interOpto2025 / 光とレーザーの科学技術フェア
ご来場・ご出展ありがとうございました。
来年からは、オプトロニクス社が新たな光技術・光産業の展示会「Photonics innovation」を、同じく11月、パシフィコ横浜にて単独開催いたします。
Photonics Innovationは、光技術の「社会実装」や「異分野融合」を通じて技術革新と社会課題の解決をつなぐ、これまでの製品展示を中心とした展示会とは異なる機能を備えた場として、未来技術の創出に挑戦します。
赤外線、分光、光学薄膜、紫外線、レーザー、オプティクス、ビジョンテクノロジーといった分野に加え、2025年で実施した「【特別企画展】パワーレーザーplus」についてもさらにパワーアップして実施する予定です。
ご来場・ご出展いただいた皆さまには、引き続き「Photonics innovation」にご期待くださいますよう、お願い申し上げます。
今回のinterOpto / 光とレーザーの科学技術フェアでは特別展「パワーレーザーPlus」が開催された。産業・医療・研究など多様な分野で拡大を続けるパワーレーザーの新たな可能性を体感できる内容であった。
Orbital Lasers【パワーレーザーPlus No. PL-07】
宇宙用レーザー技術を開発しているOrbital Lasersは、ライダー衛星初号機の模型を展示。同社は宇宙航空研究開発機構(JAXA)と開発協定を結び、平成29年度、30年度に渡りJAXAが打ち上げた衛星の開発を行なった。
また、レーザーで宇宙ゴミ(デブリ)除去をする事業にも力を入れている。高効率なパルスレーザーによって対象物を蒸発・プラズマ化させる「レーザーアブレーション技術」。この手法を最適化した同社独自のレーザー技術を開発し、宇宙の持続可能性に貢献している。
オハラ【パワーレーザーPlus No. PL-09】
オハラは、「合成石英ガラス」「i線用高均質性光学ガラス」を展示した。
合成石英ガラスは、超低損失光ファイバー製造技術であるVAD法を応用した素材で、広範囲の波長域で高い光透過性を持つ。
優れた均質性、耐光性、耐熱性、低膨張の特性を備え、半導体製造装置、計測機器、検査装置や高出力レーザー、高輝度ランプなどを用いた過酷な使用環境にも対応している。
i線用高均質性光学ガラスは、内部透過率が高く、紫外線による着色を抑制。光学的均質性に優れ、半導体製造装置及び関連照明装置に使用されている。
神島化学工業【パワーレーザーPlus No. PL-04】
神島化学工業は、「YAGセラミックス」を展示した。
セラミックスの特性を活かし、固体レーザー発振素子など多様な分野に用いられている。
単結晶では作成困難な大型透明セラミックスの作製が可能で、紫外から赤外領域までの光透過性に優れているという。透明セラミックスの熱伝導率は光学ガラスの10倍以上に達し、ドーパントイオンを添加することで、様々な光学特性を付与することが可能だとしている。
今回の展示では、パワーレーザー系として、核融合発電システムの開発に重要なレーザー媒質として検討されている黒い枠のYAGも紹介されていた。
interOpto2025 / 光とレーザーの科学技術フェア 2日目です!
「特別企画展」パワーレーザーPlusも大きな注目を集めています。
この機会にぜひご来場ください!
夏目光学【可視化技術フェア No. B-16】は、可視化実験用モデルを展示。展示されていたのは、エンジンのシリンダーなど車載部品をガラスで製造したものだ。
ガラスの研磨の技術を応用し、本来金属で製造する機械部品をガラスで製造している。そのため、通常では見えない部品内部の様子を観察することが出来る。
こういったソリューションの多くは樹脂やプラスチックで製造されているというが、同社はガラスで製造しているところが特長となっている。厳しい環境にも耐えられるよう、材質の選定にもこだわっているという。
あわせて展示されていたのが、シュリーレン光学装置の展示だ。レーザーとレンズによって空気の揺らぎを検出し、気流が可視化される。これを前述のガラスモデルと組み合わて使用することで、部品内部の気流を可視化するとこができるという。
同社は、車載製品に限らずものづくりと設計のユニットソリューションを合わせていくことで、あらゆる製品の可視化に貢献するとしている。

キヤノン【ビジョンテクノロジーゾーン No. C-24】は、同社で開発されたSPADセンサーを展示している。
一般的に使用されるCMOSイメージセンサーは、光を取り込む際に「光の粒子(光子)」をまとまりとして捉える。それに対し、SPADセンサーは光子一つひとつを数えて検出するため、光量をより忠実に再現できる。これにより、撮影時のノイズが少なく、夜間などの低照度環境に適したセンサーとなっている。
このSPADセンサーが搭載されているのが、超高感度カメラ「MS-500」だ。Cマウントレンズへの変換対応が可能となるため、産業用などの小さなレンズの取り付けができ、産業機器や研究用途にも役立つようになる。
現在、このカメラはセキュリティ業界で多く活用されているが、SPADセンサーの「わずかな光を正確に捉える」という特性を生かし、今後はさまざまな分野への応用が期待されているという。
SPADセンサーのモジュールを様々な製品に組み込み、顧客に合わせてカスタマイズすることが可能となっている。
橘光学【オプティクスフェア No. A-31】は、東京都世田谷区に本社を置く精密光学部品メーカーで、長年にわたり光学素子の研磨・検査を一貫して行なってきた。
試作対応から中量産まで柔軟に対応できる体制を整え、研究開発用途から産業機器向けまで幅広い顧客に光学部品を供給している。
主力製品は、球面・非球面レンズ、プリズム、ミラー、シリンドリカルレンズなど多岐にわたる。なかでもシリンドリカルレンズはレーザー光学系や検査装置向けに需要が高く、ビーム整形やライン照明など、一方向の光制御を必要とする用途で活躍している。
熟練技術者による高精度研磨と干渉計を用いた精密検査により、サブミクロン精度の仕上げを実現し、安定した性能を維持する。さらに、顧客仕様に応じた特注設計や小ロット対応を強みとし、「信頼されるものづくり」をモットーに、用途ごとの最適な光学ソリューションを提供している。
