オプティクスフェア 企画協力日本光学会

日本光学会 代表ご挨拶

会長 川田 善正 (静岡大学 研究担当理事/副学長)

光技術の発展を目指して

 一般社団法人日本光学会は、1952年に応用物理学会内に発足した光学懇話会をその起源とし、応用物理学会分科会日本光学会を経て、2014年9月に発足しました。昨年、創立70周年を迎えた歴史と伝統のある学会です。日本光学会では、会誌「光学」・英文誌「Optical Review」の発行、年次学術講演会「Optics & Photonics Japan」・光学シンポジウム・冬期講習会の開催、光学論文賞・光学奨励賞・コニカミノルタ光みらい奨励金・OPJ優秀講演賞・AI Optics優秀発表賞の表彰に加え、各種専門領域をカバーする16の研究グループと3つの産学連携専門委員会による活動を行ない、国際会議の主催・協賛、国内外の関連学協会との交流を通じて、研究者・技術者間の連携ネットワークの強化を今後も進めています。
 新型コロナウィルス感染症による学会活動の制限が緩和され、対面で語り合い、議論できる重要性が見直されています。学会は、会員相互の交流と情報交換を行う場であり、学会に参加すれば、そこに同じ分野に興味を持ち、科学技術を発展させるために助け合う「仲間」と、互いに切磋琢磨する「ライバル」がいると思います。日本光学会の活動を通して、「仲間」と「ライバル」が互いに和気あいあいと、かつ真摯に議論し、お互いに高め合う、新しい価値を生み出す場として生かされることを目指していきたいと思います。
 「光とレーザーの科学技術フェア2023」は、光学産業界とアカデミアを結ぶ貴重な機会であり、社会課題解決の促進に向けた光科学技術分野の連携に大きな役割を果たすものと期待しています。オプティクスセミナーでは、「最先端の光制御技術~メタサーフェス・メタマテリアル~」をテーマとした最新の光技術を基礎から応用まで幅広く紹介します。光学技術に関する最新動向を学ぶ機会として、多くの方々に参加していただければ幸いです。

オプティクスフェア2023 開催概要

オプティクスと試作加工技術は世界に冠たる日本の得意分野で、科学技術の研究開発を支える根幹技術といえます。あるいは光分野のJAPANブランドを支える「日本の技」としても世界に知られています。
このように優れた我が国の光学素子と試作加工技術を一堂に展示し、出展者と研究者・技術者の情報交換の場として「オプティクスフェア」は開催されます。
この機会にコストパフォーマンスが抜群の本展示会への参加をお待ち申し上げます。

出展対象製品

  • ■オプティクス関連製品
    レンズ、ミラー、プリズム、フィルタ、回折光学素子、各種光学素子、微小光学素子、
    シリコンフォトニクス、分光器、干渉計、顕微鏡、望遠鏡、各種光学製品、オプティクス周辺機器・支援機器、
    光学材料、光学ソフト
  • ■試作加工関連製品・サービス
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