うみつばめ衛星プロジェクト

2023年04月19日(水) 10:30-12:00 展示会場内特設会場2
【UTP-1 うみつばめ衛星プロジェクト

プロジェクト運営の中核チームより4名が登壇。

衛星開発、衛星搭載光学機器開発、軌道上観測、宇宙と地上のニーズをつなぐことに
大学、政府機関、民間企業の立場で取り組んだ経験者、かつ現役のプレーヤによる実践的な講演。


【 登壇者 】

 ● (株)ジェネシア 武山芸英 氏
 ● 東京工業大学 谷津 陽一 氏
 ● 北海道情報大学 栗原 純一 氏
 ● (株)アークエッジ・スペース 福代 考良 氏


ハイパーおよび多波長リモセン衛星「うみつばめ」、技術と科学、サービス事業

宇宙軌道から宇宙空間や地球表面を観測するリモートセンシング技術は、天文学や地球惑星科学の先端を切り拓いたりする科学的な用途のほか、環境モニタリングや資源探査などの社会経済活動、災害監視や安全保障分野にまで応用範囲を広げてきている。
この技術は、従来、国家レベルで扱われるものと見なされてきていたところ、近年では大学や民間企業が開発・運用する小型衛星によっても実現できるだけの身近さをみせている。

その一例として50kg級衛星をベースとして世界最高水準をいく「うみつばめ/PETREL」プロジェクトがある。このプロジェクトは "持ち寄りパーティ方式" と通称される運営方法をとっている。
すなわち関連技術をもった複数の組織が連携してひとつの衛星システムやデータ解析系などを開発・運用するものであり、このプロジェクトによる最初の衛星は、2023年のうちに軌道投入されることと見込まれている。

本講演では、このプロジェクト成立経緯や現状について紹介し、続いて衛星本体の特徴や、そこに搭載されている姿勢制御用の光学系について紹介する。また衛星搭載観測機器としての紫外線撮像カメラや、ハイパーカメラ・観測波長チューナブルなスナップショットカメラや分光素子に関する技術的特徴についても言及する。さらに、これら機器から得られるデータの学術的な意味、これまでに得られている関連の科学実績についても紹介する。

そのうえで、当プロジェクトがワールドワイドなニーズとどのように対応づいているか、宇宙光学機器と社会の関わりはどのように分析されるのか。広範な社会課題に向かい合うにとどまらず、将来市場への展開まで見据えた考察を示す。
●難易度:一般的(高校程度、一般論)

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