量産志向の大手メーカーとは異なり、試作・開発段階から製品化までのプロセスを支援する“柔軟な光学部品パートナー”として位置づけられる。光通信、レーザー加工、医療・分析機器などの分野で高品質な光学部品が評価されており、今後も「確かな精度で応えるものづくり」を通じて光産業の発展に寄与していく考えだ。。
interOpto2025 / 光とレーザーの科学技術フェアが11月11日(火)より始まりました。初日の様子を一部お届けいたします。
会場内では製品展示のほか各種セミナーもございます。13日(木)まで、パシフィコ横浜にて開催中。
古河電気工業・MFオプテックス【レーザー科学技術フェア No. C-20】は、光ファイバの多様な加工技術について展示している。
まず、目に留まったのが「ファンアウト型バンドルファイバ」。細い光ファイバを束ねて加工されたこのバンドルファイバは、通常の太いものに比べ屈曲性が高く、より自由度の高い光伝送が可能。さらに、配列変換が可能なため、伝送入口と出口を様々な形状にすることが出来る。
また、同社の光ファイバ加工技術は、顧客が要望したビームの形状に合わせてファイバの波長を設計、先端加工できることが特長。先端を球状、傾斜状、コーン状など、ニーズに合わせ様々な形にカスタムが可能になっている。
横河計測【レーザー科学技術フェア No. C-08】は、量子コンピュータやレーザー開発における、高精度測定を実現し、製品開発の品質向上する光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」を展示している。
この製品の波長範囲は350~1200nm。コンパクトながら高性能な新設計モノクロメーターを搭載し、シャープな分光特性により、近接した信号も分離して正確に測定する。
また微弱な光信号も短時間で正確に測定するという。
先進のモノクロメーター技術や高速な電気回路、独自のノイズ低減技術により、高速スペクトル測定を実現。レーザー光などの急峻な立ち上がりのあるスペクトラムや微弱信号などの測定で威力を発揮するとしている。
また200001のデータポイント数により、高い分解能を保ったまま、より広い波長範囲を一括測定できる。データポイント数の不足に起因する波長分解能の著しい低下や非効率な波長範囲の分割測定などの問題を解決し、測定をより高精度化・効率化するという。
さらにシングルモードおよびマルチモードファイバーに対応。マルチモードファイバーでも挿入損失が少なく、信号レベル低下による測定速度の低下を抑える。光コネクタ接続再現性に優れ、安定した測定を実現。内部ファイバーとの接触によるファイバー接続面破損の心配もないとしている。
五鈴精工硝子【紫外線フェア No. C-15】は、紫外線殺菌・露光装置に注目される成型可能な紫外線透過ガラス「IHUシリーズ」、高い拡散効果と安定した配光特性を誇る乳白拡散ガラス「IOPシリーズ」、さらに高精度を実現した一体成型の両面レンズアレイを展示している。
深紫外線透過ガラス
「IHU250H」と「IHU200」は、220~250nmの深紫外の光を透過する特性を有し、また、紫外線への高い耐候性を備えた光学ガラス。
殺菌などの紫外光を活用する装置や機器であるUV殺菌、医療機器、分析機器、露光装置、UV-LEDカバーガラス、宇宙分野等への活用が期待される。また、金型を用いた成型が可能であることもこの製品の特徴だという。
乳白拡散ガラス
乳白拡散ガラスの「IOPシリーズ」は入射光を均一に拡散し、ランバート光源に近い特性を持つ拡散ガラス。擦りガラスよりも高い拡散性を有し、この製品の乳白色の色合いはオパールコートによるものではなく、ガラス自身によるもの。
特徴として、厚みを変更する事で分光透過率の調整が可能。マシンビジョン、LED照明、観察系の光学用途、分析機器、検査装置、光源装置などの分野での活用が期待されているという。
両面レンズアレイ
レンズアレイは、均一光向けで通常は2枚使いし、レンズ間の距離や軸の調整が必要。一方、この一体成型で作り出す両面レンズアレイはその調整が不要。また、貼り合わせではない為、レーザーのようなハイパワー光源にも使用できる。
芯厚のバリエーションは、2mmから最大20mmまで成型が可能で、半導体製造装置、蛍光顕微鏡、プロジェクター、3Dプリンターへ採用しているという。
近年急速に発展するパワーレーザー技術は、エネルギー・加工・宇宙・インフラ等、多分野で応用が拡大しております。この潮流を踏まえ、最新成果と展望を共有し交流を促進する場として特別企画展「パワーレーザーPlus」併設レーザーセミナーを、インターオプト2025/光とレーザーの科学技術フェア内特設会場で開催します。
電力供給ラインを無線化するとバッテリー、給電ケーブル、コンセントが不要になる、既成概念を覆し新しい世界を作る可能性を秘めた光無線給電が注目を集めている。
その普及と実現化に向けて研究している宮本氏に話を聞いた。
光学機器や光デバイスの性能を左右する重要要素の一つが「光学薄膜」である。反射防止膜や干渉フィルター、ミラーコートなど、あらゆる光学系で不可欠な存在だが、その機能や構造、設計思想を体系的に理解する機会は限られている。
11月12日(水)13:30より、パシフィコ横浜・アネックスホールF206で開催される「光学薄膜セミナー」では、光学薄膜の基礎から材料選定、電子ビーム蒸着技術、分光測定まで、設計・製造・評価を横断的に学べるプログラムが展開される。
まず、導波技術研究所の渡邊正氏が「効果的な利用のための光学薄膜の基礎知識」をテーマに登壇し、光学薄膜の基本原理と応用例、利用上の留意点を概説する。
次に、ソルテックの青木智則氏が「蒸着材料の選択と使用方法」について、可視・赤外・紫外領域それぞれに適した材料選定と成膜時の注意点を解説する。
続いて、日本電子の鵜川博之氏が「イチから学ぶ電子ビーム蒸着用電子銃の基礎」をテーマに、電子銃の構造・動作原理・ビーム制御法など、成膜プロセスの中核技術を平易に解説する。
最後に、パーキンエルマーの新居田恭弘氏が「UV-Vis-NIR分光光度計による透過・反射測定の基礎と応用」を講じ、紫外〜近赤外域での光学材料測定の最新手法と課題を紹介する。
光学薄膜技術は、レンズやセンサーなどフォトニクス産業の根幹を支える基盤技術である。本セミナーは、設計・製造・評価に携わる技術者にとって、実践的知見を体系的に整理できる絶好の機会となるであろう。
