光学博物館
2025年07月16日(水)
11:00-12:00
展示会場内特設会場
【HK-1 】
キーマンが語る 日本初の「光学博物館」構想
光学技術の現在・過去・未来…。
動き出した日本初となる「光学博物館」構想について、実行役であり、同プロジェクトのキーマンがその想いを熱く語ります。
日本は、世界の中でドイツと並ぶ光学王国と言っても過言ではないと思います。ところが、これだけ光学がさかんな日本にもかかわらず、光学博物館はまだありません。日本における光学機器は、明治時代を黎明期として、先人達の熱い思いとたゆまぬ努力によって発展してきたものです。光学博物館が設立できれば、それらの足跡をきちんと残し、後世に伝えていくことができると思います。さらに、光学博物館のもう一つ重要な点は、日本における光学人材育成の拠点になりうることです。
日本での光学技術者育成はとても重要です。日本の光学技術は、最近でこそモノ作りの部分はアジアへ移ってきているものの、光学設計ではまだまだ優位な状態を保っています。日本の将来の産業を考えたとき、光学産業で負けるわけにはいかないのです。光学博物館を光学人材育成の一つの拠点とし、日本の光学技術者育成に寄与したいと考えています。
槌田 博文 氏
チームオプト株式会社 代表取締役社長
オリンパス(株)に約30年勤務し、光学設計および光学技術開発業務に従事。
同社研究開発本部光学技術部長、人材育成担当部長、人材採用業務に従事。
日本光学会光設計研究グループ代表,光学設計製造国際会議ODF’08、10実行委員長。
応用物理学会理事等歴任。
現在、チームオプト(株)代表取締役社長,日本光学会理事。
・資格・受賞歴:
レンズ設計テーマで博士号(工学,大阪大学)取得
文部科学大臣表彰(科学技術賞理解増進部門)受賞
光設計研究グループ光設計賞特別賞受賞
応用物理学会フェロー
・学歴:1984年大阪大学大学院工学研究科応用物理専攻修士修了
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