レーザー安全セミナー

2024年10月31日(木) 10:20-18:00 アネックスホール F202
【SF-1 令和6年度 レーザー安全セミナー

一般社団法人 レーザー学会


本セミナーは、厚生労働省・基発0325002号(平成17年3月25日付)「レーザー光線による障害防止対策要綱」に記載されている安全衛生教育の5項目を遵守してプログラムを構成しています。具体的には、レーザーの基礎とその応用、レーザーが人体へ与える影響、保護めがね・保護着衣、レーザー製品の安全基準の概要、レーザー安全対策の基礎と実際であり、レーザー安全に関する幅広い範囲を網羅しています。レーザー技術の進展および応用範囲の展開に合わせて、セミナー内容を更新しています。ただし、「レーザー製品の安全基準」の詳細については、セミナー内容の対象外となっています。 本セミナーは、主にレーザーを初めて取り扱う人を対象としています。既に取り扱っている人および教育・指導を担当している人にも有用な内容となっています。

※全講演を受講し、習熟度確認試験を受験して頂いた方には、レーザー学会より「受講証」が発行されます。

【開催日時】
 ●2024年10月31日(木)10:20~18:00(10:00開場)
【会場】
 ●パシフィコ横浜 アネックスホール

 セミナーお申込み、詳細は下記のページをご確認ください
 
レーザー安全セミナー申込ページ

【聴講料】
 ● レーザー学会正会員:25,000円(税込)
 ● 非会員※ :35,000円(税込)
 ● 学生:10,000円(税込)
   ※ 賛助会員に所属する非会員の方を含みます。

開会挨拶と留意事項の説明


レーザーの基礎とその特徴

同志社大学 理工学部電子工学科 教授 鈴木 将之 氏
レーザーの安全な取り扱いを学ぶ上で、その特徴を理解する必要がある。そこで本講演では、レーザーの基礎とその特徴について理解を深める。

はじめにレーザーと自然界の光(太陽光や蛍光灯など)の特徴について述べ、それらの違いについて説明する。特にレーザーはコヒーレントという特徴を持っており、レーザーは指向性と単色性、可干渉性を有する光である。これらの特徴を理解し、レーザー安全を考えるための基礎を学ぶ。

つぎにレーザー発振の原理について解説を行い、この原理から得られるレーザーの指向性と単色性、可干渉性の物理的なイメージを理解する。特に指向性と単色性の特徴は高い集光特性を得ることができる。さらに時間幅という概念を含めて考えると高ピーク強度が実現できるため、これについて考えてみる。

最後にレーザーは光であり、波の特徴をもつ。このことからレーザーは回折や屈折、反射、散乱などの現象を生じる。一方、光には粒子性の特徴も有する。これは光の吸収と放出の特徴を表しており、特に光の吸収について、生体への光吸収はレーザー安全にとって最も注意すべき事例である。以上に述べた現象は、レーザーを実用的に利用する上で必ず理解する必要があり、これらの振る舞いについて理解を深める。

レーザー装置の仕組みとその応用

大阪大学大学院 医学系研究科保健学専攻 教授 近江 雅人 氏
レーザー光はレーザー発振器によって人工的に作られる光であり、レーザー光を作り出すレーザー発振器内の主要部分を「光共振器」と言う。

光共振器内にはレーザー媒質があり、レーザー媒質は外部から励起され、誘導放出光を発生する。誘導放出光は向かい合う2枚の鏡(共振器ミラー)の中でエネルギーを吸収・放射し、増幅される。
この対面する2枚のミラーによって、レーザー光を特定の方向へ向かわせ、光を増幅する。1枚のミラーは部分透過ミラーになっており、増幅されたレーザー光の一部を外部に出射する。このように、レーザー光は誘導放出の過程で発生した単一の色で発光し、指向性が極めて良い。

また、レーザー光をレンズで集光すると、波長程度の極めて小さいスポットまで集光できる。さらに、レーザー光は出力が非常に大きいことも特徴である。パルス動作ならTW(1012W)のピーク出力や連続発振では数百kWの出力が得られている。このレーザーはレーザー媒質によって、気体レーザー、固体レーザー、液体レーザー、半導体レーザーに分類されている。