小型の光格子時計が市場に登場し、実用化の段階に入ったことで、多方面から注目を集めている。
光格子時計は、レーザーで冷却・捕捉した原子の振動を周波数基準として用いるもので、従来のセシウム原子時計を大きく上回る超高精度を実現する。
2000年代初頭に東京大学と理化学研究所が世界に先駆けてこの技術を提唱・実証した経緯があり、日本は光格子時計の発祥地として国際的に重要な位置を占めている。近年は、実験室レベルの大型装置だったものが卓上サイズへと小型化され、現場での設置や移動観測にも対応できる製品が登場した。
こうした技術進展は、次世代の「秒」の再定義にも深く関わる。国際度量衡委員会では2030年前後の改定を目標に議論が進んでおり、光格子時計は新たな時間基準の有力候補とされている。日本は国際比較実験にも積極的に参加し、標準化を主導する立場にある。応用面では、わずかな重力ポテンシャル差を捉える「クロノメトリック測地」や、高精度な時刻配信ネットワークへの活用が現実味を帯びつつある。光格子時計は、基礎研究を超えて社会インフラを支える戦略的技術として、国際的な注目を集めている。
こうした中にあって、11月13日(木)にパシフィコ横浜(アネックスホール)で光格子時計に関する特別講演会を開催する。題して『秒の向こうへ、光格子時計の新時代』だ。本講演会ではまず、『光格子時計:これまでの発展の歴史と現在の日本標準時における活用』をテーマに(国研)情報通信研究機構 電磁波標準研究センター時空標準研究室 室長の井戸 哲也氏に登壇いただく。
さらに、今回小型の光格子時計を製品化を主導された(株)島津製作所 基盤技術研究所 先端分析ユニット長の東條公資氏に開発の詳細を語っていただく。ぜひ多くの聴講登録に期待したい。
次世代エネルギー技術として世界的に注目されるレーザーフュージョン(レーザー核融合)。その研究開発を支える光科学・レーザー技術の最前線をテーマに、今年も「光科学フォーラムサミット」が開催される。主催は大阪大学レーザー科学研究所。AI時代を迎えた今、レーザーエネルギー研究と産業応用の接点を探る。
冒頭のイントロダクトリートークでは、同研究所の兒玉了祐所長が「レーザーフュージョンエネルギー実現への挑戦 ― 今求められる技術加速と産業界との共創 ―」と題し、基礎研究と産業技術の融合による開発加速の方向性を示す。
続く講演では、レーザーフュージョンに不可欠な光源技術の進展が語られる。浜松ホトニクスの川嶋利幸氏は「超高出力半導体レーザーの革新」について、高効率・高信頼性デバイス開発の最新成果を紹介。大阪大学の余語覚文氏は「AIが拓き、AIを支える革新的パワーレーザー技術」として、AI解析とレーザー制御の相互作用による新たな設計手法を論じる。九州大学の濵口達史氏は「VCSELアレイを用いたパワーレーザーへの展望」をテーマに、半導体レーザーのアレイ化がもたらす高出力化の可能性を示す。
また、実用化を牽引するスタートアップ企業からも講演が行われる。EX-Fusionの松尾一輝氏は「高精度レーザー制御を用いたイグニッション」を解説し、点火(イグニッション)技術の精密制御戦略を紹介。BLUE LASER FUSIONの飯塚清太氏は「OECが切り拓くレーザーの限界」として、高繰り返し・高出力・高効率の実現に向けた挑戦を語る。
最後のパネルディスカッションでは、「レーザーフュージョン実現への加速戦略 ― ファーストトラックのためのサプライチェーン構築 ―」をテーマに、研究機関と企業が一堂に会し、量産化・国際競争力確立への道筋を議論する。座長は大阪大学の筑本知子氏が務め、オプトロニクス社編集長・三島滋弘氏も参加し、研究・産業・報道の三位一体による視点から討議が行われる。
AIと光技術が融合し、新しいエネルギー科学の地平が拓かれようとしている。本サミットは、その最前線を俯瞰できる貴重な機会である。
メタマテリアルやメタサーフェスは、入射波長よりも小さいサブ波長構造によって光や電磁波を自在に操る技術として、光学デバイスからエネルギー応用まで幅広い分野で注目を集めている。近年では、ナノスケールで波面を制御することで、新しい機能をもつレンズや冷却素子など、これまでにないデバイス設計が可能になりつつある。
11月13日(木)13:30 より、パシフィコ横浜・アネックスホール F206で開催される「メタマテリアル/メタサーフェスセミナー」では、メタ光学の基礎から応用・産業展開までを一望できる 3 講演が行われる。(聴講有料)
まず、東京農工大学の岩見健太郎氏が「誘電体メタサーフェス・メタレンズの設計・製造の基礎」をテーマに登壇する。サブ波長サイズの“メタ原子”を配列して光の波面を設計するメタサーフェスは、超薄型レンズや偏光分離イメージングといった次世代光学素子の中核技術だ。岩見氏は電子線リソグラフィなどを用いた製作プロセスと、可変焦点・多色ホログラムなど多様な応用例を紹介する。
続いて、同大学の久保若奈氏が「電子デバイスの冷却を加速するメタマテリアル非放射冷却」を解説する。デバイスの発熱問題が深刻化する中、久保氏は従来の空冷・水冷に代わる“非接触型冷却”を提案。メタマテリアルを用いて密閉空間から熱を能動的に回収し、熱電変換によって外部へ輸送する独自の冷却機構を実証した。ナノ構造による熱制御は、次世代エレクトロニクスの熱設計に新たな道を開くものといえる。
最後に、東北大学の金森義明氏(メタマテリアル研究革新拠点〈Meta-RIC®〉拠点長)が登壇し、「産業と社会に貢献する光波制御メタサーフェス/メタマテリアルの可能性」を語る。ロボット用メタマテリアルやモバイル端末向け光波制御素子、カーボンニュートラルやバイオ分野への応用など、産業界と社会実装を意識した最新研究を紹介する。
メタマテリアル/メタサーフェスは今や、光学の基礎研究にとどまらず、情報通信、エネルギー、センシング、医療など多分野への展開が進む領域だ。本セミナーは、その最前線を体系的に俯瞰できる貴重な機会となるだろう。
政府は11月4日、高市早苗首相を本部長とする「日本成長戦略本部」の初会合を開き、AI・半導体、情報通信、航空・宇宙、フュージョンエネルギー(核融合)、防衛産業など17分野を重点投資対象に定めた。
官民連携による「日本成長戦略会議」も設置され、来夏には新たな成長戦略をまとめる方針である。首相は「供給力を抜本的に強化する」と述べ、危機管理投資を通じて国家の技術基盤を再構築する姿勢を示した。
