会社の宣伝

わが社の強みは何かと考えていたら、思いっきりオプトロニクス社の宣伝文章になってしまいました。
嫌がらずに読んでみてください。

オプトロニクス社のメディアに広告掲載することのメリット

1981年12月に創刊した「月刊オプトロニクス」は約30年にわたり光技術の普及・導入に大きな役割を果たしてまいりました。関係者からは光技術と光ビジネスの定点観測情報誌として圧倒的な信頼を勝ち取っています。本誌にPRすることで貴社製品や技術の信頼性は一段と高まることでしょう。またオプトロニクスは「Medical Photonics」等雑誌媒体のみならずWebサイトやメールマガジンなどのメディアを同時多発的に利用して効率的なPR活発を行いますので、即宣伝力としてのご期待にも十分にお応えいたします。

オプトロニクス社が運営する展示会に出展することのメリット

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オプトロニクス社は雑誌という公器の発行元として、数多くの光関係機関および関係者と協力関係を結んでいます。そこで培った光技術&ビジネスのネットワークと知識をベースに光技術の専門性の高い展示会を企画・運営していますので、光技術製品の購買層・導入者からの注目度は抜群です。オプトロニクス社は展示会を光業界発展と光製品拡大の場として捉え、出展各社の販売促進を協力にサポートしています。そのためメディアとしての優位性をいかんなく発揮し商談と成約機会を創出しています。海外からの参加企業や見学者も年々増加しております。

オプトロニクス社を利用することのメリット

オプトロニクス社は光業界における実績を長年にわたり築いてまいりました。光技術者、光研究者、光ビジネスパーソン、官公庁の光技術ご担当者、光関連大学・諸団体、光技術コンサルタント、海外関係者などなど幅広いネットワークをベースに、光に特化した様々なサービスをいち早く提供してまいりました。雑誌・書籍の刊行、展示会の企画・運営、セミナー・講演会の開催、Webサイトサービス、学協会サポート、人材紹介M&A支援など小さなことから大きな事業まで光ビジネスのワンストップショップとしてのサービス提供が可能です。
いかがでしょうか?

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想定為替レート

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 連休の最中の5月1日の日経新聞に、上場会社の決算発表時における、今期予想の前提となる為替レートについて記事が出ていました。
 これによりますと、1米ドル=85円~90円、1ユーロ=120円~130円 とありました。想定の中心は、1米ドル=90円、1ユーロ=125円のようです。
 ギリシャ問題で、大きく信用を失ったユーロは、一時1ユーロ=111円前後まで売り込まれました。
 対岸の火事ではないと多くの識者が、日本の国債漬けについて警鐘を鳴らしています。
 では、円に変えてどのような資産に逃避しておくのがいいのかが、次の課題ですが、これがまた難しい。
 それと、いつまでにそのような行動をとるのがいいのかが、もうひとつの課題です。
 昨日お会いした方は、「金」が良いと言っていました。ユーロも、米ドルも、円も皆、リーマン以来の金融恐慌から脱出するために、中央銀行の政策によって、資金供給がジャブジャブになされており、通貨の信用も失われている。最後のよりどころは、「金だ」としています。
 「通貨は?」と尋ねたところ、豪ドルといっていました。
なぜなら、国債を発行していないからといっていました。
 日本国内で、消費税の増税が盛んに論議されるようになって来ました。20%程度にあげなければ、プライマリーバランスが取れないというのが財政論者の主張ですが、「そこまでは無
理だが、とりあえず…」との日本人的結末で、とりあえず、10%、多くても15%がいいところだと筆者は見ています。
 となれば、今後も、国債発行の額はどんどん増え続けることになります。やがては、対岸の火事から、自らのお尻に火がつくことになります。
 「まだはもう」
 「もうはまだ」
久野幸一税理士事務所

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『OPTRONICS WORLD2011』から日本光学会が共催に

