投影を実現するレーザーダイオードドライバー
http://ednjapan.com/edn/articles/1611/25/news015.html
■シーシーエスが続伸,「自然光LED」が水質測定器の光源として採用
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201611250347
■ディスプレイとIoT機能を備えた「スマートスニーカー」
http://www.digimonostation.jp/0000079830/
■ノーベル賞の天野教授,兄弟子と次世代技術開発へ
http://www.asahi.com/articles/ASJCQ5SY2JCQULBJ00V.html
■春季学術講演会では「28テーマ」のシンポジウムが開催されます
http://meeting.jsap.or.jp/symposium.html
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今週のコラム「極限生物を探せ!」
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先日番組で知ったのですが,極限環境のどこまで生命が存在できるのかを調
べるプロジェクトが今秋,日本で行なわれていたそうです。
9月に始まった「T-リミット」と呼ばれるそのプロジェクトは,海底地下生
命の温度限界を探るもので世界初だとか。中心となっていたのは日本の
JAMSTEC(海洋研究開発機構)で,7カ国から25人の研究者が参加したそうです。
調査に使用されたのは,以前に本コラムでもご紹介した地球深部探査船「ちき
ゅう」です。
調査した場所は,高知県室戸岬の沖合120kmの地点。そこが選ばれた理由は,
マグマが比較的浅いところにあるため,海底下を深くまで掘らずに高温になる
地層を調べられるからだとか。
ちなみにこれまでの生命の温度限界は,海底の熱水噴出口で見つかった微生
物,超好熱メタン菌でその温度は122度とされています。プロジェクトではそ
れ以上の高温のところで生命を見つけ,生存温度の限界を明らかにすることが
最終目標です。
今回,掘削する最深部の温度が130度に達すると予想して,海底下1,200mの
地層まで掘り下げることを目指していました。そして24時間体制で11月3日ま
で作業を行ない,海底下1,180mの地層を採取,温度は120度から130度に達して
いるようです。
そして現在,世界最高の実験環境を整えたスーパークリーンルームで分析が
進められています。番組収録時までに5〜600m位の層まで試料の解析が終わっ
ており,微生物はコンスタントに見つかっているとのこと。温度はまだ50〜
60度位だそうです。
また,プロジェクトでは,別の方法でも生命の温度限界を調べているとか。
それは試料を高温高圧培養器に入れ,海底地下深部の環境を再現するもの。温
度は140度に設定。というのも採取した地層の温度は約130度のため,生命が存
在していたとしてもそれが彼らの限界かわからないからだそうです。
プロジェクトの結果は早ければ数ヶ月,遅い場合は数年かかるとされていま
す。陸上に海中,そして第3の生命圏とされる海底地下。どんな結果になるか
わかりませんが,まだまだ奥は深そうです。【愛】
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◆ 光のオンライン書店 http://shop.optronics.co.jp/
★ OPTRONICS eBOOK http://optronics-ebook.com/
【新刊】光の教科書
チームオプト編集委員会 編
黒田 和男,槌田 博文,他著
A5判 320頁
販売価格(税込): 3,456 円
「光学入門」と題する教科書は数多くありますが,初心者の方にとっては,そ
れでも難しいと感じることが多いようです。本書では,高校理科の基礎知識を
お持ちの方であれば抵抗なくお読みいただけます。
また,別売のOSA実験キットなどを使った実験も併用すれば,より楽しく学
べるよう工夫されています。
光学についての基礎知識を身につけたい方,本格的な勉強の前の予備知識を
得たい方などにお勧めいたします。
第1章 光線としての光(1) 基礎
第2章 光線としての光(2) プリズムとレンズ
第3章 光線としての光(3) レンズによる結像
第4章 波としての光(1)基礎
第5章 波としての光(2) 干渉
第6章 波としての光(3) 回折
第7章 波としての光(4) 偏光
第8章 自然界の光(1) 屈折,分散など
第9章 自然界の光(2) 散乱
第10章 目のしくみと色の見え方
第11章 光学機器(1) めがね
第12章 光学機器(2) 望遠鏡
第13章 光学機器(3) 顕微鏡
第14章 光学機器(4) カメラ
第15章 光学機器(5) 内視鏡
第16章 光学機器(6) 光ディスク,レーザービームプリンタ
第17章 光源(1) レーザーの原理
第18章 光源(2) 半導体レーザーとLED