上記のレーザー光を用いて様々な応用がなされている。レーザーの性質を用いたものとして、バーコードリーダー、CD/DVDのディスクからの情報読み取りや書き込み等に利用されており、また、レーザー照準器などの土木測量、レーザーレーダーという大気中の粒子測定などにも利用されている。

高出力のレーザー光を利用したものには、レーザー加工、レーザー溶接、穿孔、マーキングなどがある。レーザーは医療分野にも積極的に利用されている。レーザーメス、レーザー凝固装置、皮膚科・形成外科におけるあざ治療、さらに内視鏡にレーザー光を導光して様々な治療に利用されている。

目に与える光・レーザーの影響と眼傷害事例

昭和大学 キャリア支援室 准教授 中西 孝子 氏
ヒトの視覚情報認知では、まず視界全体で漠然と対象を感じ、次いで中心で詳細に見極めるという特徴がある。

解剖学的には視界が網膜全体に上下左右逆に投影され、その中で網膜中心窩に視線の先にある対象が結像されている。詳細に見極めるという点を視力で表現すれば、周辺網膜では 0.1以下で、中心窩では、1.0 である。

視界全体のどこかで何か光るものを感じると、無意識に、これは何だ?と、つい中心窩で詳細に見極めようとする。これがレーザーを直視することになり、結果として網膜中心部に重篤な障害を起こしてしまう。

網膜の直径は約40 mmあるのに対して、“よりによって” 直径わずか0.35 mmの中心窩に障害を受けるのは、ヒトのこのような視覚情報認知の特性によるためであろう。レーザーの性質を熟知している研究者でも、つい、うっかり光路調整中などにビームをのぞき込んでしまうようである。高出力レーザーポインターによる「いたずら」もこの特性が原因で網膜傷害が引き起こされる。このように、レーザーによる網膜障害を予防するためには眼の構造、視覚機能を理解する必要がある。

今回の講演では、目の構造と視覚、可視光またはレーザーによる眼の傷害事例について解説する。

休憩・昼食


皮膚に与える光・レーザーの影響と皮膚傷害事例

東海大学 医学部外科学系形成外科学 教授 河野 太郎 氏
本講演ではまず、皮膚の構造と創傷治癒について解説する。

皮膚のレーザーの生体作用は多くの点で、無生物への作用とことなるため、レーザーの生体作用と熱緩和時間について説明する。レーザーの生体作用を大きく分けると光熱作用、光機械的作用、光化学作用の3種類に分けられ、皮膚レーザー治療の中心的働きである、光熱作用と光機械的作用について、説明する。これを理解することでレーザーを用いて低侵襲に治療をすることは可能であるが、不適切な照射では、熱傷となり時に瘢痕(はんこん)を形成する。

標的とその周囲の温度分布は、標的の直径と組織拡散性で決まるガウシアン分布となる。中心温度が50%に減衰の時間を熱緩和時間という。この熱緩和時間以下の照射時間で、レーザーを照射することで、周囲組織に熱損傷が伝わる前に、標的の不可逆性の熱変性が生ずる熱緩和時間を考慮することで、瘢痕のない治療が可能となる。

我々、日本人は西洋人と比較して、皮膚色が濃いため、レーザーが皮膚表面のメラニンに吸収され合併症が出やすい。合併症例を減らすためには、皮膚の冷却が有用である。また、照射方法を変更することで、生体作用が異なる。微細なレーザーを1 平方センチメートルあたり数百から数千発の照射を行うフラクショナルレーザー照射法は毛根よりも細い照射口径で間隔をあけて正常皮膚を残しつつ点状に照射する方法である。従来の面状照射する方法に比べて剥皮されない分、上皮化が早く、炎症後の色素沈着等の合併症がすくない。

不適切な照射により、瘢痕となった臨床報告症例を供覧することにより、レーザーの危険性を理解し、事故による皮膚障害事例を供覧し、その背景を検討する。

光・レーザー用保護めがねと防護シールド

山本光学(株) 開発部ビジョンケア・光研究所 所長 加尻 慎也 氏
高出力のレーザー放射を直接受けた場合、身体はダメージを受け、傷害が目に及ぶ場合は、永続的な機能障害に悩まされ、大きな災害につながる。レーザーの利用分野の拡大に伴い、知識と操作に未熟な者もレーザー機器に接する機会が増えてきている。