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レンズ設計・製造展を見学に訪れた中国からの団体来場者
※文中の青い文字にはリンクが貼ってありますので、クリックしてご覧下さい。
OPTRONICS WORLD2010 はご好評の中、先週無事に無事終了いたしました。どうも有難うございました。
3月の本ブログで皆さまのご期待にお応えするため、2011年からはOptics-Photonics総合展としてより専門的でより大きな規模での開催を目指すと書きましたが、その後色んなことが具体的に決まってまいりましたので紹介いたします。
 一般の展示会主催会社さんとの差別化を図るため、光に特化して光技術と光ビジネスの発展を願う弊社はOPTRONICS WORLDを関係する学協会の連携にて推進することを考え現在下記のようなコラボレーションが決まっております。
“Optics-Photonics総合展”『OPTRONICS WORLD 2011』
レーザーEXPO 2011」は主催(社)がレーザー学会、「レンズ設計・製造展2011」と「赤外・紫外・可視光応用技術展2011<新設>」は日本光学会NPO日本フォトニクス協議会の共催、「VISION JAPAN 2011」は日本インダストリアルイメージング協会(予定)と月刊オプトロニクスの共催、「ポジショニングEXPO 2011」は超精密位置決め専門委員会と月刊オプトロニクスの共催、「光ファイバーEXPO」は光ファイバーEXPO企画委員会(予定)と月刊オプトロニクスの共催というような形で行います。展示事務局はいずれもオプトロニクス社が担当いたします。
会期は2011年4月20日(水)~22日(金)で会場はパシフィコ横浜での開催となります。

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OPTRONICS TODAY 4月号 No.36

※文中の青い文字にはリンクが貼ってありますので、クリックしてご覧下さい。
(月刊OPTRONICS 4月号より転載)
FOCAL POINT
■ 光産業国内生産額、2008年度実績16.7%減、2009年度見込み9.5%減、2010年度予測は4.4%増(PDF)

OPTRONICS編集部

NEWS FLASH(PDF)
 ・東京大学、1つの半導体量子ドットを埋め込んだ単一人工原子レーザを実現
・NICTと青山学院大学、新波長帯域を用いた光伝送システムの動作実証に成功
・東工大、Global COE International Symposiumを開催
・理研、従来比7倍に高めた出力15mWの深紫外LEDを開発
・シチズン電子、照明用白色LEDで新たな色度管理基準での量産を実現
・産総研、変換効率15.9 %のフレキシブルCIGS太陽電池サブモジュールを開発
・三菱電機、変換効率をさらに向上させた2種類の太陽電池を開発
・コニカミノルタHD、有機薄膜太陽電池市場に参入へ
・2009年太陽電池セル・モジュール総出荷量は前年比120.5%の1,387,025kW
・東芝と産総研、新たな液浸露光装置の延命化技術を開発
・東京エレクトロン、SEMATECHのEUVL開発プロジェクトに参画
・三菱電機、炭酸ガスレーザ加工機をイタリアで販売開始
・ソニー、国内での有機ELテレビの販売を終了
・東工大など、有機EL素子の光取り出し効率を2倍に高めることに成功
・篠田プラズマ、200インチの曲面フィルム型ディスプレイを関空に設置へ
・産総研、プロジェクションディスプレイ用高速光スキャナを開発
・ソニー、3Dテレビ8機種を6月から発売
・Sumsung、3Dテレビを発売
・2015年の3Dテレビ世界市場は7,800万台に
・ソニー、レンズ交換式小型デジタル一眼レフカメラを年内発売へ
・OVTI、1.1μのバックサイドイルミネーションピクセル技術を開発
・CIPA、2010年1月のデジタルカメラ生産出荷統計を発表
・浜松地域とドイツ・イエナ地域が産業交流協定を締結

