3月8日は光の日!?日本学術振興会光エレクトロニクス第130委員会が「光の日」公開シンポジウムを開催

日本学術振興会の光エレクトロニクス第130委員会は、平成18年3月に3月8日を『光の日』とすることを決め発表しました。光の科学技術を研究している方たちが、光に感謝し、敬意を示し、かつ親しみと愛をこめて、決めたということです。3月8日を選んだ理由は光の速さが真空中でほぼ3×10の8乗m/sであり、フォトンは吸収されない限り休むことなく走り続けるからだそうです。
光の速度はあのガリレオさんでさえ計れなかったほど速く、1983年になってようやく国際度量総会において299792458 m/s(ほぼ3×108m/s)と定義されました。因みに長ったらしく覚えにくいこの数字は語呂あわせで「憎くなく(29979)女御や(2458)」と覚えるそうです(にょうごをどこかの国の総理のようにおなごと読めば間違いますのでこの点は要注意)。我々は昔「1秒間に地球を7回半回る速さ」と教えられました。
日本学術振興会の光エレクトロニクス第130委員会では、この3月8日の記念日行事として、毎年3月8日の近辺に「光の日」公開シンポジウムを開催しており、今年は下記の要領にて3月9日に森戸記念館(写真)にて開催されますのでご興味のある方は文末のアドレスにお問い合わせください。
20090121-morito_photo01.jpg
日時: 平成21年3月9日(月)10:00-17:35
会場: 森戸記念館 第1・第2フォーラム(毘沙門天前を小路に入り30m)
東京都新宿区神楽坂4-2-2(tel:03-5225-9211(財)科学技術振興会)
プログラム内容:
0. 10:00-10:05 委員長 後藤顕也 挨拶
1. 10:05-11:05 田中邦麿(帝京平成)「光ディスクのデジタルアーカイブ」
2. 11:05-12:05 市原 裕(ニコン)「露光技術の進展と将来」
(昼食)
3. 13:15-14:15 馬場俊彦(横浜国大)「フォトニック結晶スローライト技術の進展」
4. 14:15-15:15 春名正光(大阪大)「光コヒーレンストモグラフィーの進展」
(休憩)
5. 15:35-16:35 笹川智広(三菱電機)「レーザーディスプレイ」
6. 16:35-17:35 矢部 孝(東工大)「太陽光励起レーザー」
(懇親会(17:45-19:20):2F 第1会議室)
*当日プログラムの一部が変更となる場合があります。
主催:日本学術振興会 光エレクトロニクス第130委員会
参加費:無料(ただし、懇親会参加者(2000円を予定))
定員:170名(講演予稿集および座席は先着順)
問い合わせ先:日本学術振興会研究事業課 重春直弘 jigyouka06@jsps.go.jp

カテゴリー: イベント情報 パーマリンク