TACMIコンソーシアム主催オープンセミナー

2022年04月22日(金) 13:00-16:30 展示ホール内特設会場1
【TCM-1 コース】 第5回 TACMIコンソーシアムシンポジウム

高効率レーザープロセッシング推進コンソーシアム

開会のあいさつ

東京大学 小林 洋平 氏

来賓挨拶

経済産業省 産業技術環境局 研究開発課 産業技術総括調査官 佐藤 正健 様

レーザー加工機のスマート化の取り組み

三菱電機(株) 産業メカトロニクス製作所 レーザ製造部 主席技師長 桂 智毅 氏
レーザー加工機は、板金などの切断、溶接、穴あけ、3Dプリンタなど多様なものづくりに活用されています。更に、レーザー光源の高性能化、多様化、コストパフォーマンスの向上により、適用材料や適用範囲が拡大しています。
昨今の工場の省エネルギー化、自動化、省人化の流れに対応した、使いやすくどんな時でも高速で安定な加工を実現する加工機を目指したレーザー加工機のスマート化の取り組みについて紹介します。

レーザー加工における共創 -リアルタイムモニタリングを利用したアクティブ制御レーザー加工を目指して-

(国研)産業技術総合研究所 電子光基礎技術研究部門 先進レーザープロセスグループ 研究グループ長 奈良崎 愛子 氏
産総研では「ともに挑む。つぎを創る。」をビジョンに掲げ、産学官での先端技術開発に取り組んでいます。レーザー加工は、我が国の質の高いものづくりに貢献し難加工材料の精密微細加工など従来技術では難しい加工も可能にする製造技術として、またデジタル化に親和性が高く、ものづくり産業の次世代DX化にも貢献する技術として期待されています。本講演では、我々の最近の研究開発事例として、インプロセスの高速計測であるリアルタイムモニタリングを利用したアクティブ制御レーザー加工技術開発や,レーザー微細加工の産業実装に向けた取り組み例を中心にご紹介します。

レーザー加工とAI

(株)アマダAIイノベーション研究所 所長 鹿志村 洋次 氏
世界的なデジタル化の潮流の中で、Bio Informatics(BI)、Material Informatics(MI)といった材料開発を中心としたデータ駆動型のモノづくりが加速し、創薬、二次電池開発といった技術による社会的なイノベーションを牽引している。一方、中小工場を主体としたモノづくり領域では、職人/エンジニアの属人化した勘と経験よるノウハウへの依存が強く、繰り返す試作、トラブル時の解析の難解さなど、ベテランが一線を退く中、大きな経営課題となっている。
そんな中でレーザー加工は、溶断、溶接、近年では3Dプリンティングとその用途を広げ、自動化プロセスの拡大を担っている。しかし、その実現の裏には物理現象/材料物性を基盤とする加工パラメータ設計、加工状況のモニターによるフィードバック制御導入など、職人/エンジニアの技能に依存しないデータ駆動型のシステム作りが求められている。
当社はBI、MIに次ぐデータ駆動型の金属加工の実現を訴求するFabrication Informatics(FI)を提唱し、溶断、溶接、機械切断などモデルベースの品質予測、パラメータ設定の実現を目指している。
その実現には科学的思考、品質工学といった20世紀型のモノづくり精神と、機械学習等の21世紀型AI技術の融合によるハイブリッドモデルが鍵であると考える。
当日はこのFIに関する取り組みの概況を紹介する。

レーザー加工技術の取組事例と目指すモノづくり

パナソニックホールディングス(株) マニュファクチャリングイノベーション本部 生産・環境技術研究所 第二研究部  部長 和田 紀彦 氏
パナソニックでは、これまでパソコン、携帯電話、自動車など様々な商品の製造工程に対してレーザー加工技術を用いてきた。今後のレーザー加工技術開発には、高能率、高精度化を実現するスマート化が一つのキーワードであると考えられる。
本講演では、これまでのレーザー加工技術の取組事例と、将来のスマート工場実現に向けたレーザー加工中でのインプロセスモニタリングやデータ活用等、今後の開発方向性について述べる。

レーザー加工を取り巻く市場環境

みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) 経営・ITコンサルティング部 主任コンサルタント 鶴岡 茉佑子 氏
近年、あらゆる産業でデジタル化やグローバル競争の激化、環境負荷軽減等の大きな潮流が起きており、製造業も例外ではありません。今後のものづくりは大量生産・大量輸送の時代から、高付加価値なスマートものづくりの時代に移行していくと予想されます。一方でこれらの変革に対応するためには単一のプレイヤーの尽力だけではなく、様々な立場のプレイヤーが連携して取り組むことが必要であり、より高度なイノベーションエコシステムの存在がグローバルな競争優位性の確立において重要になるでしょう。
本講演では、このような大きな変革の中において製造業がどのように変わっていくのか、そして加工技術には何が求められるのか、マクロな市場環境の目線から見ていきます。またその中でTACMIコンソーシアムが提供できる機能についてご紹介します。

自動車産業におけるレーザー活用

日産自動車(株) 生産技術研究開発センター エキスパートリーダー 樽井 大志 氏
自動車産業はSDGsの実現という社会的背景ならびに電動化、自動化、コネクテッドなどいわゆるCASEと呼ばれる技術革新により100年に一度の変革期と言われている。電動化促進による車両構成部品の変化、軽量化実現のための素材の適材適所化などが具体例として挙げられるが、それらに対するレーザー加工の可能性について解説する。

 ・車体に用いられる材料ならびに接合技術のトレンド、レーザー加工適用実例の紹介
 ・電動化(モーター、バッテリー)におけるレーザー加工の適用例の紹介

また、上記技術について日本の競争力を維持するための産学官連携の課題について触れる。

閉会のあいさつ

東京大学 田丸 博晴 氏

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