OPTRONICS 定期購読案内
■4月号特集「電子・光デバイスの超精密・マイクロ加工技術と計測技術
今月号の特集は、電子・光デバイスの超精密・マイクロ加工技術と計測技術に焦点をあて、研究開発の最新動向を紹介していただきました。企画していただいたのは中部大学・工学部の鈴木浩文教授です。お忙しい中有難うございました。
超精密加工・計測技術は、製品のさらなる低価格や高機能化等、競争力確保に必要なキーテクノロジーです。この技術進展が世界における日本製品の今後のプレゼンスの成否を握っているとも言って良いでしょう。(4月号コメントより)
※月刊OPTRONICS 年間購読のお申込みはこちら
月刊OPTRONICS 広告案内
光関連製品・サービスの広報宣伝に、月刊OPTRONICSの広告頁をご利用下さい。
※月刊OPTRONICS 広告掲載のお申込みはこちら
書籍案内
「光学技術者のための電磁場解析入門」
◇体裁 : A5判 248頁
◇定価 : 3,360円(本体3,200円+税)
◇企画 : (社)応用物理学会 日本光学会 光設計研究グループ
◇編集委員長 : 日本女子大学 名誉教授 小舘 香椎子
※詳細は光のオンライン書店をご覧ください。
マルチクライアントスタディ
弊社が企画・提案する特定のテーマについて、複数のクライアント様からの共同受託に基づいて、調査・分析を行うものです。
発売中 - 紫外線および赤外線領域のビジネス動向調査
※マルチクライアントスタディの詳細はこちら
光技術と医療をつなぐ「メディカル・フォトニクス」
■医療と光技術をつなぐ 「MEDICAL PHOTONICS」4月発行へ
医療と光技術をつなぐメディカル・フォトニクス分野における技術の向上や医工連携推進に役立つ記事を毎号わかりやすくお届けします。
※詳細ページはこちら
■医療と光技術に関する製品ガイド
「メディカル・フォトニクス製品要覧(WEB版)」
「メディカル・フォトニクス製品要覧(WEB版)」は、医療に関わる製品なら全て無料にて掲載していただけます。ぜひ下記アドレスよりご登録下さい。関連企業の皆様のご協力をお願い申し上げます。
※アンケート回答ページ
光産業専門求人・求職ナビ
■ オプトキャリア
一般の人材紹介業社では得られない「光技術・光産業」経験者を、ご要望に叶う分野(例えば、光学設計、レーザー、計測・分光、記録情報、薄膜、通信、光材料、センシング、ナノテク、光メディカル等)からピンポイントでご紹介いたします。
http://www.optocareer.com/
光産業に特化した「事業承継/M&Aコンサルティング」
■ オプトパートナーズ
企業文化を考慮に入れた事業マッチングで皆様のお役に立ちたいと考えております。

技術フォーラム
■ 日本フォトニクス協議会(JPC)
日本フォトニクス協議会ではさまざまなイベント、フォーラムなどを通じて、会員相互の親睦を図り、その活動を内外に広く知らしめ、会員のより幅広い活動をサポートします。
http://j-photonics.org/

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MedicalPhotonicsが4/15に創刊!

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※文中の青い文字にはリンクが貼ってありますので、クリックしてご覧下さい。

雑誌「メディカルフォトニクス」の創刊号が4月15日に刊行されました。創刊号では本誌の編集委員9名と日本レーザー医学会の理事長加藤治文先生の「創刊号に寄せて」を収録いたしました。因みに本誌の編集委員9名とは編集委員長の日本血管内治療学会理事長、岡田昌義先生と編集委員の防衛医科大学校、菊地眞先生、大阪大学の粟津邦男先生、近畿大学の下村嘉一先生と橋新裕一先生および㈱ニークの高柳修平様、K.C.L.の金田明様、㈱ニデックの太田康夫様、浜松ホトニクス㈱の山下豊様といった錚々たる顔ぶれです。またメディカルフォトニクスの最前線として、「レーザー医学の現況」を菊地眞先生が、「光コヒーレンストモグラフィー」を大阪大学の春名正光先生が、「内視鏡」についてオリンパスメディカルシステムズ㈱の渡辺厚様と山崎健二様に解説していただきました。ホームページもぼちぼちスタートしていますのでご覧ください。
http://www.medicalphotonics.jp
http://www.optronics.co.jp/medical/index.html当分は季刊で来年隔月刊、再来年から月刊で発行していく予定です。明後日からパシフィコ横浜で始まる「レーザーEXPO2010」でも展示いたしますので、是非ご覧になってください。
どうぞ宜しくお願いいたします。

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編集長の今月のコメント(2010年4月)

