光学薄膜フェア 企画協力光学薄膜研究会

光学薄膜研究会 代表ご挨拶

代表 室谷 裕志 (東海大学 工学部 光・画像工学科 教授)

開催にあたって

「光あるところに光学薄膜あり」と言われるように、主役として脇役として光学部品・光学製品に光学特性の向上を目的として光学薄膜は必ずと言っていいほど用いられています。特に最近は可視光線領域だけでなく、「見えない光の領域(紫外線・赤外線)」での需要が高まってきています。なかでも自動車の自動化運転に関連する各種光センサーに関わる光学薄膜は、高い機能と耐久性・信頼性が要求されます。品質の中でもフレアーや外観品質の問題は成膜工程の始めから終わりまで関わる総合技術が要求されます。この様に高い技術と付加価値の高い分野が、日本の光学薄膜産業の進む道の一つと考えられます。  世界のトップレベルにある日本の光産業の中で、光学薄膜についても、その製造装置・成膜材料から始まり最終製品までの分野で世界を牽引しています。しかし、今後も世界をリードして行くには、情報収集と技術の研鑽が必要との観点から光学薄膜研究会は2011年に設立されました。光学薄膜研究会は「日本の光学分野の活性化を図る」、「光学関係の規格の標準化作業を進め、日本の国益を守る」と言う目的で1泊の宿泊研究会の開催を含んで年4回の研究会と年1回の企業見学会を行うと共に、光学薄膜に関連するISO・JISなどの規格化活動などを行っています。(加入企業146社:2018年6月)。
 今回の「第5回光学薄膜フェア2018」では紫外線領域から赤外線領域までの広い波長分野での光学薄膜技術、光学薄膜に防汚や撥水などの機能を付加した機能性光学薄膜技術、光学薄膜の製造技術、光学薄膜の評価技術など、世界のトップレベルの光学薄膜技術が展示やセミナーを通して見られることができると思います。特にセミナーでは基礎的な内容から実践的な内容まで受講できるプログラムになっていますので、光学薄膜を製造する方々だけでなく、使用する方々にも役に立つ内容だと思います。今回の「光とレーザーの科学技術フェア2018」が参加者の皆様と光産業の発展に寄与することを願っております。

光学薄膜フェア2018 開催概要

薄膜技術は眼鏡、カメラなどの反射防止膜はもとより、テレビカメラの多層反射防止膜や、特定の波長を透過あるいは反射させるためのフィルター(簡単な建材ガラスから大容量光通信システムの超多層膜フィルター等まで)、太陽電池や液晶ディスプレイパネルなどの透明導電膜など、広範な分野で利用されています。またディスプレイ装置や、各種光メモリ、薄膜太陽電池の製造にとっても薄膜技術はたいへん重要は技術として応用されています。 本展示会では我が国が得意とするこれら光学薄膜に関する製品を一堂に展示紹介いたします。

出展対象製品

  • ■光学薄膜応用製品
    カメラレンズ、眼鏡のレンズ、光学フィルター、増反射ミラー、ハーフミラー、反射防止膜、
    複層エコガラス(LOWE膜)、選択吸収膜(太陽熱温水器用等)、その他光学薄膜応用製品
  • ■光学薄膜製造・加工装置・材料
  • ■光学薄膜設計ソフト
  • ■光学薄膜周辺機器・関連装置、その他
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