これらを背景にして、JIS C6802「レーザ製品の安全基準」の規格改正や、厚生労働省が基発第0325002号「レーザー光線による障害の防止対策について」を通達するなど安全規格の整備も進みつつある。しかし、これらの規格は主に装置側から見た安全に重点が置かれており、レーザー機器を取り扱う者の保護対策に関しては、必ずしも十分に施されているとは言えない。

レーザーの性質と深く関係する事故を未然に防ぐ効果的な予防措置(安全対策)とは、どのようなものか、その安全対策の考え方と保護めがねの重要性について、保護具を作る立場からこれらを解説する。

レーザー安全基準

オフィス橋新 代表 橋新 裕一 氏
レーザーに関する各種の安全基準は、レーザー光の人体に及ぼす作用の生物物理学的知見や、レーザー光による障害事例、及び動物実験などを基にして得られた最大許容露光量MPE (Maximum Permissible Exposure)がベースとなっている。MPEは、目の角膜や皮膚などについてそれぞれ定められており、それらの値は波長、露光時間、光源の視角などの複雑な関数として表にまとめられている。

ここでは、レーザー安全の考え方及びレーザー安全に関する国際規格群及び国内規格等のリストを簡単に紹介した後、国内規格「レーザ製品の安全基準JIS C6802: 2014 (国際規格IEC 60825-1:2014)」の要求事項について解説する。現在、このJIS規格の改正作業が進められており、2024年度中の発行を目指している。

レーザー製品には、一部のクラスを除き、各クラスに被ばく放出限界AEL (Accessible Emission Limit)が定められている。
要求事項には、レーザー製品のクラス分けの原則に基づいてレーザー製品の被ばく放出レベルを決定しクラス1~クラス4までの8種のいずれかのクラスに分類すること、レーザー製品は各レーザークラスに応じた保護きょう体、セーフティインタロックなどの技術的要求事項を満たすこと、使用者及びサービス実施者への安全確保/注意喚起として、レーザー製品に各クラスの要求事項に従った各種ラベルを付けること、などが含まれている。

レーザーの安全基準は、レーザー技術の進歩やレーザー光の人体に及ぼす作用の生物物理学的知見の進展などによって、絶えず改正されているので、常に最新動向を注視しておくべきである。

光・レーザー安全対策の基礎

大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 准教授 間 久直 氏
安全対策は使用するレーザーのクラスや種類によって異なるが、最も危険性が高いクラス4のレーザーに対する代表的なレーザー安全対策を以下に挙げる。

(1) レーザー光を透過しない壁やカーテンで囲まれた管理区域を設け、出入口には関係者以外に対する警告表示を行い、関係者以外の者がレーザー光にさらされないようにする。
(2) 使用するレーザーの波長で十分な光学濃度を持った保護めがねを着用し、保護めがねを着用していてもビームを直接見ることは厳禁である。
(3) 反射、散乱光も目に入らないように注意し、腕時計、指輪など光を反射しそうなものは外す。
(4) 可能な限り明るい環境で作業し、視線とビームの高さが一致しないようにする。
(5) レーザーの光路およびその延長上には立たないようにする。光路の延長上では何かの拍子にミラー等がずれたり倒れたりすると、自分にレーザー光が当たる恐れがある。
(6) レーザービームの終端は拡散反射体または吸収体(パワーメータなど)で遮蔽する。
(7) レーザーの調整や、光路の調整を行う場合には、レーザーの出力やパルスの繰り返しを可能な限り低くして行う。
(8) レーザービームに直接皮膚をさらさないようにする。衣服は皮膚の露出の少ない難燃性の素材のものが良い。
(9) 半導体レーザーを除くほとんどのレーザーでは内部に高圧電源があり感電の危険性が高いので、筐体を開ける作業は教員や管理責任者の立ち合いのもとでのみ行う。
(10) レーザー照射で発生する有害物質、またはレーザー内部やレンズ等の光学部品で使用されている有害物質にも注意を払う。

休憩


光・レーザー安全対策の実際(一般消費者)

オフィス橋新 代表 橋新 裕一 氏
近年、各種レーザー応用製品が登場し、一般消費者向けの製品も増えてきている。保険収載されるレーザー治療も多くなってきており、その恩恵に浴する患者も増えてきている。レーザーの普及に伴い、一般消費者をも巻き込んだ事故や事件が発生している。