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編集長 川尻多加志

超精密加工・計測技術は各種ディスプレイ、メモリー、デジタルカメラなど、様々なデジタルAV機器等における光デバイス製造に使用されています。技術的な進展状況を見てみると、現在では超精密切削技術や研削技術、計測技術等の進歩によって、すでに10nmレベルの形状精度と1nmレベルの表面粗さ機械加工も可能になっているということです。
今月号の特集は、電子・光デバイスの超精密・マイクロ加工技術と計測技術に焦点をあて、研究開発の最新動向を紹介していただきました。企画をしていただいたのは中部大学・工学部の鈴木浩文教授です。お忙しい中を有り難うございました。超精密加工・計測技術は、製品のさらなる低価格化や高機能化等、競争力確保に必要不可欠なキーテクノロジーです。この技術進展が世界における日本製品の今後のプレゼンスの成否を握っているとも言って良いでしょう。
先月号の特集で取り上げた3Dテレビ、やはりというか、サムスン電子が日本製よりも安い3D対応テレビ投入を米国で発表しました。パナソニックのプラズマ方式は米家電量販店Best Buyで50型が2,500ドル。これに対し、サムスン電子は、最低価格のLEDを使わない液晶方式46型が1,700ドル(ちなみに韓国内では3,000ドル)、プラズマ方式は50型1,800ドルからで、LED液晶テレビは40型2,000ドルからの品揃えになっている。景気の良くない状況では、一般消費者はどうしても安いほうに行きがちです。例え画質や機能が上だとしても、細かい事を気にしない国の消費者には通用しません(中国の富裕層は高くても敢えてMade in Japanを求めますが)。日本メーカは3Dテレビを、韓国や台湾メーカに奪われた市場を取り戻す絶好のチャンスと捉えていました。サムスン電子は従来どおり価格競争に持ち込む戦術のようです。
3月4日付けの日経産業新聞に興味深い記事が載っていました。紹介します。日本鋼管を経て1994年から約10年間、サムスン電子の常務を務め、李健熙前会長の右腕として活躍した吉川良三・東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員がサムスンの強さの理由を語っています。以下、記事から抜粋・引用します。
サムスンは「日本が開発した製品を技術や機能の観点で分解して、次にそれらを組み立てていく。新興国には機能を削ぎ落とし価格を抑えるなど、製品ごとに松竹梅をそろえ適正価格で売る」、「韓国は日本のようにイノベーションは起こさないし、そのための基礎研究に興味がない。基礎研究は日本に任せて、デザインやマーケティングなど、販売に直結する領域に注力する。日本が隣国である地の利を活かし、知財に無頓着な日本から優秀な人材を引き抜くことができた」等々。
吉川氏は、日本企業に次のように忠告しています。「きりのない過剰品質は顧客にそっぽを向かれる」、「日本には危機感はあるが危機意識がない。喉もと過ぎれば熱さを忘れる。平時こそ危機意識を持ち次の一手を考えないといけない」、「今度は韓国から学ぶべきだ」と。

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OPTRONICS TODAY 3月号 No. 35

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(月刊OPTRONICS 3月号より転載)
<FOCAL POINT>
■光ビジネスの再生・発展を目指し、日本フォトニクス協議会が設立(PDF)

OPTRONICS編集部

<NEWS FLASH(PDF)>
 ・パナソニック、3D対応プラズマテレビを発売へ
 ・TRADIM、LCD用フィルム基板部材の開発に成功
 ・シャープとサムソン電子、液晶特許問題で和解
 ・Apple、電子書籍機能を搭載した多機能情報端末『iPad』を発売へ
 ・FETのFED技術資産をAUOが買収へ
 ・産総研など、ダイヤモンドLEDを開発
 ・LED電球のラインナップ拡充への動きが活発化
 ・NEDO、次世代省エネ型照明開発に助成
 ・NICT、量子もつれの強さを増幅する技術を開発
 ・ベル研究所率いる国際コンソーシアム『Green Touch』が発足
 ・KDDI、J:COMを傘下に
 ・日立製作所、現行比5倍以上の記録密度を可能にするHDD基本技術を開発
 ・静岡大学、光学レンズ向け洗浄技術を開発
 ・Varioptic、光学式手ブレ補正機能を備えた液体レンズを開発
 ・大阪大学、「フォトニクス先端融合研究拠点」が科研費プログラム継続課題に決定
 ・材料科学技術振興財団、第10回 山崎貞一賞を募集
 ・モリテックス、本社移転

