光産業技術振興協会 光技術・産業動向セミナー
2020年04月23日(木)
10:00-16:00
【OIT-1 】
光産業動向セミナー
一般社団法人 光産業技術振興協会
【聴講料】
●OITDA賛助会員会社・大学・公的機関:無料
●一般:有料(¥5,000/日)
セミナー申込ページ(光産業技術振興協会WEB内)
●OITDA賛助会員会社・大学・公的機関:無料
●一般:有料(¥5,000/日)
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主催者挨拶
(一社)光産業技術振興協会 小谷 泰久 氏
光産業の動向 -40年の歩み-
早稲田大学 小林 直人 氏
一般財団法人光産業技術振興協会の創立40周年を迎えるにあたり、これまでの光産業動向調査の歩みを振り返ると共に、2019年度の光産業動向の調査結果を基に、日本の光産業全体の最新動向について報告する。
主要国の光産業の状況について
(一社)光産業技術振興協会 澤野 弘 氏
2020年2月に開催された光関連団体国際会議(IOA:International Optoelectronics Association)の報告の中から、世界の光産業の現状および今後の動向について報告する。
情報通信分野の最新動向
茨城大学 那賀 明 氏
情報通信分野における光伝送機器/装置、光部品類、および光ファイバとその関連部品の全出荷額ならびに国内生産額の調査結果および市場動向調査結果を報告する。さらに、国内外の市場動向や最先端技術の商用化動向などの観点から調査結果を分析し、2020年度以降の展開を予測する。
情報記録分野の最新動向
豊田工業大学 粟野 博之 氏
光技術を用いた情報記録(光ディスク)の装置・媒体についての国内生産額および、海外生産分を含む全出荷額の調査・分析をおこなった結果を今後の市場動向も含め報告する。情報記録分野としては、再生専用装置、記録・再生装置および光ディスク媒体の各分野において調査・分析した結果も紹介する。
入出力分野の最新動向
青山学院大学 鷲見 和彦 氏
日本の光産業における入出力機器の動向調査・分析を行った結果を報告する。入出力機器の主要製品分野を、光学式プリンタ&MFP(複合機)、撮像機器(デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、監視カメラ、車載カメラ)、カメラ付き携帯電話、イメージセンサに分類した上で、主要製品分野毎の産業動向や技術トレンドについても紹介する。
ディスプレイ・固体照明分野の最新動向
東北大学 藤掛 英夫 氏
電子ディスプレイは、人と情報を結ぶヒューマンインタフェースであり、情報ネットワーク社会のハードウェアプラットフォームとなる。本報告では、ディスプレイ・固体照明分野の産業動向と最新技術のトピックを報告する。
その中で、デバイス・システムの全出荷額・国内生産額について分析する。さらに、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プロジェクタ、LED照明器具などの個別技術の動向についても概説する。
太陽光発電分野の最新動向
(株)資源総合システム 一木 修 氏
2018年に策定された「第5次エネルギー基本計画」は2年目を迎え、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた取り組みが進んでいる。世界市場では、基幹電源として太陽光発電システムの導入量は100GW時代に到達し、世界の各地での導入が広がっている。わが国では、7GW規模が導入され、累積で60GWを超え、2030年の導入目標量に近づいている。わが国における太陽光発電の最新動向を紹介するとともに、2020年代の市場を展望する。
レーザ・光加工分野の最新動向
(国研)理化学研究所 杉岡 幸次 氏
日本の光産業におけるレーザ・光加工分野の動向調査及び分析を行った結果を報告する。調査は、産業動向を把握しやすくするため、炭酸ガスレーザ、固体レーザ、エキシマレーザ、ファイバレーザ、半導体レーザとレーザの種類別に分類して分析を行った。また、ランプ•LD露光機ならびにアディティブ•マニュファクチャリング: AM(3Dプリンティング)も調査を行った。講演では、これらの全出荷額動向ならびに最新技術のトピックスを紹介する。
センシング・計測分野の最新動向
光産業創成大学院大学 石井 勝弘 氏
センシング・計測分野は、国内光産業生産額の約2%の小規模分野である。光通信を中心に、生産ラインや医療などの現場における計測機器や、生活の場における「安全・安心」を支えるシステムの基盤分野である。産業全体としては、全体に緩やかに成長している。海外メーカの低価格製品との競合に直面しているが、棲み分けが進んでいる。また、環境計測や医療機器の製品の生産が拡大するものと予測する。
2020年04月24日(金)
10:00-16:00
【OIT-2 】
光技術動向セミナー
一般社団法人 光産業技術振興協会
【聴講料】
●OITDA賛助会員会社・大学・公的機関:無料
●一般:有料(¥5,000/日)