本邦では販売が禁止されている100mWを超える緑色あるいは青色の高出力レーザーポインターを用いて、ヘリ、バス等の操縦席を狙った事件で逮捕される事例も多くなってきた。レーザー脱毛器などを購入し、自身で脱毛を行い、熱傷を被った事例もある。医師免許を持たない職員による、レーザーあるいは光による脱毛治療で熱傷被害に遭ったケースも散見される。メディアに採り上げられた事例や国民生活センターの公開資料について紹介する。

一般消費者が事故や事件に遭遇せず、レーザー製品の安全な使用方法や注意事項を学んで、安心して使って頂けるよう、平易に解説する。一般消費者向けのユーザーズガイドを供覧する。

光・レーザー安全対策の実際(教育・研究機関)

近畿大学 理工学部電気電子通信工学科 教授 吉田 実 氏
レーザーを利用するには、従来の電気ならびに機械的な工具および研究用具とは異なる知識と取り扱い方法が求められます。学生や初心者は、思い込みにより、レーザーと発振器などのレーザー装置ならびに光学機器を長年扱っている技術者にとっては想像できないような危険な扱いをしてしまうことがあります。むしろ、そのような扱いをされる可能性が高いと想定する必要があります。

加工用の高出力レーザーはもちろんのこと、研究室で使用している計測用の光源も危険をはらんでいます。さらに、ファイバに閉じ込められているため比較的安全だと思われている通信用の光源も、トラフィックの増加に対応するために出力が増加しています。ことに、波長多重通信に代表される多重化により、単一の半導体レーザー出力を大きく上回る高い出力の光が、コア径10 µm足らずの単一モードファイバを伝搬していることは、技術の流れとして避けられなくなっています。さらに、通信波長域はアイセーフだと言われていますが、それを鵜呑みにして安全確保をおろそかにするようなことがあってはなりません。

本講演では、学部の教育をほぼ終えている、卒業研究のために配属された学生が陥りそうな間違いや、初めてレーザーを扱う企業の技術者が気を付ける(気を付けさせる)べき事項を軸に、取り返しのつかない事故に発展する可能性をできるだけ低く抑えるために役に立ちそうな事項ならびに、学生などの初心者が冒しがちな思い込みが思い込みであることに気がついてもらうために、指導者が心に留めておきたい点などを説明する予定としています。

光・レーザー安全対策の実際(産業分野)

オフィス橋新 代表 橋新 裕一 氏
厚生労働省が毎年調査している「業務上疾病発生状況等調査」の対象作業の内、紫外線・赤外線およびレーザーについて採り上げ、そのデータを供覧する。講演者自身が遭遇した事故・ヒヤリハットについて紹介する。事故発生時と事後の対応と賠償責任保険についても言及する。

レーザーの産業分野への応用は計測機器・モニタリング機器・加工機器・通信機器など、広範囲・多用途である。これらに関連する安全基準を提示する。

厚生労働省・基発0325002号(平成17年3月25日付)「レーザー光線による障害防止対策要綱」に記載されている安全対策、とくにレーザー安全管理者の役割について詳述する。企業、大学における安全対策の具体例を供覧する。

事故に遭遇せず、レーザー製品の安全対策を図って、安心して使って頂けるよう、平易に解説する。

休憩


習熟度確認試験(10問)


解答用紙の回収と受講証の配布


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鈴木 将之

同志社大学

理工学部電子工学科 教授

同志社大学理工学部電子工学科教授,博士(工学).1998年近畿大学理工学部電気工学卒業,2003年大阪大学大学院工学研究科電子情報エネルギー工学専攻博士後期課程修了,博士(工学).2003年4月東京大学物性研究所先端分光研究部門学術研究支援員,2008年4月日本原子力研究開発機構光医療産業連携センター 任期付研究員,2011 年7 月埼玉医科大学医学部眼科先端レーザー医学研究センター准教授,2016 年10 月愛知医科大学医学部寄付研究部門准教授,2019 年4 月同志社大学理工学部電気工学科准教授,2023年4月より現職.高性能ファイバレーザー開発とこれを光源とした生体分光の研究を進めてきた.近年は,モード同期ファイバレーザーを光源とした時間伸長分光による生体イメージングに関する研究に着手している.レーザー学会,応用物理学会,日本光学会,電子情報通信学会,米国光学会,等会員.