<OPTRONICS 定期購読案内>
■3月号特集「話題の立体映像技術
 今回の特集では、いま話題の立体映像技術を取り上げました。企画していただいたのは、千葉大学名誉教授の本田捷夫先生です。各ご執筆者には立体映像に関する最新の情報を提供していただきました。(3月号コメントより)
※月刊OPTRONICS 年間購読のお申込みはこちら
<月刊OPTRONICS 広告案内>
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<書籍案内>
 レーザーディスプレイに関する光源技術から光学システムまで
 技術全般にわたるテーマを取り上げた初の本格専門書
 「解説 レーザーディスプレイ -基礎から応用まで-」
  ◇体裁:A5判 約320頁
  ◇編者:黒田和男、山本和久、栗村 直
  ◇企画:(社)応用物理学会 日本光学会 レーザーディスプレイ技術研究グループ
  ◇定価:3,730円(3,600円+税)
  ※詳細は光のオンライン書店をご覧ください。
<マルチクライアントスタディ>
 弊社が企画・提案する特定のテーマについて、複数のクライアント様からの共同受託に基づいて、調査・分析を行うものです。
 発売中 - 紫外線および赤外線領域のビジネス動向調査
 ※マルチクライアントスタディの詳細はこちら
<光技術と医療をつなぐ「メディカル・フォトニクス」>
■医療と光技術をつなぐ 「MEDICAL PHOTONICS」4月発行へ
 医療と光技術をつなぐメディカル・フォトニクス分野における技術の向上や医工連携推進に役立つ記事を毎号わかりやすくお届けします。
 ※詳細ページはこちら
■医療と光技術に関する製品ガイド
  「メディカル・フォトニクス製品要覧(WEB版)」
「メディカル・フォトニクス製品要覧(WEB版)」は、医療に関わる製品なら全て無料にて掲載していただけます。ぜひ下記アドレスよりご登録下さい。関連企業の皆様のご協力をお願い申し上げます。
 ※アンケート回答ページ
<光産業専門求人・求職ナビ>
■ オプトキャリア
 一般の人材紹介業社では得られない「光技術・光産業」経験者を、ご要望に叶う分野(例えば、光学設計、レーザー、計測・分光、記録情報、薄膜、通信、光材料、センシング、ナノテク、光メディカル等)からピンポイントでご紹介いたします。
 http://www.optocareer.com/
<光産業に特化した「事業承継/M&Aコンサルティング」>
■ オプトパートナーズ
 企業文化を考慮に入れた事業マッチングで皆様のお役に立ちたいと考えております。
 http://www.optopartners.com/
<技術フォーラム>
■ 日本フォトニクス協議会(JPC)
 日本フォトニクス協議会ではさまざまなイベント、フォーラムなどを通じて、会員相互の親睦を図り、その活動を内外に広く知らしめ、会員のより幅広い活動をサポートします。
 http://j-photonics.org/

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編集長の今月のコメント(2010年3月)

