TACMIコンソーシアム主催オープンセミナー

2026年04月24日(金) 13:00-15:45 展示ホール内特設会場1
【TCM-1 第9回 TACMIコンソーシアムシンポジウム

TACMIコンソーシアム

開会のあいさつ

東京大学 小林洋平 氏


あいさつ

浜松ホトニクス株式会社 川嶋 利幸 氏

中央研究所 企画部長 兼 産業開発研究センター長

半導体後工程の未来像と、先端実装に要求される革新技術

東京大学 川野 連也 氏

システムデザイン研究センター(d.lab) 特任研究員
約80年に及ぶ半導体デバイスの歴史の中で、半導体後工程、とりわけ先端実装技術が今ほど注目された事はなかった。

それは「後工程」の名前から想像される半導体製品出荷前のオマケ的な工程ではなく、その技術の優劣によってビジネスの勝敗を分けるコア技術となったからである。しかもそのコア技術は一つや二つではなく、たくさんの先端実装技術それぞれが重要な役割を果たしている。

例えば、ソニーによって世界で初めて実用化されたハイブリッド接合技術は、今やイメージセンサだけでなくチップレットの高集積化においても不可欠の技術となった。またパッケージの大型化に伴い大型基板、高密度実装、高速伝送を同時に実現できるガラス基板技術も注目されている。さらに、従来電気接続だったパッケージに光通信が集積される光電融合技術も一部製品に実用化され始めた。

これらの先端実装技術を取り上げ、その現状と課題、未来像について概説する。

光技術による未来の車載製品と応用事例の紹介

(株)小糸製作所 本橋 和也 氏

研究所 研究1G 研究員
光技術は、照明やセンシングによる自動車の高機能化をはじめ、産業分野を含む幅広い領域で重要性を増しています。小糸製作所では、車載照明で培った光学設計の技術を基盤に、他者の眩しさを抑えつつ照明領域を最大化するμLEDを用いた配光可変ハイビームや、光センシング製品であるLiDARなど、次世代製品の開発を進めています。

さらに、微細構造で光を制御するメタレンズは、小型化と高機能化の鍵となる将来技術として期待が高まっています。本講演では、当社におけるメタレンズ適用の検討事例として、LiDARへの応用に加え、光制御技術の展開先として適性が高いレーザー加工分野への応用可能性について紹介します。

光と物質の相互作用の観察と応用:モノづくりから医療まで

東京大学 中川 桂一 氏

准教授
光と物質の相互作用は、学問的な探究にとどまらず、光源開発、計測、加工など幅広い産業分野で利活用されています。とりわけパルスレーザと物質の相互作用は、時間的に圧縮された強い光電場により、定常光では生じにくい非線形・非平衡現象を誘起できる点で重要です。この特性を背景に、今後も応用の拡大が期待されます。

本講演では、STAMP(Sequentially timed all-optical mapping photography)と呼ぶ超高速イメージング手法を紹介し、特にレーザ加工プロセスにおける現象を可視化した事例を取り上げます。さらに、対象を生体組織へと拡張したとき、パルスレーザがどのような新しいバイオ・医療技術を実現しうるかについて、講演者の技術と経験を基に議論します。

高出力CWシングルモードファイバレーザの開発と加工応用事例

(株)フジクラ 益子 泰裕 氏

光応用技術R&Dセンター レーザフォトニクス研究部 主査
ファイバレーザは高いエネルギー変換効率と優れたビーム品質を備えており、産業用加工のみならず通信や医療など幅広い分野での利用が進んでいる。産業用加工の分野では、レーザ装置を加工機に適用する際にデリバリケーブルの取り回しが必要となるため、十分な冗長性を確保したケーブル長さが求められる。また高速切断の加工性能を向上させるには、高出力化が不可欠な要素となる。

当社ではデリバリケーブルを長尺化した、レーザ加工機に適用可能な高出力CWシングルモードファイバレーザ(SM-FL)の開発に取り組んでいる。高出力を維持しつつデリバリケーブルを長尺化するためには、ファイバ中で発生する誘導ラマン散乱の抑制技術が必要となる。

本講演では誘導ラマン散乱の抑制技術の紹介およびSM-FL装置を用いた加工応用事例などについて報告する。

< 企画中 >


閉会のあいさつ

東京大学 田丸 博晴 氏


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川野 連也

東京大学

システムデザイン研究センター(d.lab) 特任研究員

1989年3月 大阪大学大学院工学研究科修士課程修了、2008年9月 東京工業大学(現・東京科学大学)大学院総合理工学研究科博士後期課程修了。1989年 日本電気株式会社に入社。イメージセンサ、Cu/Low-k配線、積層DRAM、FOWLP等の先端実装の研究開発に従事。2011年 EV Group Japanに入社し技術部門を統括。2015年シンガポール国立研究所のIMEに着任、先端実装の国際連携プロジェクトを遂行。2022年1月より東京大学に着任、三次元実装技術、先端実装材料の研究を担当、現在に至る。

本橋 和也

(株)小糸製作所

研究所 研究1G 研究員

平成28年3月 東京工業大学大学院 理工学研究科物性物理学 専攻修了
平成28年4月 株式会社小糸製作所 入社
入社後、自動車用ヘッドランプ、LiDAR光学系の開発を担当

中川 桂一

東京大学

准教授

2009年 東京大学 工学部 卒業、2014年 東京大学 大学院工学系研究科 博士課程修了、博士(工学)。2014年 学振 特別研究員PD、2016年 東京大学 大学院工学系研究科 助教、2017年 同講師、2023年 同准教授。2015年 MIT Postdoctoral Fellow、2017年 JSTさきがけ研究員、MEXT卓越研究員、理化学研究所 客員研究員。 専門は医用工学、精密工学、光工学、音響工学。

益子 泰裕

(株)フジクラ

光応用技術R&Dセンター レーザフォトニクス研究部 主査

2013年 東京工業大学大学院 修士課程修了 2013年 株式会社フジクラ入社 2015年より、高出力CWファイバレーザの開発に従事、現在に至る。