この動きは、光技術産業の担い手にとって大きな転機である。
光は通信、センシング、エネルギー、量子技術、医療、そして防衛や宇宙開発に至るまで、あらゆる基盤技術を支えている。政府が示した重点投資分野の多くは、光技術の応用なくして成立し得ない。
11月11日から13日まで横浜市中区のパシフィコ横浜にて「interOpto2025 / 光とレーザーの科学技術フェア」が開催される。同展では、レーザー加工、光通信、赤外線、エネルギー応用など、これまで取り上げてきたテーマはまさに今回の国家戦略と重なるものである。
「interOpto 2025 / 光とレーザーの科学技術フェア」2日目の11月12日(水)は、レーザー技術の安全性から次世代エネルギー、社会実装を見据えたビジョンテクノロジーまで幅広いテーマのイベント・セミナーが展開される注目の一日となる。
午前には「レーザー安全セミナー」を実施。利用の拡大に伴い安全対策は喫緊の課題となっており、最新の安全規格や国際動向、実践的な運用方法が解説される。研究者・技術者にとって実務に直結する内容で、来年も開催予定だ。
午後は「パワーレーザーPlus特別企画展」としてレーザー核融合の講演会が行なわれる。極限条件下でのレーザー応用や世界的な開発の最前線が紹介され、エネルギー転換期における光技術の戦略的役割を考える機会となる。
さらに、光産業技術振興協会主催の「光が拓くビジョンテクノロジー」では、AR/VR、メタレンズ、空中映像など光技術による新たな産業応用の可能性が示される。未来社会を支える技術の展望を多角的に学べる場として関心が高い。
有料セミナー「光学薄膜業界を支える技術」では、光学薄膜の基礎から最新材料、品質管理までを体系的に紹介。当日受付も行なわれ、技術者にとって実務的な収穫が期待できる。 展示会場でも、商談や共同研究、国際連携の芽生えなど活発な交流が予想される。展示とセミナーの相乗効果により、光技術産業全体の発展に資する一日となるだろう。
生成AIの急速な普及により、世界的に大規模AIデータセンターへの投資が加速し、通信インフラには従来以上の帯域と処理能力が求められている。
電子回路中心のネットワークでは電力や速度面で限界が見え始めており、光による高速・大容量通信を基盤とする「光インターネット」が注目されている。
AIシステムでは膨大な学習データと計算資源を結ぶ超高速ネットワークが不可欠であり、データセンター内部や拠点間を結ぶ複数階層の光ネットワークが整備されつつある。その実現を支えるのが、光電融合を基盤としたデバイスと実装技術だ。シリコンフォトニクスを活用した光トランシーバやスイッチは、チップ間・ラック間通信を効率化し、大規模xPU(AI向け計算チップ)の並列動作を支える。特に多チャンネル光インターコネクトは、短距離・中速で多数のリンクを低消費電力で構成する技術として注目されており、VCSELアレイやSiフォトニクスによる高密度実装が進むとされる。
さらに、Composable Disaggregated SystemやScale-out構成に対応するため、低遅延・高信頼な光接続とパッケージング技術が重要になっている。AI時代の通信基盤は、光デバイスと実装技術の両輪によって支えられているのである。
こうした中にあって、11月11日(火)にパシフィコ横浜(アネックスホール)で『AI時代の光インターネットに向けた光デバイス、実装技術』をテーマにセミナーを開催する。本セミナーは月刊オプトロニクス2025年11月号同タイトルの特集をベースにしたもので、AI時代に突入し、光インターネットとそれを支える光デバイスの重要性と最新動向をキーパーソンに語っていただく。ぜひ多くの聴講登録に期待したい。

量子コンピューターは、従来のコンピューターでは実行が困難な計算を飛躍的に高速化できる可能性を秘めた次世代の計算基盤として、世界中で研究開発・実用化に向けた競争が激化している。
その中でも光量子コンピューターは、光子(フォトン)の持つ高速性・低消費電力・室温動作といった特長を活かした革新的な方式として注目を集めている。
特に近年は、光通信やフォトニクス技術の発展を背景に、量子ビットの生成・伝送・操作の各要素技術が急速に進歩し、量子優位性の実証や中規模光量子コンピューターの開発に向けた取り組みが加速している。
光量子コンピューターは、数ある量子コンピューターの方式として日本が世界をリードしている。
光通信・フォトニクス技術の長年の蓄積を背景に、プロトタイプマシンの開発や関連スタートアップの設立が進むなど、産学官一体となった取り組みが加速している。いまや日本発の技術が国際的な注目を集め、光量子コンピューター分野を牽引する存在となりつつある。
今回、11月11(火)にパシフィコ横浜(アネックスホール)で光量子コンピューターに関する特別講演会を開催する。本講演会では、量子コンピュータの仕組みや応用分野、光量子コンピュータの原理や開発方式・課題、さらに光量子コンピュータを開発する代表的な企業や大学の最新の研究開発動向について、東京大学 大学大学院工学系研究科 准教授 / OptQC(株) 顧問 武田 俊太郎 氏に登壇いただく。ぜひ多くの聴講登録に期待したい。
高出力レーザを活用する光無線給電技術を紹介。微小・移動端末から宇宙・水中まで、多様な環境での高効率伝送や長距離化、ビーム制御、安全性評価など、要素技術と最新応用の動向を解説します。
コヒレントの幅広い製品群とグローバル展開が可能にした究極かつ革新的なファイバーレーザEDGE FLを紹介します。パフォーマンスとコストの間で妥協することなく厳しい加工要求に対応します。
150種類を超える光学ガラスや、長年の結晶化技術を駆使したゼロ膨張、高膨張ガラスセラミックス、高品質な合成石英などの様々な機能性光学材料を実際に展示・御紹介いたします。
ハイパワーレーザー、半導体、宇宙、天文など多様な分野で使用されている当社の高機能光学ガラスやセラミッククスを基材とした高耐力大型高精度ミラー・回折格子、非球面ミラー・レンズなどをご紹介。
EX-Fusionは大阪大学発スタートアップとして、レーザーフュージョンエネルギーの実現と産業応用による早期収益化を目指しています。究極のクリーンエネルギー技術で、人類の持続可能な未来に貢献します!
