赤外線フェア 企画協力日本赤外線学会

日本赤外線学会 代表ご挨拶

会長 長田 哲也 (京都大学 大学院理学研究科 教授)

ますます広がる赤外線の応用

 1800年に天文学者ハーシェルが太陽スペクトルの中に赤外線を発見して以来、赤外線の科学・技術は、検出器と赤外分光の研究開発を中心として発展してきました。その利用が多方面の分野に広がったのは、1950、1960年代に高性能の検出器と安定して測定できる分光器が市販されるようになってからです。遠隔センシングによる放射温度測定、熱源の監視・追尾、暗視などのセンシング、分光による物質・材料の解明、分析、評価、さらに赤外光源による加熱、加工などが進展しました。
 そして現在、検出器、分光素子、光学素子などの小型化、低コスト化によって、赤外線の応用が飛躍的に拡大しています。それらの分野で科学的な理解が進むことにより、適切な赤外線の利用が実現され、さらに大きな発展が可能になります。
 日本赤外線学会は、1970年に発足した赤外線技術研究会を前身に,赤外線領域の科学と技術に貢献し,その応用と普及を図ることを目的として 1991年に設立されました。そして,学会の基盤強化を目指して2016年に一般社団法人に移行し、わが国で最初に発足した赤外線領域の科学・技術に関わる学会として、さら にこれらの研究の推進と分野を超える知識の共有を進めて行きたいと考えています。
 「光とレーザーの科学技術フェア2019」の赤外線セミナーが、基礎から最先端までの赤外線技術について、科学的な考え方と応用の方法を理解するよい機会になることを期待しています。

赤外線フェア2019 開催概要

赤外線は熱線として古くから認識されており、夜間戦闘に不可欠なナイトビジョンなどの軍事的な要請があったため関連装置の開発が進み、加えてレーザーの出現により赤外域の材料は比較的豊富で実用化も早く進み、現在では警備・防衛用センサ、観察・研究用センサ、温度センサ、リモートセンシング、天文光学、赤外線通信(IrDA)、 ワイヤレスリモコン、静脈認証、非破壊検査・測定など幅広い分野で応用されています。 本展示会では我が国が得意とするこれら赤外技術に関する製品を一堂に展示紹介いたします。

出展対象製品

  • ■赤外材料・部品
    赤外ガラス、赤外結晶、赤外材料、赤外フィルム/プレート、赤外レンズ、赤外フィルタ、赤外レーザー、
    赤外半導体レーザー、赤外LED/モジュール、赤外ランプ、赤外光源、 赤外線撮像素子、
    赤外フォトダイオード、その他赤外関連材料・部品
  • ■赤外製品・システム・ソフトウェア
    赤外LED照明、赤外用分光器、赤外顕微鏡/赤外線ズーム顕微鏡、赤外線厚さ計、赤外線ガス濃度センサ、
    赤外線放射温度センサ、熱画像計測装置、生体認証装置・検査装置、暗視装置・ナイトビジョン、
    画像処理ソフトウェア、その他赤外センサ、赤外線カメラ、赤外線サーモグラフィ、赤外線監視カメラ・システム、
    赤外線デジタルカメラ、リモートセンシングシステム、赤外線リモコン、赤外線通信システム、
    その他赤外関連製品・システム
  • ■その他赤外関連
    熱源機器、赤外線関連周辺機器・装置、支援装置、赤外線関連コンピュータソフト、
    その他関連機材、部品、装置、システム
出展申込みはこちら