センサ実装セッション
2023年07月20日(木)
15:15-17:30
第一・第二会議室
【STC-6 】
【センサ実装セッション 】情報収集・IoTの実用化具体例
IoT技術を利用してセンサ情報を活用することで生産性向上、労働力不足解消、製造ノウハウの継承などを推進する動向が活発になっています。
本セッションでは、こうした取り組みの具体的な成功例を紹介いたします。
酒造工程における各種センサ情報を用いた品質モニタリング
大阪ガス(株) 中嶋 理奈 氏
食品製造業界では、ベテラン職人の高齢化や労働人口の減少、食品の安全性への要求の高まりなどから、その技能の伝承および安定的な品質確保・向上が大きな課題であると言われている。
そこで、大阪ガス(株)エネルギー技術研究所では、食品製造工場のお客さまに対し、継続的な高品質の食品製造を支援することを目的とし、エネルギー技術研究所が保有する食品評価技術やセンシング技術を用いた様々な食品センシング技術の開発を行なっている。
本発表では、日本酒の品質安定化を目指し、画像解析技術やガスセンシング技術、近赤外光分計測を活用し開発した、酒造工程の品質モニタリングについての取り組みを報告する。
森羅万象をデジタル化する
クモノスコーポレーション(株) 中庭 和秀 氏
メタバースやデジタルツイン、BIM/CIMなど急速にフィールドが拡大する3D点群データビジネスや、アナログ規制撤廃の流れに勢いづくインフラメンテナンス市場を攻める特許技術KUMONOSをご紹介します。
3D点群データは、物体を座標(XYZ)と色(RGB)で捉え、小さなオブジェクトから建造物、水中構造物、街全体などの大空間まで、すべてのリアルをデジタルに写し取ります。
歴史の遺物をアーカイブしたり、モデリングしてシミュレーションに活用するなど幅広い計測事例から、2025年大阪・関西万博に向けての取組みまで、先駆者ならではの3D点群の世界をご覧いただきます。
センサーによる農業データの収集と活用
(株)セラク 持田 宏平 氏
地球規模での異常気象や気候変動の影響により、栽培の再現性が低下し、安定的な農業経営が困難となりつつあります。近年、こうした問題を解決するために、AIやIoT、ICTを活用したスマート農業技術の導入が進んでいます。
当社では、2015年からスマート農業サービスとして「みどりクラウド」の提供を行っています。みどりクラウドの製品の一つである「みどりボックス」は、栽培管理に必要なセンサーを備え、環境を可視化することでスマート農業の基点としてご活用いただいています。
本講演では、今、なぜスマート農業に取り組む必要があるのか、その中でセンサー技術がどのように活用され、収集されたデータによってどのような効果を得ることができるのかをご紹介いたします。
受講料(1セッション/税込) | |||||
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一般 | 主催・協賛団体会員/出展社 | 月刊オプトロニクス定期購読者 | シニアクラブ会員 | 学生 | |
¥18,000 | ¥15,000 | ¥9,000 | ¥9,000 | ¥5,000 |
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