産業界で構成される「レーザー核融合技術振興会」とも協業し、パワーレーザーとその応用、高エネルギー密度科学に関する国家的研究開発拠点の実現をオールジャパンで支援し、レーザーフュージョンエネルギーの実現に向けた取り組みを行っている
自動車、電池、半導体など、多様な分野で生産効率や品質の向上さらにはカーボンニュートラルへの対応が求められており、新たなステージへ進化したレーザ加工技術に最適な高出力半導体レーザ及び高出力・高輝度ブルーレーザをご紹介致します。
半導体、宇宙、エネルギー、学術など幅広い分野で応用が期待される大出力レーザー。実用化の鍵となるのは半導体レーザー(LD)の高性能化です。展示会場では超高出力LDの最前線をご覧いただけますので是非ご来場ください!
レーザ科学と生産技術の融合を目指し、接合・切断・表面改質、分離・除去などの材料加工法に関する基礎研究を実施。溶接・接合現象の可視化やモニタリングの知能化等の革新技術をぜひ会場でご覧ください。
国内外の最新のレーザ加工・計測技術を紹介し、レーザ技術者を育成して研究成果を産業界に還元。産学技能の交流拠点として、レーザ応用の裾野を広げる活動を続け、情報発信しています。
世界有数の大型パワーレーザーを自主開発し活用しています。世界最大出力のレーザー施設として国際的に高い期待をもとに、共同利用・共同研究拠点として新たな学術の創成と産業イノベーション実現に貢献しています。
JAXAでは日本初のレーザーによる森林観測ミッションであるISS搭載ライダー及び、高さ方向の高精度観測を可能とする高度計ライダーの開発を行っています。これらの地球観測用ライダーの開発状況を紹介します。
Orbital Lasersは、高効率な宇宙用レーザーを核とした送光技術、大口径望遠鏡などの受光技術、さらには衛星バス製造技術を開発し、世界でもユニークかつ最先端な宇宙事業に取り組んでいます。
当社は、大阪大学レーザー科学研究所発のスタートアップ企業として、卓越した技術を社会に還元するため設立しました。パワーレーザーの宇宙産業応用、レーザー核融合などのエネルギー分野応用を目指します。
TACMIコンソーシアのレーザー加工プラットフォームに揃う上市前の優れたレーザーを活用し、産業界が本当に解決しなければならない問題を抽出し、大学や公的研究機関と一体で取り組み、競争力向上を目指します。
当社は、セラミックスの優れた特性に加え、固体レーザー発振素子をはじめとした様々な分野で広く用いられているYAG(Y3Al5O12)セラミックスを製造しております。
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弊社のNeurodecは世界でも稀少な商用AIコーデックとしてインターネット経由で100ms未満の超低遅延映像伝送を実現しました。ドローンやロボットの遠隔操作では操作と映像がズレなく結びつき、災害救助やインフラ点検、医療支援、XR体験、工場自動化、次世代モビリティなど幅広い分野で応用可能です。人と機械をリアルタイムにつなぎ、産業の未来を変革する弊社技術をぜひ展示会場でご体感ください。
製品カタログやフライヤーの配布、ポスター展示、製品紹介動画上映。お客様のご希望に応じて簡易デモンストレーションを実施。
当社は東京大学発スタートアップとして、光量子コンピュータのH/W開発に取り組んでいます。光方式は常温で動作し超高速かつスケーラブルな計算を可能とする新しいアプローチです。当社は汎用光量子コンピュータとして世界初の商用機開発を進めており、2026年4月に1号機が完成予定です。本展示会では商用機を構成する光量子コンピュータのモジュールを展示し、次世代計算基盤実現に向けた最先端の研究の一端を紹介します。
赤外線関連機器の輸入販売および開発を行っており、世界の最先端技術をご紹介します。主な出展製品は次の通りです。NDIRガスセンサ、ガス濃度計、UV照度計、赤外線センサ、各種サーモグラフィ、ハイパースペクトルイメージングシステム、スクラッチ・ディグ自動検査装置、光超音波センサ、高拡張性ダイナミック干渉計、赤外スーパーコンティニウムレーザ、内部透視中赤外OCT、3DプロファイラQuickシリーズ
東洋ケミカルは長野県、中国、香港に拠点を持ち海外調達は20年以上の取引実績のある光学部品を取り扱う会社です。お客様がQCDでご満足頂ける最適なご提案をさせて頂いております。試作から量産まで、様々な形状のレンズに対して高品質、低予算、安定供給を実現させています。今回は球面レンズ、プリズム、ミラー等、当社が今まで手掛けたレンズの一部を出展致します。是非当社ブースにお立ち寄りください。
“ CANARE ” ブランドは、放送業界と音響機器分野で長年培った信頼の技術と実績を基盤に、産業用レーザ分野においても “安心品質 ” をお届けいたします。そして高出力レーザ伝送に特化した技術で、皆様のビジネスに貢献し、感動をお伝えいたします。
弊社では「自社製品」「輸入販売品」の二刀流で事業を行っております。自社製品ではお客様の希望に合った半導体レーザーと電源を組み合わせたファイバーカップリング式”光源装置”の提供を行っております。輸入販売品ではレーザー関連機器(レーザーダイオード、変調器等)を展示いたします。レーザーダイオードは波長・パワーで多数のラインナップを持っています。変調器は音響光学素子・電気光学素子を展開しております。