近江 雅人

大阪大学大学院

医学系研究科保健学専攻 教授、博士(工学)

平成2年:福井大学工学部電気工学科卒業、平成7年:大阪大学大学院工学研究科電磁エネルギー工学専攻・博士課程修了、同年大阪大学医学部保健学科医用工学講座助手、平成19年:同大学大学院医学系研究科医用物理工学講座助教(学内講師)、平成24年より現職。 レーザー学会、応用物理学会、日本光学会、日本レーザー医学会、日本生体医工学会、日本発汗学会各正会員。平成22年レーザー学会進歩賞受賞。 レーザー学会・研究委員会・委員(レーザー医学・生物学応用担当)および「レーザー安全セミナー」実行委員会・委員、日本レーザー医学会・評議員ならびに安全教育委員会・委員、日本光学会・生体医用光学グループ・庶務幹事。

中西 孝子

昭和大学

キャリア支援室 准教授

1981年 3月昭和大学薬学部卒業
1984年 1月昭和大学医学部第二薬理学教室助手
1993年 State University of New York at Buffaloに留学
1998年 12月昭和大学医学部第二薬理学教室講師
2008年 4月 昭和大学医学部第二薬理学教室准教授
2011年 4月 昭和大学医学部生理学講座准教授
2017年 4月 昭和大学キャリア支援室准教授    現在に至る
1994年から日本薬理学会評議員、 2002年から日本眼薬理学会評議員、2004年から日本酸化ストレス学会評議員。2014年から日本生理学会評議員、1997年一般財団法人 光産業技術振興協会[Lプロジェクト総合委員会]委員、1998年から2000年 即効型国際標準創生研究総合委員、1998年から1999年 IEC/TC76国内対策委員会(レーザー安全)、 2004年から2005年 一般財団法人日本規格協会「色再現管理標準化」委員、2011年から2014年 一般社団法人レーザー学会「レーザー安全教育システム」専門委員会委員、2015年から2020年 光・レーザー安全技術専門委員会委員、2021年から現在 レーザー安全セミナー実行委員会委員。

河野 太郎

東海大学

医学部外科学系形成外科学 教授

東京女子医科大学形成外科研修(1993.4-1995.3)
東京都立 多摩総合医療センター外科研修(1995.4-1997.3)
東京女子医科大学形成外科 助教(1997.4-2007.3)
東京女子医科大学形成外科 准講師(2008.4-2013.3)
東海大学医学部外科学系形成外科学 准教授(2013.4-2021.3)
日本大学医学部形成外科学系形成外科学分野 客員教授(2016.1-)
東海大学医学部外科学系形成外科学 教授(2021.4-)
日本臨床皮膚外科学会 理事長
日本レーザー医学会 理事・安全教育委員会委員
日本血管腫血管奇形学会 理事・監事
日本美容外科学会 理事
日本アートメイク学会 理事
日本形成外科学会 評議員
日本美容皮膚科学会 評議員

加尻 慎也

山本光学(株)

開発部ビジョンケア・光研究所 所長

2001年3月、甲南大学大学院自然科学研究科卒
2001年4月、山本光学株式会社入社
2017年4月、同開発部技術開発課 課長
2021年4月、同開発部ビジョンケア・光研究所 所長、現在に至る。
レーザー保護具の開発、遮光保護具、保護めがねに関する研究開発に従事。
・ IEC TC76レーザ安全性標準化部会委員
・ ISO TC94 SC6国内対策委員会委員
・ レーザ機器取扱技術者(第一種)

橋新 裕一

オフィス橋新

代表

近畿大学理工学部・元教授、博士(工学)。
1982年3月、近畿大学大学院博士後期課程、満期退学。同年4月近畿大学理工学部助手、1998年専任講師、2003年助教授、2007年准教授、2012年教授、2021年定年退職後、非常勤講師、2023年オフィス橋新・代表、現在に至る。
レーザー学会(フェロー・上級会員、レーザー安全セミナー実行委員会・委員長),日本レーザー医学会(名誉理事、安全教育委員会・委員),光産業技術振興協会(IEC/TC76レーザ安全性標準化部会・議長、ISO/TC172/SC9国内対策委員会・委員)、医療機器センター・委員、神戸健康大学・理事
2002年日本レーザー医学会総会賞、2009年国際レーザー医学・医療学会Good Speech Award、2013年IEC1906賞、2019年日本レーザー医学会査読賞、2021年レーザー学会フェロー