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編集長 川尻多加志

パナソニックが3D対応のプラズマテレビの発売を発表しました。
http://allabout.co.jp/gm/gc/24491/
サイズは50型と54型の2種類、液晶シャッタ方式のメガネを使用して、世界初のフルハイビジョン3D映像を鑑賞できるというものです。同時に、同社はこれも世界初というブルレイディスクレコーダとプレーヤの発売を発表しています(3日後にはソニーもブルレイディスクプレーヤの発売を発表)。
ソニー、シャープ、東芝などの国内勢の他、サムソンやLGといった韓国勢も3Dテレビの市場投入の準備を進めています。ラスベガスで開かれたインターナショナルCESや国内のシーテック等、関連する展示会では会場が3D一色に染まった感もありました。3Dブームは過去にも何回かありましたが、今年はどうも3D元年という言葉が当てはまりそうです。
映画の世界では、ジェームズ・キャメロン監督の3D映画「アバター」が大ヒット、これまでの興行収入記録を塗り替え、記録を更新中です。この映画はストーリーはもちろんですが、3D映像技術の完成度が非常に高いと評判になっています。米国ではデジタル・シネマの普及に伴って3D映画を上映できる劇場が多くありますが、これを機会に日本でも増えていくことが期待されています。また「アバター」以外にもジョージ・ルーカス監督やスティーヴン・スピルバーグ監督が3D作品を手掛けると表明していますので、今後が楽しみです。
劇場で3D映像の素晴らしさを体験した人達が、家庭でもその映像を見てみたいと思うのは自然の流れでしょう。家庭で3D映像を視聴するニーズは着実に高まると期待されています。今月号の特集では、いま話題の立体映像技術を取り上げました。企画していただいたのは、千葉大学名誉教授の本田捷夫先生です。各ご執筆者には立体映像に関する最新の情報を提供していただきました。
本田先生が総論で指摘されているように、立体技術は映画や放送・通信分野だけでなく、メディカル・バイオ分野、デジタル・アーカイブ分野、アミューズメント・公共施設分野、アーケード・ゲーム分野、コンシューマ・ゲーム分野、設計・製造・メンテナンス分野、訓練・教育分野、広告・宣伝分野等々、幅広い分野での利用が期待されています。
なかでも3Dテレビに関しては、韓国や台湾メーカーに奪われたディスプレイ市場を取り戻す絶好のチャンスと、日本メーカーの期待には大きいものがあります。優れた技術を上手くビジネスに繋げてほしいと思います(なお、本特集に載せたかったテーマの幾つかは、残念ながら執筆辞退で掲載できませんでした)。
日本経済研究センターが、各国の2009年潜在競争力の調査結果を発表しました。50か国中、日本は順位を二つ下げて14位に後退してしまったそうです。潜在競争力とは、今後10年間に一人あたりの国内総生産をどれだけ増加させる素地があるかを測る指数。日本の強い分野は「科学技術」や「企業」で、弱い分野は「政府」「インフラ」「金融」ということです。成長戦略としての経済政策の基本が、節約と埋蔵金だけでないことを期待しています。

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企業家精神(久野幸一税理士メルマガより)

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 資本主義経済の最大の牽引力は「企業家精神」であると、9日に日経新聞編集委員の三宅伸吾氏が、コラム「一目均衡」で書いている。
 共産党は財政の話をするときに、必ず株式の譲渡益課税や配当課税について金持ち優遇だと声を大にする。少し前の社民党も同様でした。
 創業の精神に燃えて、自分の持っている技術でノウハウで世に問うてみたいとの若者が、会社を設立し、やがてその意図が社会に受け入れられることとなり、株式上場に向かい、巨額の富を得る。この代表的な成功者がライブドアの堀江貴文氏でしたが、フジテレビとの戦いに敗れてからは、世間では袋叩き状況です。
 このような成功事例は、万分の一にも満たず、多くの若者や有為の人々が悪戦苦闘して、今の世で頑張っているのです。
そのような会社を支援して紙屑と化した多くのリスクマネーも、この譲渡益や配当の裏にあることも忘れてはいけないのです。
 しかも、今の個人の確定申告で、株式譲渡損の繰越が認められているのはたったの3年です。今年もその3年の年限が切れて、繰り越せない譲渡損が多額に及んでいました。
 資本主義社会に我々は存在しているのです。共産主義や社会主義がうまく行かないことは過去の歴史が証明しています。
資本主義経済の最大の牽引力である企業家精神を支援するリスクマネーへの税制や主要国で最高税率となっている法人税率に引き下げを盛り込んで、国全体が元気になる政策に転換することを期待したい。
久野幸一税理士事務所

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「レンズ設計・製造展2010」併設行事 レンズ特別セミナーのハイライトのお知らせ