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●OITDA賛助会員会社・大学・公的機関:無料
●一般:有料(¥5,000/日)
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主催者挨拶
(一社)光産業技術振興協会 小谷 泰久 氏
光技術の動向と展望
東京大学 中野 義昭 氏
本セミナーの背景にある光産業技術振興協会光技術動向調査は、同協会が設立以来行っている基幹事業の一つである.同協会の創立40周年にあたり、これまでの調査活動の主なトピックを振り返るとともに、これからの光技術の進む方向について、現在の調査活動を基に展望する。
光通信ネットワークの最新動向
日本電信電話(株) 濱岡 福太郎 氏
光伝送の大容量化技術として近年注目を集めるハイボーレート技術/広波長帯域化技術/空間分割多重技術等の最新技術動向について述べる。また、クラウド時代を支えるデータセンタをつなぐ光伝送技術、光ネットワークへの人工知能(AI)の活用等に加え、近年の空間分割多重技術向け光ファイバ技術の進展についても紹介する。
太陽光発電の最新動向
東京工業大学 山田 明 氏
世界における太陽光発電システムの導入量は2017年度まで年率約30%で成長し、2017年度の導入量は103.6GWに達した。2018年度の導入量は103.2GWと横ばいとなったものの世界的に太陽光発電システムの導入機運は衰えていない。また2018年度、単年度で見た時の導入量は中国が44.2GW、インドが10.8GW、アメリカが10.6GW、日本が6.7GWと続き、日本の導入量は世界第4位を誇る。講演ではSi系太陽電池、薄膜太陽電池を始めとする各種太陽電池ならびにその最新技術動向を紹介する。
特別講演 「超伝導回路を用いた量子計算」
日本電気(株) 山本 剛 氏
量子計算とは、量子力学の原理を積極的に計算に応用する新しい計算技術であり、実現すれば、現在のノイマン型計算機が苦手とするようないくつかの問題でも高速に解くことが可能となることが知られている。その実現方法にはいくつかの可能性があるが、超伝導回路を用いた量子計算機は、近年、大手企業やベンチャー企業が積極的に投資を行っていることもあり、特に注目を集めている。本セミナーでは、超伝導回路を用いた量子計算機技術について、その基本的な概念を非専門家の方にも理解できるように平易に解説したい。
光材料・デバイスの最新動向
沖電気工業(株) 中村 幸治 氏
光材料・デバイスについて、無機材料系におけるテラヘルツ・中赤外域、近赤外域(光通信用)、可視・紫外域と有機材料系における最新技術動向を調査した。テラヘルツ・中赤外域では、最新の光源・センサの開発状況と動向に関して、近赤外では、通信方式に適した各種要素デバイスの技術動向と応用技術に関して、可視・紫外域では、可視域光源の最新デバイス技術と応用技術に関して調査した。また、有機材料光デバイスに関しては、各波長域の材料技術動向と応用技術動向に関して調査した結果を報告する。
光ユーザインタフェース・IoTの最新動向
(国研)産業技術総合研究所 大隈 隆史 氏
知識・情報共有の仕組みとしての情報機器ネットワークから、実環境に直接影響を与える仕組みとしての機器のネットワークIoTへと、インターネットのパラダイムシフトが起こりつつある。このIoT時代に構築される人間とシステムのインターフェイスを構築する中心的な役割を担いうる光技術の応用分野を中心に,技術やデバイスに関する技術の最新動向,コンピュータビジョン、XR、ヒューマンオーグメンテーションについて報告する。
光加工・計測応用の最新動向
大阪大学 藤田 雅之 氏
2019年度に調査を行った加工用光源技術:「パワー伝送用ファイバ」、「ハイブリッドDUVレーザ発振器」、「ゼロフォノンライン励起Yb:YAGレーザ」、加工技術:「CPSレーザ加工」、「ガラスの局所高電子密度化によるレーザ加工」、「樹脂のレーザ融着技術」、計測技術:「ソリッドステートLiDAR」、「変調型光コム光源による三次元計測」、バイオ技術: 「光音響イメージングの臨床開発」、「OCTの医療応用」に関する報告を行う。
情報処理フォトニクスの最新動向
神戸大学 的場 修 氏
情報処理フォトニクスでは、データセンタにおける超高速・大容量光インタコネクション技術、大容量データ保存のための長期データ保存技術、大容量データの光演算技術などの次世代大容量データ処理に関する技術動向調査を行なっている。今年度はそれらに加えて、光情報センシング技術としてスマート農業、ヘルスケア、車載用光技術に関する調査、AIと光技術に関する調査を行なった。さらに、映像・撮像では3次元ディスプレイやHMD、HUD等のディスプレイ技術やコンピュテーショナルイメージング及びシングルピクセルイメージング等の新しいイメージング技術を調査した。光コンピューティング関係では、量子コンピューティング、ナノフォトニクス、光セキュリティに関する光技術を調査した結果を報告する。
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