SPIEとPhotonics Westについて

SPIEとは1955年に米国において設立された光学関連の国際学会で、Society of Photo-Optical Instrumentation Engineers という学会名の頭文字をとったものですが、世界中にSPIEという略称が定着してしまったので、1981年に正式名称をThe International Society for Optical Engineeringに変更した後も、SPIEという名称を使っています。現在米国西海岸の最北部の州であるワシントン州のBellingham(ベーリンガム)に本部をおいています。ベーリンガムはイチローの所属するマリナーズがあるシアトルよりもっと北でもう少しでカナダという位置にあります。
弊社はそのSPIEと20年来の友好関係にあり、現在SPIEの刊行物の日本における販売代理を行うと共に弊社で翻訳し日本語版の出版も行っています。
そのSPIEの主催するPhotonics West 2009が来週、1月24日から29日まで米国カルフォルニア州San Jose(サンノゼ)において開催されます。ということで来週は筆者もサンノゼに出かけますが、現地からブログをお届けできるかどうかちょっと心配です。
Photonics West 2008
ところでPhotonics West 2009のホームページのトップページの動画を是非ご覧下さい。英語でしゃべっているからそう感じるのかもしれませんが、ハリウッド映画の予告編のように垢抜けしてスマートだと思いませんか?こういうセンスは弊社も少しは見習いたいところです。
Photonics Westの会議テーマはオプティックス、レーザー、バイオメディカルオプティックス、オプトエレクトロニクス部品、イメージング技術等で、展示会も年々大きくなってきており、昨年は1100社が参加していました。経済環境が一変した今年はどんな様子かじっくり観察してきます。Photonics Westの参加報告は例年オプトロニクス誌の3月号あたりでグローバル・ファイバオプティックス社の梶岡博氏にしていただいています。今年の3月号にも詳細な報告を載せる予定にしていますので是非ご覧下さい。
それでは行ってきます。

カテゴリー: イベント情報 パーマリンク