大変ご好評をいただいているマスクレス露光装置を含めたネオアークを代表する製品を出展いたします。【超低ノイズで1.4Aまでの電流駆動が可能】超低ノイズLDドライバ、【国内唯一のHe-Ne自社製造!】周波数安定化He-Neレーザ、【広いエリアの傷を瞬時に検出!】傷検査光源、【高い安定性の小型でリーズナブルな半導体レーザ光源】温度安定化型半導体レーザ&LDドライバ。「He-Neレーザ発振体験」あります。
ピッチ研磨を中心とする【高面精度レンズ・NR原器】の加工製品、加工技術のご紹介と品質保証するための測定機のご案内
・表面微細構造による光学部材をご紹介いたします。・展示物は以下のラインナップです。 ①反射防止構造(レンズ)・・・直接加工品、射出成形品 ②ブラックホール構造つき反射防止部材・・・射出成形品、フィルム ③反射防止構造(樹脂板、フィルム)・・・射出成形+AR成膜品、フィルム ④高強度レーザー耐性光学窓・・・直接加工品
HORIBAは、パルス圧縮用回折格子をはじめとした平面、凹面様々な回折格子のほか、回折格子を使用した小型分光モジュール、OCT用分光器、ハイパースペクトルイメージング分光器を展示いたします。加えて、長年培ってきた高性能なNDIRガス分析モジュールや内製量子カスケードレーザーを搭載したガス分析モジュールもご紹介します。幅広く、装置への組み込みを検討されている方は、是非ブースへお立ち寄り下さい。
ハンディ型の近赤外分光放射計を展示予定です。近年、ニーズの高い拡散反射測定器の提案を行っております。弊社はISO17025認定の校正機関であり、委託測定サービスも提供しております。是非お立ち寄りください。
光学機器システムの設計、試作及び開発を受託する会社です。赤外光学系分野には特に自信を持っております。皆様の立場に立ってご希望にお応えできるよう商品開発から設計、試作までを一貫作業にて承ります。光学系設計試作・開発等に関するご要望、疑問点等がありましたらお気軽にご相談ください。遠赤外領域結像レンズのMTF測定サービスも始めました。詳細はお問い合わせください。
弊社は、非接触・非破壊で薄膜やバルクを測定・解析する分光エリプソメーターの専門メーカーです。真空紫外から遠赤外までの広い波長範囲をカバーする世界一多種な装置と、様々な産業および研究分野での応用例をご紹介いたします。
価格、信頼性の点で、可動部の無いソリッドステートLidarはAD用として必須であり、世界中のメーカーがソリッドステートLidarの実現を目指している。しかし、未だ本命のソリッドステートLidarは実現されていない。ここではSteraVisionが開発した“見たいところを見る”LiDAR、ソリッドステートLidarを展示する。
今回の出展では、光デバイスおよびシステム設計からフォトニクス技術の実装サービスに至るまで、さまざまなサービスを紹介します。特に、高度な光学シミュレーションが必要な産業や研究分野で評価されるシミュレーションソフト、フォトニクス・ファウンダリサービス、直感的な回路設計を実現するPhotonicaを提供。最先端技術と専門知識で、お客様のフォトニクス・プロジェクトを次のレベルへと導きます。
当社オリジナル材料『光配向材』は偏光紫外線により、分子配向を誘起する材料で大きく3つの特長があります。①塗工可能。コーティング位相差により薄型が可能②複屈折の3次元制御が可能③マスク露光による位相差パターニングが可能「位相差×3次元屈折率制御」をキーワードに、パターニング、少量多品種、波動光学、光学設計によって、お客様に合わせた最適な偏光制御素子のご提案が可能です。
豊田工業大学スマート光・物質研究センターは、光を創り出し、自在に操り、高精度に計測する技術の構築を目指しています。本出展では、超短パルスレーザと光マニピュレーション、MEMS光デバイス、独自開発の特殊ガラスを用いた微細構造光ファイバ、超大容量通信技術など最新の成果を展示。新たな価値創造や共同研究にご興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。
スケーラブルにスループット向上が可能なTsurugiデータベース技術を拡張することによるリアルタイム分散データベース。そして、それを支える光電融合技術による10 Tbps級低消費電力光トランシーバ技術(<10 pJ/bit)、そのコア部品である異種材料デバイスを利用した光集積回路技術、および低遅延かつ弾力的に構成変更が可能な多方路エラスティックネットワーク技術等の最新の研究開発成果を紹介します。
当社はファブレス半導体ベンチャーとして、独自技術を活かした受光ICを開発しています。当社独自のフォトダイオード構造で他社製品に比べ超低容量化し、世界唯一の高感度化や高S/Nを実現しています。日本の半導体メーカーとしてワールドワイドの競争のなかで、日本の強みである”極める力”をベースに独創的な技術開発に取り組んでいます。
1.『Everix社製 光学フィルター』“厚さ100 μm!薄くて軽い高性能光学フィルター!”待望のカタログ品がリリースされました!!バンドパスフィルター約260種類、ノッチフィルター約40種類、ショートウェーブパスフィルター約70種類、ロングウェーブパスフィルター約80種類。初期開発費用なしで、1枚からでもご購入可能です。
EX-Fusionは、究極のクリーンエネルギー「レーザーフュージョン」の実現に挑みます。ブースでは、世界初の商用炉開発に不可欠な最先端コンポーネントの開発状況をご説明します。さらに、自社技術を応用したレーザー加工事業も模型やサンプルを用いてご紹介します。日本のエネルギーとものづくりの未来を創る私たちの技術を、ぜひ体感ください!
