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-レーザー応用セミナー
光渦の基礎とレーザー加工への展開
また、光渦の特徴である角運動量を有効に活用した応用例としてレーザー加工を取り上げます。光渦レーザー加工は従来のレーザー加工とは異なる付加価値を与えます。例えば、レーザー光を照射するだけで物質表面が螺旋構造や針状構造に変化するためメタマサーフェースはもちろん撥水・親水をはじめとする表面加工なども可能にします。
フォトニック結晶ファイバによるレーザー加工用ハイパワー伝送
ここでは光ファイバ内に複数の空孔を有するフォトニック結晶ファイバ技術を用いて、単一モード伝送とハイパワ伝送性能の拡張性を有する新たな光ファイバについて検討した。光通信システム向けの設計および試作結果を示すとともに、kW級の超ハイパワ伝送への拡張性について紹介する。特に試作結果より、7 kWの単一モードレーザ光を単一モード級のビーム品質(M2 = 1.7)で30 m伝送することに成功したので、その実験結果を紹介する。
レーザークリーニングの実用化の可能性
クリーニング用レーザーの高出力化が進んでおり、高出力、高効率で優れた集光特性を持つファイバーレーザーも熱源として採用されてきている。また、レーザークリーニングにはパルスレーザが使用されてきたが、より高い加工効率を実現するためにCWレーザーを高速走査するレーザークリーニング装置も製品化されている。レーザークリーニング装置の能力向上に対応して、より厚膜、より大面積の加工が可能になり、航空機の大型の成形型のクリーニング処理や、自動車のホットプレス用アルミメッキ高張力鋼板の溶接前処理、橋梁のメンテナンスのための錆、塗膜の除去、原子力発電設備の除染処理等の新しい用途開発が進んでおり、レーザークリーニングの適用拡大の可能性が広がっている。レーザークリーニング技術とその適用例および今後の実用化の可能性について紹介する。
プラズモニクスの基礎とバイオ分野への応用
金属ナノ構造体によるバイオセンシング・イメージング
深紫外プラズモニクスと高感度バイオイメージング
本講演では、紫外領域において表面プラズモンを励起するために必要な条件と金属の特性について述べ、アルミニウムを用いて励起条件の最適化を行った結果を示す。金属の膜厚、表面酸化による励起条件の変化、入射角などを最適化した結果を紹介する。シミュレーション結果と基礎実験結果の比較検討を行った結果を示す。
紫外領域で表面プラズモンが励起できると、光子エネルギーの高い波長領域での電場増強を実現できるため、様々な新しい応用分野への展開が期待できる。本講演では、電場増強効果を利用して、バイオイメージングおよび金属からの光電子放出を高感度に実現した結果を紹介する。バイオイメージングでは、多重染色した細胞を一つの励起光で観察可能なマルチカラーイメージングの結果と非染色細胞の自家蛍光を励起した結果を紹介する。

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セミナー申込手順
※有料セミナー キャンセル規程:
お客様のご都合による受講解約の場合、10/15までは受講料の50%、10/16以降につきましては受講料の全額を解約金として申し受けます。
※学生料金:
個人もしくは学校からのお支払いで、30歳未満の方が対象となります。
尾松 孝茂
千葉大学
大学院融合科学研究科 教授
現職 千葉大学大学院工学研究院・教授 分子キラリティー研究センター・センター長
1983年 東京大学工学部物理工学科卒業
1992年 東京大学大学院工学研究科物理工学専攻修了 博士(工学)
2006年 千葉大学大学院融合科学研究科・教授
2017年 現職
応用物理学会フェロー、The Optical Society Fellow、Editor-in-Chief OSA Continuum
松井 隆
日本電信電話(株)
アクセスサービスシステム研究所 主任研究員
2003年 北海道大学大学院 工学研究科を修了
同年 日本電信電話株式会社 アクセスサービスシステム研究所に配属
2008年 北海道大学大学院で博士(工学)を取得
2009年 技術士(電気電子部門)に登録
通信用光ファイバの設計・評価技術および周辺技術に関する研究開発に従事
ファイバオプティクスに関する国際標準化活動(IEC TC86に従事)
三瓶 和久
タマリ工業(株)
レーザ事業部 理事
梶川 浩太郎
東京工業大学
工学院 電気電子系 教授
1989年東京工業大学大学院修士課程修了。東京工業大学助手、理化学研究所基礎科学特別研究員、名古屋大学助手、東京工業大学助教授などを経て2008年東京工業大学教授、現在に至る。博士(工学)
井上 康志
大阪大学
生命機能研究科 教授
1987年大阪大学工学部応用物理学科卒業、1989年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程応用物理学専攻修了後、日本電信電話(株)入社。1995年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程応用物理学専攻修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、IBMチューリッヒ研究所客員研究員を経て、1997年大阪大学工学研究科助手、2002年大阪大学大学院生命機能研究科助教授、2006年より大阪大学大学院生命機能研究科教授。2015年から2017年まで大阪大学フォトニクスセンター長。
川田 善正
静岡大学
工学部機械工学科 川田研究室 教授
1992年大阪大学大学院博士課程応用物理学専攻修了. 工学博士. 1992年大阪大学工学部応用物理学科助手,1995年米国 Bell研究所客員研究員,1997年静岡大学工学部機械工学科助教授を経て,2005年より静岡大学工学部機械工学科教授,現在に至る. レーザー顕微鏡,3次元結像光学,フォトリフラクティブ光学,3次元光メモ リ,非線形光学などの研究に従事. 1996年応用物理学会 日本光学会光学論文賞,2007年文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門),2013年 Optical Society ofAmerica(OSA) Fellow 受賞, 2016年~静岡大学研究フェロー 2017年~工学部学部長.