センサ&イメージング応用技術セミナー
2025年04月23日(水)
13:40-16:35
アネックスホール F203
【SI-1 】
産業用カメラの最新動向 ‐ TOF・車載・物体認識AI ‐
3D TOFカメラの基礎 ~距離計測原理と競合技術との比較、評価手法と応用など
オプテックス(株) 村田 記一 氏
TOF 3Dカメラは、自動車の自動運転を大きな市場と考え、全世界で開発投資が進んでいます。技術の進捗も加速しています。競合技術としても、3Dレーザースキャンや3Dレーダーの性能も上がっており、それぞれの技術用途がクロスオーバーしています。この分野は、研究分野ではなく投資とビジネスの分野に代わりつつあります。
複数のメーカーより使いやすい3D専用のイメージセンサ―チップが上市されていますので、カメラを作る知識があれば、特別な技術が無くても3D-TOFカメラを製造することができます。しかし、原理や部品の知識があれば、3D-TOFセンサーの運用や設計を、より高度にすることができます。また、利用できる部品の性能や技術も向上しています。
今回のセミナーでは、TOF 3Dカメラの距離画像取得の原理と競合する技術を紹介し、産業用途での使用上の課題を中心にカメラ評価項目・手法を説明します。TOF 3Dカメラを利用する立場や、開発・設計・販売する立場での視点から、各メーカーが指向する応用や、利用されている個別技術のトレンド、最新の技術開発の動向についても紹介いたします。
●初級程度(大学専門程度、基礎知識を有す)/ カメラや画像を扱う知識があると理解が早いです
車載カメラ・イメージセンサの市場・技術動向
オンセミ 小野 科生 氏
北米における車両安全システムへの法規制・要件の動向と車載用カメラ・イメージセンサに求められる性能についての考察、また、それらの要件に対するオンセミのイメージセンサとしての取り組みや提案をご紹介します。
●入門程度(大学一般教養程度)
画像認識AIの基礎と活用事例
京セラ(株) 戴 暁艶 氏
画像認識はディープラーニングなどのAI技術と関わりながら発展してきまして、身近なところに使われています。
今回のセミナーでは、画像認識の仕組み、代表となる物体認識と物体検出を紹介します。また、画像認識技術の活用例として小売業における京セラの取り組みについても紹介します。
●初級程度(大学専門程度、基礎知識を有す)
受講料(1セッション/税込) | |||||
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一般 | 主催・協賛団体会員/出展社 | 月刊オプトロニクス定期購読者 | シニアクラブ会員 | 学生 | |
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¥5,000 |
選択済セッション
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お支払方法 |
●クレジットカード(領収書発行) |
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村田 記一
オプテックス(株)
ソリューション事業部 特販営業部 シニアエンジニア
1986年 国立電気通信大学大学院電子工学専攻修了
2010年 オプテックス株式会社にて、TOF 3Dカメラの産業利用として防犯用途に開発、3D-TOFカメラの黎明期に世界市場への開拓を行った。2025年現在、開発した製品などを使用して現場のシステム設計や設置などを行い、拡販に努めている。
IEC61496国内委員会 安全規格委員
日本赤外線学会 編集委員
小野 科生
オンセミ
インテリジェントセンシング・グループ
オートモーティブソリューション・ディヴィジョン プロダクトマーケティング・リード
1999年より半導体業界に従事
2010年 車載用CMOSイメージセンサ セールス&マーケティング
2018年 オンセミ日本支社 日本車載イメージセンサ市場マーケティング責任者
2022年 オンセミ米国本社 車載イメージセンサ プロダクトマーケティング
戴 暁艶
京セラ(株)
研究開発本部 システム研究開発統括部 先進技術研究所<
エキスパート
2004年室蘭工業大学情報処理工学科博士課程修了,博士(工学)。
同年キヤノン(株)に入社。画像処理,ドキュメント処理を専門分野とし,研究開発,論文発表,特許提案,製品搭載の実績をもつ。2014年主任研究員,2019年主幹研究員。
2019年6月より現職。京セラ独自の物体認識AI技術を確立し,次世代レジの実現に向けて開発を遂行。
現在、複数国際学会の実行委員を務める。論文レビューや招待講演を実施。