本展示会において、浜松ホトニクスは様々な用途に適用可能な波長可変光源と高ダイナミックレンジ分光器を提供します。ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください。
東京エレクトロンデバイスは米国Excelitas Technologies社のAxsun SS-OCT(光干渉断層計)製品を、システムズエンジニアリング様による実機デモとともにご紹介いたします。かねてより眼科医療において業界をリードし、産業機器でのご採用も拡がるSS-OCTにご期待ください。
紫外線殺菌・露光装置に注目される成型可能な紫外線透過ガラス「IHUシリーズ」、高い拡散効果と安定した配光特性を誇る乳白拡散ガラス「IOPシリーズ」、さらに高精度を実現した一体成型の両面レンズアレイを出展。多様な光学ニーズに応える最新ガラス部材をご覧いただけます。また、光学ガラスに関するカスタマイズ対応や技術的なご相談も承っております。
Gigahertz Optik社の最新モデルLIGHTmetric ONE(ライトメトリックワン)は、あらゆる “光のプロフェッショナル” のための測定ツールです。相関色温度、照度、スペクトル分布、CRIを正確に測定します。そのほか分光測定実験に便利なケージ式光学マウント、FOV拡張のための2軸スキャンミラー、レーザーへの戻り光を防ぐ光アイソレーターもご案内します。
光の振幅/位相/偏光を制御する空間光変調器、並びに100G超の光ネットワーク分野の測定に最適な高性能波長可変レーザー等の最新情報を提供いたします。また、新しくラインナップに追加されたVis/NIR製品群のうち、テーパーアンプ・フィゾー式波長計・波長変換器もご紹介します。
光源、分光器、検出器を目的に合わせて組み合わせることで、お客様独自の分光システムをオーダーメイドで構築することができます。今回は、多点同時分光が可能な【イメージング分光器】や自由な波長を選択して照射できる【波長可変光源】を展示します。
Ge(ゲルマニウム)の結晶材料を紹介いたします。また、赤外線アプリケーションで幅広く使用可能な硫化亜鉛(ZnS)、硫化セレン(ZnSe)についてもご案内いたします。
Evaporation MaterialsSilicon oxide negative materialOptical processing equipmentOptoelectronic accessories
ナビタ部門からは広視野、高いNAの対物レンズ、スペシャルオプティクス(Special Optics)部門から量子研究に使用されるカスタムの対物レンズのサンプルを出展いたします。またレーザー用ビームエキスパンダー、アサーマルデザインのHDRレンズ、大型・ドームスクリーン用プロジェクションレンズ、レーシック用対物レンズなど特殊な用途や様々なご要求に対応した製品を展示いたします。
弊社では長年培ってまいりました光応用技術を基礎としまして、各種光部品、光源装置、光測定器を設計製作しております。今回の展示会では、各種ファイバ出力LED光源・LD光源を展示実演するとともに、新製品としまして、・MMファイバ出力LED光パルスジェネレータ:FOLS-08-LED・小型ビームホモジナイザ:BH-VISを展示実演します。
島津製作所の分光関連製品、レーザー光源を出展します。 出展予定製品 ・レーザースペクトラムアナライザ SPG-V500 ・小形分光器 SPG-120シリーズ ・回折格子(軟X線~近赤外、高回折効率 & 低迷光)、光学素子 ・カルニュー精密屈折計 KPR-3010 ・高輝度高出力青色半導体レーザー BLUE IMPACT 200Wタイプ(参考出展) ・多波長レーザー(参考出展)
1965年の創刊以来、レーザ/オプトエレクトロニクス業界を牽引してきた米Laser Focus World誌の日本版であるLaser Focus World Japan誌を展示します。アプリケーションはますます多岐にわたり、日々新しい技術が誕生するこの業界において、テクノロジー・リーダーである日本の技術者のためにグローバルな情報を日本語でお届けしています。
弊社は1976年の創業から真空薄膜加工のプロフェッショナルとして高精度・高付加価値製品をお届けする蒸着メーカーです。 250nm~15μmまでの幅広い波長とガラスをはじめ樹脂や金属、フィルムなどあらゆる基材への成膜が可能な柔軟な対応力が弊社の強みです。光学系以外にも 微細パターン成膜、撥油膜や加飾膜など機能性膜のコーティングも行っております。薄膜加工でお困りの際は是非一度弊社へお問合せ下さい。
オーシャンオプティクス社製マルチチャンネル分光器のスタンダードモデルのOcean SR4、近赤外域用モデルのOcean NRを使用した反射/透過測定システムの展示・デモを行います。また、新たに取り扱いを開始した、サーフェスオプティクス社製放射率計ET-100、全日射反射率測定用ハンドヘルド型リフレクトメータSOC-410-Solarの展示・デモも行います。
熱をキーワードに熱管理、熱対策分野の放熱・熱拡散部材を開発・製造・販売している研究開発型のベンチャー企業です。本展示会では、1700W/mK高熱伝導グラファイトにより単一素材では実現できない高熱伝導率といった熱特性を有する高熱伝導複合放熱材「コンポロイド」を紹介します。レーザー・LED・通信といった次世代光デバイスの熱問題のソリューションとして高出力化・高周波化・小型化・高信頼性に貢献します。
本製品は、磁気共振型光アクチュエータ技術により、3D-LiDARに使用される電子部品の点数を大幅に削減しました。このおかげで、製造コストが大幅に下げられ、これまで高分解能3D-LiDARが産業用に留まっていましたが、個人ユーザーでも手軽に使えるようになっています。
【Challenge】【Tunable】【SWaP】光学系を使っての新たな挑戦や特別仕様の製品が欲しい、小型化したい、性能を良くしたい等、それぞれのご要望に合わせた製品を設計・製造いたします。今回は(株)トプコンオプトネクサスと共同で出展いたしますので、是非展示ブースに足を運んでいただき、お気軽にご相談ください。
TACMIコンソーシアムはレーザー加工における知やデータを共有し、競争力向上を目指します。レーザー加工プラットフォームでは次世代半導体製造向けの極微細穴あけ加工を実現*1した加工機等、上市前の優れたレーザー加工機を利用可能です。レーザー加工データベースでは加工データ活用を支援します。
ホロデザインは「光のホログラム技術」でレーザー微細加工に革新をもたらします。今回の展示では、実際に動作する試作機を公開し、従来にない高速・高精細なレーザー加工技術を間近でご覧いただけます。
太平貿易ではマシンビジョン用レンズ、レーザー加工用オプティクス、光通信機器など、光に関するユニークな光学製品を数多く出展致します。〈出展製品〉・マシンビジョンレンズ、マイクロズームレンズ・レーザオプティクス・ポリゴンスキャナ・fθレンズ・DOE(回折格子、ビームシェイパ、ベッセル光学系など)
今回の展示では、赤外・紫外線関連の最新製品をご紹介します。・カルコゲナイドガラス / FI-02・マイクロプリズム・AuSnはんだ膜付きサブマウント・高出力レーザー対応光アイソレーター・光学デバイス用シール材付きリッド・蛍光体ガラス ルミファス?上記以外にも幅広い製品を扱っております。ぜひ当社ブースへお立ち寄りください。
光ビームによる光無線送電(OWPT)を紹介します.OWPTは、レーザーと受光素子の太陽電池により、給電電力はmWからkWまで、給電距離はcmからkmまでをカバーします.各種機器のほか、EV、ロボット、ドローンなどへの移動中給電や水中の無線給電も期待され、光の無線通信との融合も検討されています.光無線給電検討会のメンバーである東京科学大・宮本研と他のメンバーが展示、説明いたします.
