太陽電池の大御所、濱川圭弘博士宅を訪問

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4月15日(水)に兵庫県川西市にある濱川圭弘先生のお宅をお邪魔した。前回お目にかかったのは先生が1996年に大阪大学を定年退官され、立命館大学に移られて2年後と、いうことは1998年、ということは今から11年前ということになる。その時は「インターラボ」という雑誌の創刊号の取材で、立命館大学の草津キャンパスにお邪魔して、産学連携のお話をお伺した。今回はその立命館も既に引かれているのでご自宅にお伺いすることになった。ご自宅は阪急電車の雲雀丘南花屋敷という何とも優雅な名前の駅を降りたところにあり、しかもその名の通り先生のお宅は立派な「花」屋敷である。毎年ご自宅でお花見をされるそうで、桜前線が去った広壮なお庭は一面が桜の花吹雪で覆われていた。
奥様がピアニストということもあり、「母屋」には世界の名ピアノのスタインゥエイのグランドピアノが、私が通された「離れ」にはYAMAHAとKAWAIのグランドピアノが2台あり、ご夫妻の何ともリッチな暮らしぶりが窺い知れる。
濱川先生は太陽電池の開発では世界的に有名なわが国の太陽電池の先駆者であり、「科学技術長官賞」「IEEE William Cherry Award」「紫綬褒章」などを次々と受章された大御所だ。最近は体調を崩されて毎週3回病院に通われていると言うことだったが、お顔に張りもあり思ったよりお元気そうであった。
よる年波で少し耳が聞こえ難いということなので、大きな声で会話をしたが、いろんな昔話を聞かせていただくことができ、勉強になった。また、わが社でこれから始める事業についてご協力のお願いをしたところ快くお受けいただいた。4~50分雑談した後、早々に退散してきたが、今後も時折ご指導を仰ぎたいと思っていますので、ヨロシクお願いします。
追伸)先日ホオズキを食べる機会があったが、姿かたちもさることながら、香りの良さにはビックリでした。
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