センサネットワークセッション

2023年07月20日(木) 12:45-15:00 第一・第二会議室
【STC-5 【センサネットワークセッション】情報時代だからこそセンサがさらなる発展するための取組

Gaia XやChat GPTなど注目のデータ活用技術が話題の中、センシングデータの重要性も浮かび上がっています。しかし、万人が使えるデータ表現は難しい課題です。
この講演では、エッジ環境におけるセンサの現状を実例とともに紹介し、今後のセンサの在り方を探ります。

エッジプラットフォームの重要性と現状 ―SIPフィジカルの研究開発成果の社会実装―

(一社)エッジプラットフォームコンソーシアム 齋藤 昇三 氏
Society5.0の実現に向けてIoTは不可欠な技術です。

「SIP第2期/フィジカル空間デジタルデータ処理基盤」では、我が国の産業成長を促進させるべく、専門的なIT人材でなくても容易に高度なIoTソリューションを創出できるエッジプラットフォームを構築しました。

本講演では、IoTソリューション開発のための共通プラットフォーム技術、多種多様な複数のセンサを誰でも簡単に高度な取り扱いができ、かつ、サイバー空間とフィジカル空間でシームレスな情報のやりとりができるマルチセンシングモジュールプラットフォーム(Multi-Sensing Module Platform : MSM-PF)、社会実装技術の研究開発と実証における利用者の声など活動成果と、今後の社会実装への取り組みについてご紹介します。
 

すべての人が使えるIoTセンシングフレームワークSUCS

アズビル(株) 古川 洋之 氏
SUCS(ザックス、SENSPIRE Universal Connecting System)は、AD変換、通信、電源の4つのユニットの組み合わせによるSUCSセンシングトレインとメタデータの活用により、プログラムレスでIoTセンシングシステムの構築が可能となります。

SUCSコンソーシアムで進めている標準化活動により、各社のユニットの接続が可能となり、専門的な知識がない人でも多様なIoTセンシングシステムの構築と利用が可能となることから、センシングに係る潜在的なニーズの発掘や様々な分野における展開が期待されています。
当日はデモを交えてSUCSの技術を紹介いたします。
 

データ連携の概要とエッジにおけるセンサの役割

オムロン(株) 森口 誠 氏
欧州委員会ではデータ連携基盤としてGAIA-Xが提唱され公平でシンプルなデータ連携基盤の実現をめざしている。詳細はまだまだ混沌の中にはあるが、Industry 4.0の提唱以来培ってきたデータ連携への取り組みはIDSAやFiwareの例に見る様に日本より進んでいる。

センサは直接表舞台には出ていないが、データの生成源として接続は進んでいるため、これらの仕組みは今後のセンサの在り方を考えるうえで避けては通れない。
データ連携の現状を俯瞰するとともにセンサがどうあるべきか、エッジにどのような機能が求められるか、考察する。
 
受講料(1セッション/税込)
一般 出展社/主催・協賛団体会員 月刊オプトロニクス定期購読者/シニアクラブ会員 学生
¥18,000 ¥15,000 ¥9,000 ¥5,000

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