第19章 光の理論体系
ご購入・詳細はこちら
http://shop.optronics.co.jp/products/detail.php?product_id=618
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【12月7日,8日】JOEM技術講座「光学薄膜技術」
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近年,光学薄膜技術の応用は目を見張るものがあり,光学薄膜の重要性が一段
と高まっています。このような状況下で光学薄膜の開発,製造に係わる方々が,
今後様々な分野でニーズが高まる光学薄膜技術の基礎から応用までを系統的に
理解できるような機会は,当協会の開催する本講座をおいて他にありません。
本講座は,受講者のご意見を基に,毎年内容の充実を図っています。なお,本
年度も光学薄膜設計シミュレーションソフトとして人気の高いTFCalcを用いて,
光学薄膜に対する実践的な技術習得を目論んでおります。
本講座はこれから光学薄膜を始められる方はもちろん,すでに実務を担当され
ており,さらに理解を深め最新の光学薄膜技術を習得したい方にも,ぜひ受講
されることをお勧めいたします。
講師:秋山貴之((株)ニコン)
生水利明(オプトグリーン(株)/宇都宮大学 客員教授)
青木智則((株)ソルテック)
臼井 巌(光学コンサルタント)
日時:2016年12月7日(水),8日(木) [2日間] 9:00〜17:00
会場:機械振興会館別館4階 (東京都港区)
内容:【12月7日】
秋山先生;1.光学薄膜の基礎理論
2.計算機による薄膜設計
3.光学薄膜の種類と膜構成
生水先生;1.成膜方法
2.膜厚制御
【12月8日】
青木先生;1.成膜材料
2.光学薄膜の評価
臼井先生;1.各種機器に搭載されている光学薄膜の現状
2.光学薄膜の各種部品への応用
3.成膜プロセスの設定
※ 本技術講座では秋山先生,生水先生,臼井先生が講義の中で,
光学薄膜設計シミュレーションソフトのTFCalcを用いて,
膜設計を含む各種実習を取り入れます。
パソコンは受講生1名に対して1台ご用意いたします。
なお,受講される方は予め(株)ヒューリンクスのホームページ
http://www.hulinks.co.jp/software/tfcalc/
をご覧いただき,TFCalcのバージョン3.5.15をダウンロードされ,
基本操作を学習して下さい。
定員:22名
参加費:(テキスト代・消費税を含む)
正会員 58,320円 賛助会員 71,280円
協 賛 79,920円 一 般 89,640円
申込方法:当協会のホームページ(人材育成事業)から直接お申込み
出来ます。お申込みフォームは下記のURLからお入りください。
(http://www.joem.or.jp/moushikomi.htm)
問合せ先:一般法人日本オプトメカトロニクス協会
TEL:03-3435-9321,FAX:03-3435-9567
E-mail:info@joem.or.jp
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【12月13日】JOEM技術講座「色彩工学 −その基礎と実用的応用」
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講師:大田登(ロチェスター工科大学 イメージサイエンス研究所 客員教授/
國立臺灣科技大學 色彩科技研究中心 客座教授)
日時:2016年12月13日(火) [1日]
時間:10:00〜17:00
会場:機械振興会館 別館4階(東京都港区)
講義内容:【1.基礎編】
1)光と視覚
2)色覚と表色系
3)CIE表色系
4)均等な色空間
5)測色値の測定と計算
6)数学的手法
【2.応用編】
1)混色と色再現域
2)色順応
3)条件等色
4)光源の分光分布の評価
5)コンピュータ・カラーマッチング(CCM)
6) カラー画像の色再現
7)色再現を支配する要因の最適化
8)多原色色再現への発展
【3.実務上の問題検討】
受講者各位が直面している問題を幾つか例示して頂き,皆さんと議論する中で
問題解決の方法を探りたい。課題解決の一種のOJTと捉えて頂きたい。
定員:24名
参加費:(テキスト代・消費税を含む)
正会員 25,920円 賛助会員 31,320円
協 賛 35,640円 一 般 39,960円
申込方法:当協会のホームページ(人材育成事業)から直接お申込み出来ます。
お申込みフォームは下記のURLからお入りください。
(http://www.joem.or.jp/moushikomi.htm)
問合せ先:一般法人日本オプトメカトロニクス協会
TEL:03-3435-9321,FAX:03-3435-9567
E-mail:info@joem.or.jp
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