間 久直

大阪大学

大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻 准教授

大阪大学 大学院工学研究科 環境エネルギー工学専攻・准教授、博士(工学)。 平成8年:静岡大学 工学部 光電機械工学科卒業、平成10年:東京理科大学 大学院理工学研究科 電気工学専攻 修士課程修了、平成13年:東京理科大学 大学院理工学研究科 電気工学専攻 博士後期課程修了、同年:川崎重工業株式会社 技術研究所入社、平成18年:大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 特任研究員、平成21年:同研究科附属高度人材育成センター 助教、平成26年:同研究科 環境・エネルギー工学専攻 講師、平成27年より現職。レーザー学会、電気学会、応用物理学会、日本レーザー医学会、日本レーザー歯学会、日本歯科用レーザー・ライト学会、日本光線力学学会、日本レーザー治療学会、日本質量分析学会、American Society for Mass Spectrometry各会員。レーザー学会 レーザー安全セミナー実行委員会 委員、日本レーザー医学会 評議員、安全教育委員会 委員、編集委員会 委員、日本レーザー歯学会 代議員、日本レーザー治療学会 評議員。

橋新 裕一

オフィス橋新

代表

近畿大学理工学部・元教授、博士(工学)。
1982年3月、近畿大学大学院博士後期課程、満期退学。同年4月近畿大学理工学部助手、1998年専任講師、2003年助教授、2007年准教授、2012年教授、2021年定年退職後、非常勤講師、2023年オフィス橋新・代表、現在に至る。
レーザー学会(フェロー・上級会員、レーザー安全セミナー実行委員会・委員長),日本レーザー医学会(名誉理事、安全教育委員会・委員),光産業技術振興協会(IEC/TC76レーザ安全性標準化部会・議長、ISO/TC172/SC9国内対策委員会・委員)、医療機器センター・委員、神戸健康大学・理事
2002年日本レーザー医学会総会賞、2009年国際レーザー医学・医療学会Good Speech Award、2013年IEC1906賞、2019年日本レーザー医学会査読賞、2021年レーザー学会フェロー

吉田 実

近畿大学

理工学部電気電子通信工学科 教授

1985年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了、1985~2003年三菱電線工業(株)、2004年~近畿大学理工学部教授。現在、光産業技術振興協会光増幅器及びダイナミックモジュール標準化部会委員。電気学会電子材料技術委員会副委員長。2023年までNEDO事後評価分科会分科会長など。科学技術庁長官注目発明選定、近畿地方発明表彰、レーザー学会奨励賞、レーザー学会論文賞ほか。電気学会会員、レーザー加工学会会員、レーザー学会上級会員。現在の研究課題として波長1 µmあるいは1.55 µm帯を中心に、光ファイバ増幅器、シングルモードファイバ出力キロワット級パルスファイバレーザー、フェムト秒パルスレーザー、ノイズライクパルスレーザー、480から2200nmにわたるファイバ出力高安定広帯域光源、レーザー出力のコヒーレント加算、光ファイバ計測などの開発を進めている。

橋新 裕一

オフィス橋新

代表

近畿大学理工学部・元教授、博士(工学)。
1982年3月、近畿大学大学院博士後期課程、満期退学。同年4月近畿大学理工学部助手、1998年専任講師、2003年助教授、2007年准教授、2012年教授、2021年定年退職後、非常勤講師、2023年オフィス橋新・代表、現在に至る。
レーザー学会(フェロー・上級会員、レーザー安全セミナー実行委員会・委員長),日本レーザー医学会(名誉理事、安全教育委員会・委員),光産業技術振興協会(IEC/TC76レーザ安全性標準化部会・議長、ISO/TC172/SC9国内対策委員会・委員)、医療機器センター・委員、神戸健康大学・理事
2002年日本レーザー医学会総会賞、2009年国際レーザー医学・医療学会Good Speech Award、2013年IEC1906賞、2019年日本レーザー医学会査読賞、2021年レーザー学会フェロー