本展では、輝線のない白色光源であるスーパーコンティニューム光源、高性能SWIR(InGaAs)カメラ、紫外・可視~近赤・中赤外用小型分光器、ポータブルラマン分光器を中心に、高性能分光用フィルター、標準拡散反射板なども出展予定です。弊社は各種レーザーや周辺機器、分光器、検出器、光学部品等、光に関する製品を多く扱っておりますので、ご要望に沿って様々な提案が可能です。お気軽にご相談ください。
新製品は、AWVF(自動波長可変フィルタモジュール)とMLVFM(リニアバリアブルフィルタモジュール)です。独自の成膜方式により、真空蒸着技術で再現できる最高の光学薄膜を実現。弊社の薄膜技術は、多層膜をコート中に膜厚をモニタリングすることによって、制御能力が高まり、膜厚エラーの少ない製品を製作することが可能です。自公転大型成膜装置による、波長ムラの少ない大型基板の製品も提供しております。
赤外製品ならびに量子技術関連製品をメインに展示致します。是非お立ち寄りくださいませ。・高感度低ノイズ高速SWIRカメラ・近赤外小型分光器・カスタマイズ超小型近赤外分光器・タイムデジタルコンバーター(USB-TCSPCモジュール)・近赤外域SSPD/SNSPD単一光子検出器
コヒレント社の幅広い製品群の中から高出力レーザを中心に紹介いたします。熱加工分野に最適なファイバーレーザやダイオードレーザ、更にそれに適した光学系を紹介いたします。
高性能赤外線カメラメーカーであるカナダTELOPS社からは、最大3000fpsのサンプリング可能な機種や最大900℃の温度測定範囲を有する赤外線カメラのご紹介、フランスnoxant社からはズームレンズ付き高性能監視用赤外線カメラをご紹介する他、フランスNiT社からは1920x1080ピクセル @8?mピクセルピッチの近赤外線カメラをご紹介いたします。
レーザーオートコリメーター専門メーカーのカツラ・オプト・システムズは、OPIEに続きinterOptoへ出展いたします。創業30年を迎えた当社は、光学測定センサ専業企業としてCD・DVD市場からデジタルカメラ、スマートフォン市場に至るまで革新的な製品を提供し続けてきました。今回は最新鋭レーザーオートコリメーター(チルトセンサ)の実機を展示いたします。
【受託蒸着加工】特殊材料の蒸着テスト等、お客様条件で受託蒸着【極低反射AR】ハイブリットARコートでR<0.1%以下(高精度蒸着&ウェットスピンコート)【ブラックコート】広帯域・高耐久・0.5%以下低反射で迷光防止のご提案【フィルター・ミラー】誘電体/AL/Au/Cr/Agなどの各種蒸着材料でカスタム製作可能【各種光学部品】小径レンズやプリズム製品や高精度平面板
≪Made in JAPAN 自社開発・設計・製造≫弊社は赤外線すべての波長域(遠赤・中赤・近赤)カメラを設計開発から製造まで自社(大阪本社)で行っており全国対応をしております。≪全てを自社で行ってきたからこそのノウハウを活かし、あらゆるニーズに対応≫お客様のニーズに沿った製品を常にご提供しております。
High Quality Fluoride Crystal Growth: CaF2, MgF2, BaF2, LiF, SrF2High-precision Customized Optics: Plano, Lenses, Prisms, Beamsplitters, Cylinders, Irregular ComponentsFluoride Coating Materials
1台で最大14種類の計測器を使用可能な、マルチ計測デバイス「Mokuシリーズ」を展示いたします。14種類の機能の中には、オシロスコープやスペアナなどの『計測・解析』、ファンクションジェネレータなどの『波形生成』、PIDコントローラやレーザーロックボックスなどの『制御・調整』機能があり、1台で全ての機能を使用可能です。FPGAの信号処理能力によって、強力な計測器に瞬時にアクセスできます。
ドイツに所在地がありますOTF Studio社の最新光学薄膜設計ソフトウェア「OTF Studio」を輸入販売しております。元OptiLayerプログラム開発者のDr. Trubetskov氏が最新の技術を取り込み、以前にも増して高速で高精度の収束性能を有したソフトウェアになっています。初期設計がなくても入門者から熟練者まで容易な操作でどなたでも実用的で優れた光学薄膜設計が可能です。
幾何学位相素子が拓く光産業独自に開発した幾何学位相素子を駆使した各種応用技術について出展致します。・幾何学位相素子(偏光回折格子、偏光レンズ、軸対称波長板)のラインナップを展示・偏光回折格子を利用した偏光空間分布をイメージング計測可能なカメラを展示・偏光回折格子を利用した空中ディスプレイを展示
下記自社製品を展示(ご相談承ります)・アナログ光リンクシステム:低価格(税別セット価格:33万円)、2KHz~3GHz・超高精度ミラーマウント:古澤博士(東京大学)の量子テレポーテーション用FMD社製品・広帯域O/Eコンバータ:受光範囲:NA0.5、高速通信用HPCF評価に最適、DC~3.0GHz・医療用OCT向けO/Eコンバータ:DC~1GHz、NEP 6pW/√Hz以下@100MHz
顕微鏡に取付けて高感度なラマン顕微分光が簡単に行なえるシステム(MRI)、高速・高波長分解能分光器(VARIUS)を使用しナノ秒レーザと組合せたLIBSシステム、パテントのTwinFilm技術を活かして高精度な波長選択でバンドパスを(2-15nm)可変できる波長可変セレクタ―(FWS)等の新製品を展示しご紹介します。液晶空間光変調器、高性能CWマイクロレーザもアプリケーションと共にご紹介致します。
超精密位置決め機器の各種ラインナップを展示します。デバイスの微細位置調整やミラー・レンズの光軸合わせなど、装置組み込みから研究開発用途において最適な機器をご提案します。レーザー関連装置をはじめ、分析機器/AFM/MEMS/半導体工学/微細加工/バイオテクノロジー/光集積技術など、ナノメートルスケールのテクノロジーやナノ計測の場で要求される”高精度ポジショニング”についてご相談ください。
自社製品の開発領域を拡大し、研究者の困りごと解決の手助けをします。OCTは、眼科で確立した技術が工業用途へ広がって、“物質内部を非破壊で視える化”が現場期待の技術です。本展では、OCT法での表面形状測定技術を紹介します。UV-VIS-NIRのモジュール型小型マルチチャンネル分光器、ハンディタイプの分光照度計も実機展示します。