弊社が2010年の4月21日~23日に横浜パシフィコにて開催する光技術の専門展示会「OPTRONIOCS World 2010」に併設して様々なセミナーが開催されます。
4月21日の午前中(9時半~12時45分)に開催される『レンズの材料・加工・計測技術に関するセミナー』について簡単に紹介させていただきます。
このセミナーでは「光の波長以下の光学素子の開発」についてや「ガラスの物性の面白さと共に光学特性」に焦点を当てたお話、あるいは「光学薄膜を製品化する上で必須な設計・成膜・評価」について分かりやすい解説がなされ必ずお仕事に役に立つコースと思われます。
参加料は一般が14700円だが、今なら10500円で受講することができますので奮ってご参加ください。
なお申込みは下記のWebサイトから簡単に出来ます。
http://www.optronics.co.jp/optworld/spring/seminar_form.php
【LS-1】コース『 レンズの材料・加工・計測技術(1)』
■大面積ナノ構造作製技術によるサブ波長光学素子開発
(講師) 産業技術総合研究所  栗原 一真 氏
光の波長以下のサイズのナノ構造物を透明基板の表面に光の波長より細かな構造を人工的に作り込むことで、基板表面の屈折率分布を自由に設定することが可能になり、反射防止機能、2次元空間に人工配列可能な1/4波長板や偏光分離素子、波長選択フィルタなどが実現できる。そのことから、近年、カメラのレンズ、ディスプレイ、太陽電池など、さまざまな光学デバイスへの応用が検討されている。
これらの光学デバイスを実現するためには、極微細パターンのナノ構造物を精密に作製する必要がある。この金型表面への微細パターンの描画には、通常、電子線リソグラフィ法やステッパや2光束干渉露光法などが使われているが、これら描画方法は、大面積の描画を必要とするデバイスに適用する場合には、描画雰囲気制御が難しいことや作製コストが膨大になることから実用的ではないことが課題となっている。本講演では、これらの課題を解決し大面積でかつ高速・安価なサブ波長光学素子作製を実現するために、光ディスク装置を応用したレーザ熱リソグラフィ法を用いての大面積サブ波長光学素子と金属ナノ粒子を用いた反射防止ナノ構造光学素子を開発したので究成果を紹介する。
         
■光学ガラスの基礎知識―新しいガラス材料が新しい光学を拓く-
(講師)諏訪東京理科大学 西澤 紘一 氏
ガラスの歴史は極めて古い。紀元前4000年より古い時代にメソポタミアで砂の表面を融かし彩色したビーズの飾り物が発見されている。生活必需品であった陶磁器を製造する際にたまたま不純物として混入したアルカリ金属や遷移金属がガラス状の滑らかな光沢や彩色をもたらしたと考えられる。その後ガラス食器として開発され、近代になって透明な窓ガラス向けの工業材料として認知されるのである。ガラスの透明性と加工性を利用した光学材料として、17世紀から始まる天体観測用望遠鏡の発達と共に関心が高まり19世紀にはいるとドイツのショット、アッべ、ツアイスなどが光学ガラスとして完成させた。最近は、低損失大容量な通信媒体で良く知られている光ファイバへの応用が典型例である。さらに、ナノガラス、ファイバレーザ、波長変換ガラス、蛍光ガラスなど枚挙にいとまがない。本稿では、ガラスの物性の面白さと共に光学特性に焦点を当てて解説してみたい。
 
■光学薄膜の設計・成膜・測定の基礎
(講師) オプトグリーン株式会社  生水 利明 氏
光学薄膜が使われる分野は年々広まっており、光学機器以外にも応用されている。光学薄膜はその歴史においてレンズの反射防止膜、金属ミラーから始まり、近年では層数が100層以上にもなる高精度干渉フィルターが実用化されている。一方その重要性は最近の地球温暖化対策として、省エネ技術の応用の一つとして赤外線選択反射膜なども注目されている。本講演では広範な分野で利用されている光学薄膜を製品化する上で、必須な設計・成膜・評価の一連の工程を、ARコート(反射防止膜)を中心に最新技術及び今後の展望をおり込みながら紹介する。
なお申込みは下記のWebサイトから
http://www.optronics.co.jp/optworld/spring/seminar_form.php
セミナーの全貌は下記サイトをご覧ください。
http://www.optronics.co.jp/optworld/spring/ls_seminar.php

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